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facebook journal  2018年11月より   2018.11.28

 


■ 恩知らず or 恥知らず 18/11/26

瀕死の大手自動車メーカーをたった2年でV 字回復させたカリスマ経営者。金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)で逮捕。今朝のCNNでは若くてイケメンのフランス大統領が「日本にはガッカリした。“恩知らず”とは知らなかった」と非難。一方、日本では私事流用の公私混同を批判。不名誉なはずの当事者たちは拘置所の中で胸を張り「不正は一切ない。全て“適切な処理”だ」と主張しているらしい。

適切な処理が「恩知らず」なのか「恥知らず」なのか。受け取り方で内容が全く異なります。

世界中に7ヶ所あるとされる超ゴージャスな“社宅”。その一つがブラジルの高級リゾート地コパコバーナの海岸沿いの高層マンション(ワンフローア全部とか…)。さて、彼の出身地はリオとのこと(?)。が、南部の港町ポルト・アレグレではないか(?)。当地を訪れた時、知人の案内で市内観光。閑静な高級住宅地の一角に彼の固有名詞が付いた通りがあり、彼の大邸宅と日本経済への貢献を自慢していたからです。

さて、抜群の頭脳の持ち主の彼。実はレバノン系ブラジル人とのこと。どうりで合点がいきます。アラブ人と中国人の共通項の一つは商売上手と家族の絆。彼は母や姉をアドバイザーの名目で抜擢。高額な手当てを支給。7ヶ所の社宅に加え身内の手当まで支払わされていた日本の大会社はたまったものではない。恩知らずと言われようと、鬼の居ぬ間の大選択。恥知らずにも程がありますからネ。


■ 頑張ろうニッポン 18/11/24

2025年、大阪万博、決定。

日本が最もエネルギッシュだった絶頂期は1970~85年(昭和45~60年)。15年間。成長の意気込みを世界に示した二つの国家イベントがあります。1964年(昭和39年)の「東京五輪」と1970年(昭和45年)の「大阪万博」です。“団塊の世代”と称される戦後間もなく生まれた日本人。私もその一人です。生涯で二度、二つの国家イベントを観る事になります。

私事で恐縮ですが、私は17歳。東京五輪水泳競技最終日最終種目、男子800リレー銅メダル。水泳ニッポン唯一のメダルとなった表彰式を代々木五輪プールのスタンド最上段の片隅で観まし た。そして、23歳。開催早々の大阪万博へ。長い列に並び、米国館でアポロ宇宙船が月から持ち帰った石を観ました。数日後、羽田空港からフィリピンへ旅立ちました。午前便が遅れに遅れ、ロビーは大混雑。緊迫した中、出発できたのは午後でした。その 日(1970年3月31日)、日本赤軍9名が日航便(よど号)をハイジャック。北朝鮮へ亡命した日でした。

その後、3年間、フィリピン首都マニラに滞在。フィリピン水泳連盟と同大学体育学部に勤務。今の私の基礎となる貴重な経験を積みました。日本の絶頂期を生きた“団塊の世代”(806万人)が全員75歳(後期高齢者)になる2025年。社会保障制度(年金・医療・介護)の深刻なコストアップ防止のリストラを控え、気持ちが下がる昨今。2025年大阪万博開催は嬉しいニュースでした。

頑張ろう…ニッポン…


■ レジェンドと虚像と実像 18/11/22

瀕死の大会社をたった2年でV字回復。余剰人2万人を首切り。“コストカッター”の異名を持つ剛腕経営者。日本経済の救世主とまで言われたレジャンド。日本一高額なビジネスマン。が、虚偽申告。金融犯罪容疑で逮捕。ショッキングなニュースは世界を巡りました。あんな雲の上の人でも、一皮剥けば、どこにでも居そうな欲張りオジサン。桁が違うだけ…。人の人生は解らない。一寸先は闇。

さて、もし、収入の金額がどれも同じ、どれをしても必ず成功する。と言われたら…どうしますか。生活や身分が担保されたら、どうするか。どんな職業を選ぶ(?)。どんな事をしたい(?)好きな事を好きなように出来る。やり甲斐のある人生は…。どこへ行っても人々の話題の中心。どうする…。まるで彼はそんな仕事人。超ラッキーな人生。お金なら“腐る”程ある。さてどうする。

彼はどこにでも居そうな欲張りオジサンの一人に過ぎない。世界に7ヶ所あるらしい超豪華な住宅。何と全部“社宅”とか…。せこいネ…。当然、銀座やパリやNYの高級店で飲み歩く飲食代も会社持ちなのでしょう。

あなたにとって人生の価値は何か…と訊いてみたね。


■ 知識を決める 3つの言葉 18/11/19

私は15年間、大企業の関連子会社が経営するスイミングスクールに勤務しました。自称競泳コーチ(?)でした。選手の才能が開花するに従い、中央へと引き上げられる。派手な“育ての親”へ。次第に地味な“生みの親”の存在が薄れて行きます。選手本人は短い選手寿命ですから少しでも才能(記録)が伸びる好環境に身を置きたいと願う。“生みの親”は悔しさと嬉しさとが半々。複雑な思いで巣立ちを見送る。それが原因ではないが、いろいろ悩んみ、勤務先を退職。異なる道を歩み、今日に至っています。

退職後の進路を悩んできた時に出会った本『人を動かす』(byディール・カーネギー)。何度も読み返しました。やがて『原因と結果』(byジェームス・アレン)や『運の引き寄せの法則』(byウイリアム・アトキンソン)など、俗に成功哲学の名書と言われる本を読み漁りました。イイ時にイイ本と出会えました。

成功哲学には人生(生き甲斐)と仕事(働き甲斐)の二つの分野があります。出世に関する仕事より、私の場合、自己実現に関する人生の方に興味がありました。そこには6つのカテゴリがあり、その一つがインテリジェンス(知識欲)です。その中身は次の3つ…。

|集中力|思考力|創造力|

意外と解り難いのが思考力です。何故ならば、世の中に氾濫している“事実”と称する情報は、実は事実ではない。つまり、事実に見せかけたのが多い。事実は数学に似ており<1+1=2>で誰でも同じ条件であれば答えは一つ。が、思考は違う。正解はない。<1+1=11>かも知れないし<1+1=1>かも知れない。事実と思考は似て否なるモノです。その情報が事実なのか、あるいは事実に見せかけた思考なのか。よく考えねばなりません。


■ 人生が変わる言葉 18/11/18

『思考は現実になる』。誰しも一度は聞いたことのある有名な言葉です。ドッキとする響きがありますね。<そんなバカな…>と冷笑する人。<そうなんダ…>と発奮する人。言葉を受け取る側の姿勢で言葉の意味が変わります。

この言葉で大ヒットした本があります。成功哲学の象徴的なヒト、ナポレオン・ヒルです。が、これには“タネ本”があります。『思いと現実の法則』byウォレス・ワトルズです。今も時々ベストセーラーとなる成功哲学、多かれ少なかれ彼の考え方をベースに独自の考え方をしかプラスにした内容です。

さて、ワトルズはこう言ってます。「ヒトの一生は3つを追い求めることなのだ」と…。つまり…。

|夢を叶える|成功する|幸せになる|

『思想は現実になる』と信じ、励み、生きれば、そうなる。ヒトは自分が思った通りのヒトにしか成れない。誰にでもそのパワーとチャンスがある。信じるか信じないかで生き方が変わる…とワトルズは言っています。あたなはどうしますか。


■ 消えた現代史 原爆と北方領土 18/11/16

不動産での借地権と借家権の違い。動産の所有権と占有権の違い。土地にせよモノにせよ支配と活用。法的な権利関係と経済的な損得勘定とは別物です。この数日、北方四島を巡る日本とロシアのトップ間の綱引きが話題になっています。どうもロシアは二島だけなら日本へ「売却」してもイイ…。が、島々の「主権」までは譲らない。実行支配はこれまで通り。そんな虫のイイ話しらしい。20年前の“Muneo’s House”頃より条件が悪くなっているように思えます。

そもそも何故ロシアが実行支配しているのか。その本当の理由は誰も何も言わない。口にしない。なぜ“タブー”なのか。

2年前、アイチを教えにワルシャワ(ポーランド)へ。戦争博物館へ行って初めて“タブー”のワケが分った。何と広島・長崎とリンクしていたからです。米軍の2個の原爆投下でソビエト軍(世界最強の戦車王国)が北海道侵攻を思い止まった。そうでなければヤルタ会談(1945年2月/写真)で決めた通り、戦争機軸国(ドイツ・ジャパン)の戦後分割。それが実現していたかも知れないからです。ソビエト(現ロシア)から言わせれば、北海道の実行支配権を放棄したのであるから、北方領土は譲れない。ロシアのモノだ。とは言え、事と次第では(金額によっては…)、小さな二島だけなら“売却”してもイイよ…。そう言っているように聞こえます。敗戦国の悲哀が未だに続いています。

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ソビエトが侵攻して来たら、手書きでソビエトの国旗を作り、店先に掲げ、歓迎の意を示そう。そんな話を大人たちがしているのを記憶しています。私は東北、仙台の生まれでしたからね。戦後まもなくの話しです。庶民はアメリカ兵よりソビエト兵を怖がっていたのでしょう。当時も今も戦後レジュームを決めたヤルタ会談の事は詳しく知りません。幼なじみが元某大学の歴史の先生。酒席の雑談の中で、ポーランド戦争博物館で見たヤルタ会談の展示の件を話すと「ノーコメント…。ヤバイからね」との事。アメリカ軍の原爆投下とソビエト軍の北方領土侵攻の真相はタブー。闇の中。君子危うきに近寄らず。


■ お役に立てるちがハナ 18/11/14

平成最後の年、残すところ僅かです。この時期、来年のカレンダー&手帳を購入。AD研の各種講習会&養成コースの年間スケジュールを記入。海外出張日程も書き込みます。来年は9ヶ国へ。お招きを受けています。お役に立てるうちが華…。元気がでます。頑張ります。

1月 タイワン(アジア)
5月 アメリカ(北米)
6月 タイ(アジア)
7月 ギリシャ(欧州)
9月 イタリア/ポーランド(欧州)
11月 チリ(南米)
12月 コスタリカ(中米)/プエリトリオ(カリブ)

日本を飛び出し、新旧知人らと会い、話し、考える。良くも悪くも、海外から見る日本の姿はチョットと変。先進性もあり、後進性もある。いずれの日本も客観的に見え、面白い。海外で見聞きした事はSNSやブログ他でお伝えします。これも健康と体力があっての事です。気を付けます。


■ AIに聞いてみた 健康寿命 18/11/13

NHKドキュメント「AIに聞いてみた」第3回は健康寿命。元気に何歳まで過ごせるか。平均寿命との差が短ければ短いほど、“ピンピンコロリ”の人生が送れる。二つの寿命の差は男性9歳、女性12歳。その格差間は、寝たっきりや介護状態で暮らすことになる。

健康寿命を伸ばすポイントは「運動」と「食事」。常識的にはそれが決め手。と思いきや、意外にもAI(人口知能)は「読書」だと言う。老人の一人暮らしがイイらしい。地域社会の治安の良さも大事とのこと。老後の豊かな生活の“秘訣”は意外な処に隔されている。これまでの常識はたよりになりません。面白い番組ですネ。


■ Tokyoの次は「2025問題」へ 18/11/12

「Tokyo 2020」へ向け、カウントダウン。が、残念な事に、新五輪大臣の失言が物議を醸し、肝心の開催モチベーションにブレーキを掛けています。さて、終了後に控えている深刻な社会保障問題はあまり話題になっていません。「2025問題」です。世界でどの国も経験したことのない“超高齢化社会”。活力ある国づくりはどうあるべきか。

2025年、65歳以上の日本人840万人。何と要介護2認定者5人に一人とか。年金・医療・介護など今のシステムでは確実に行き詰まる。恐ろしい“制度崩壊”を防ぐにはどうすべきか。人生100年・人口1億人の時代へ。子育て支援・女子力の社会活用・教育の無償化と充実、などなど問題が山積してます。

そんな中でエベレストを制覇したス-パーお祖父ちゃん。次は南米最高峰へチャレンジするとか。健康で元気であれば何かにチャレンジできる。今朝、河川敷をゴミ袋を片手に散歩する高齢者“サークル”を観かけました。


■ 共産圏ベトナムでF1レースを開催? 18/11/08

2020年、東南アジアの共産国ベトナムでF1レースを開催する。エッ…耳を疑いました。東南アジアの躍進ぶりは恐ろしい。驚きです。

ベトナム戦争終結20年目。1995年の旧正月(2月)、ロードバイク持参でベトナム半島を縦断しました。ハノイ⇒ホーチミン(旧サイゴン)へ。ホーチミン市内で小規模スーパーを見かけた。が、展示棚は空きが目立ち、品不足が明らかでした。途中の中小都市では全く見かけませんでした。

その国が来年中に自国産の乗用車を販売。そして、翌年にはF1レースを開催。私が走った国道1号線の道脇には主食のライペーバーが干されいた。あの国でF1レース、とても想像できません。それが今の東南アジアの現状なのでしょう。ついて行けませんネ。


■ アクアはウォーキングとジョギングの中間 18/11/07

垂直体で手足を動かすアクアエクササイズ。水平体で手足を動かすスイミング。アクアは接触運動、スイミングは無接触。当然ながら双方の運動量には違いがあります。

一般論として、アクアの運動量は200キロカロリー(30分間)。日本的に言えば、コンビのおにぎり1個分とほぼ同じ。アクアはジョギングとウォーキングの中間程度の運動量だと考えられています。

どの泳ぎ方にせよ、スイミングで30分間泳ぐには相当の泳力が必要です。その点、アクアなら全く泳げない“カナズチ”でもすぐに出来る。それが最大のメリットですね。


■ シンプルに考えよう 18/11/06

『オッカムの剃刀』と言う言葉があります。哲学用語。その意味は、何事も本質や原理は単純で分り易い。物事を複雑に難しく考えるな。単純に考える。それが最も効果的に解決する。考え方の事を言います。余計な事や不要な事は考えずにバッサリ切り捨てろ。

中世時代、フランシスコ会の修道士だった彼(オッカム)は、当時、ドロドロした宗教界の権力闘争に嫌気をさした。彼は声を上げ、空虚な言葉や概念に振り回されると本質を見失い、何も解決できないと言い出す。大改革を成し遂げた。

いつの世も、問題や課題を人々は複雑に考える。そして、原理や本質からどんどん離れてゆく。結果、的外れの解決しかできない。迷ったらシンプルに考える。それが一番…。

Occam’s Razor: The simplest solution is always the best


■ 国家の存在意義と自己責任 18/11/05

イスラム系テロ集団とは名ばかりで実は“人質ビジネス”の犯罪集団。3年数か月、拘束された日本人ジャーナリストが数億円(?)の“身代金”を支払い、解放された。それを巡って賛否が論じられている。危険を承知で紛争地域へ潜入したのであるから、報道取材活動をするジャーナリストの「自己責任」たとの声が耳に入ってくる。とんでもない考えだと私は思います。

耐え難い拷問を受け、人としての尊厳を奪われ、地獄の底に落とされ、命乞いする人を“自己責任”を盾に批判する人々。安全圏に身を置き、ヌクヌクと暮らしている人が好き勝手な事を言う。腹が立ちますね。

私は20代後半、戦火の跡が残るフィリピン・マニラに3年間暮らしました。日本軍が行った「パターン死の行進」(1942年4月9日)はフィリピン人の屈辱の日。今では記念日になっています。その日に不覚にもマニラ下町を歩き、バケツで汚水を浴び、小石を投げられた経験があります。別の意味で私にとって“屈辱”の日として忘れれられない思い出があります。その時、<国家とは何か>を考える切っ掛けになりました。

なせ国家があるのか。なぜ海外ではパスポートを持参しなければならないのか。国家は国民に何をしなければならないのか。それを考えると「自己責任論」を云々する人々は本末転倒であるように思えます。国家は国民の3つの権利を担保するために存在する。すなわち「人権」「生命」「財産」を守る為に国家がある。パスポートはその象徴です。


■ ゴージャスな昼食に大満足 18/11/04

AEA/ATRI併行開催。養成コース前半(3日間)無事終了。連日ハードな講座内容です。楽しみはランチ。日頃、受講者の多くは忙しい。移動中に軽めの昼食を済ませる方が多いと聞きます。せめて養成コース期間中はランチはゆっくりシッカリ食べ、午後の講座へ。こんなランチを食べました。ご馳走さまでした。


■ 資格保障 二大国際ライセンス 18/11/01

明日から始まります。二大アクアの国際資格、アクアフィットネスのAEA(全米アクアフィットネス協会)、アクアセラピーのATRI(米国アクアセラピー&リハビリ協会)の指導者養成コースです。同時併行開催。アクア指導に必須な学習と訓練。国際スタンダードの原理原則をお伝えします。短期決戦(5日間)です。長い指導者人生のスタートラインに立ち、一歩前に踏み出す勇気と自信。それをお教えします。

諸事情で今回、チャレンジできなかった方。心配ご無用。来年は年二回(6月/11月)行います。日程は以下の通りです。手帳にメモして下さい。待っています。

 

■5月31日-6月2日(金土日)/8-9日(土日)
■11月1-3日(金土日)/9-10日(土日)

詳しくはAD研へお問い合わせください。045-544-9098