明治HD 傘下のスポーツクラブ売却 セントラルSに約12億円
明治ホールディングス(2269)は16日、事業子会社の明治が保有するスポーツクラブ「明治スポーツプラザ」(川崎市)の全株式を11億8100万円でセントラルスポーツ(4801)に売却すると発表した。株式の譲渡は7月31日付。
明治スポーツプラザは1991年から明治が健康に関連する事業領域を拡大する一環で展開していたフィットネスクラブ事業。現在直営店7店舗のほか、指定管理施設も運営しているが13年3月期末には約17億円の債務超過に陥っていた。譲渡日までに明治スポーツプラザの第三者割当増資を明治が引き受けて債務超過を解消し、明治への借入金を全額返済したうえでセントラルSに売却する。
明治HDは子会社売却が2014年3月期の連結業績に与える影響を軽微とみている。セントラルSの14年3月期の連結業績への影響は現在精査中だが、8月9日に予定する4~6月期の決算発表をメドに公表する予定だ。
13/7/16 フィットネスビジネスSUPER EXPRESS
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株式会社明治スポーツプラザ 株式の異動に関するお知らせ
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明治ホールディングス株式会社の事業子会社である株式会社明治と、セ
ントラルスポーツ株式会社は、平成25年7月16日開催の両社の取締役会にお
いて、明治が所有する株式会社明治スポーツプラザの発行済株式のすべて
を譲渡し、セントラルスポーツ株式会社がこれを譲受けて子会社とするこ
とを決議した。明治は、異動の理由を次のように説明している。
「明治は、明治スポーツプラザが成長戦略を実現し、さらなる発展を目指
すために、フィットネスクラブ業界におけるリーディングカンパニーの1つ
であるセントラルスポーツに明治スポーツプラザの経営を委ねることとい
たしました」。