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facebook journal  2018年12月より  2018.12.27


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■ 柿を食べて年を越す 18/12/27

柿食えば 鐘が鳴る鳴る 法隆寺 (松岡子規)

この時期、柿が旨い。今や“柿”は日本を代表する果物として世界中“Kaki”で通じます。知人宅の庭に生った柿が届きました。「これが最後です」「最上部に生ったモノです」(日を沢山浴びたモノ)と添え書きがありました。来年、知人宅は建て替え。柿の木を伐採するとのこと。小ぶりだか甘い柿。毎年、楽しみにしていました。

スイカとカキは大好物。この最後の柿を食べ、新年を迎えます。


 ユニークな見方と考え方 18/12/26

過日、水泳関係者の忘年会で知り合った初老の紳士。何と「吉田勝平の最後の弟子」とのこと。上智大出。“かっぺい”先生が退官した年に卒業だったとか。懐かしい先生の話で盛り上がりました。その方からメール。先生の人となりを知るエッセイです。

ご興味のある方は こちらへ ↓↓↓
http://sophia100.jp/100/12_omoide/bu12.html

実は1980年代後半、アクアダイナミックスフォーラム(現アクアフォーラム21)で講師をお願いしました。先生はバランスギア3点セット(ボード・リング・ハンズ)を大変褒めて頂き、特にバランスハンズがお気に入りでした。ストロークの決め手は親指でのバランス。ユニークな“勝平理論”に通じる考え方。これが理由だったようです。

早稲田に小柳、日大に村上、立教に太田、そして上智に吉田。独創的な見方や思考をする水泳指導者がいた時代。いつの間にか消えた昨今。淋しい限りです。


■ 台湾のカイドブイクで勉強中 18/12/25

新年早々、タイペイ(台湾)へ。只今、ガイドブックで勉強中。

前回、何時・何処で・何をしたのか。よく思い出せない。車の窓から見える町並み、人々は自転車とバイクで移動。凄まじい迫力でした。ハイドロトーンの部品の一部は台湾製。米国(販売元)⇔台湾(部品製造先)、その間に商社(本社オランダ)が介入していた。部品の不具合があり、デンワやファックスではで伝わりにくい。そこで現地駐在員(オランダ人)と製造先の女性社長と私とで終日ミーティングした。その甲斐あってその後クレームは解消した。1泊2日の弾丸旅でした。

今回、3泊4日。フリーディーが一日ある。有意義に過ごす為にガイドブックを購入。情報収集をしている最中です。

詳しくは こちらへ ↓↓↓
https://docs.google.com/…/1S-5jeMsGvLsERBN_EoCTFY…/viewform…


■ 100兆円の借金 返済不要の最後の一手 18/12/22 2

昭和→平成へ。30年前、国家の借金は33兆円でした。それが平成最後の今年の国家予算を見ると、何と借金100兆円越え。国民一人当たり990万円の返済義務を負っていることになる。借金地獄。が、ご心配ご無用(悪い冗談!)。なぜでしょうか…。

江戸時代、150年も続いた徳川幕府も度々深刻な財政危機があった。有名な享保・寛政・天保の「三大改革」です。当時の権力者たちは“グッドアイデア”で危機を乗り切っています。お上がした事は借金を紙一枚で事実上“棒引き”に…。カラガラポン。気分一新でゼロから出直しです。

今も昔も権力者たちの奥の手は同じ。あの手がある。だから、平成の大物政治家たちは涼しい顔をしているワケです。大老水野忠邦の陰が見え隠れしているからでしょう。いざとなれば“平成の改革”で借金100兆円を網引きする。もっとも鎖国時代へ逆戻りしなけれなりませんがネ~。世界中が緊密で複雑なネットワークで相互依存している現代社会です。世界の金融市場をガラガラポン。日本発の金融危機の到来です。さてさて…。

どうするニッポン。どうなるニッポン。

韓国の文大統領が思い切った事をしたことで話題になりましたね。ポピュリズム経済政策が裏目に…先行き自滅すると懸念されているようですが。低所得者向けの借金救済として、街のローン会社からの債務の返済はしなくてもイイ。つまり“棒引き”を立法化したのです。国家規模で“棒引き策”をしたらどうなるのか。ゾーッしますね。


■ 年末年始はお風呂で泳ぐ(?) 18/12/22

通い慣れたクラブへ。が、只今、休館中。年末年始にリニューアルとか。フロント回りは工事人たちがウロウロしていました。築20年以上(?)。リニューアルにプールが含まれているのか否か。今年の年末年始、泳ぎはお休みです。

さて、今年、泳いだ回数は119回。平均週2.2回。近年にないほど少なかった。この年齢にしては海外出張(年5回)が多かった。カゼで数回寝込んだ。初体験で入院(両目の白内障)もした。オペ後、暫く泳ぎは禁止された。そんなこんなでクラブへ通う回数が伸びなかった。

人間は実に勝手な生きものです。泳げないと分ると無性に泳ぎたくなる。お風呂の中で泳げないですかネ…。


■ 日本人とは異なるアラビア人の考え方 18/12/21

中国人とアラビア人は商売上手。友好的で直ぐに親しくなれる。が、実は解り難い人々でもある。人間関係をキープするの難しい。今日、法律や商取引など様々なルーツは彼らが創った…そう言っても決して過言ではない。

私は若い頃、縁あってアラビア人とルームメイトだったことがある。モノの貸し借りの考え方が全く違うのでカルチャーショックを受けた。例えば、タイプライター(今では死語)を彼に貸した。が、戻ってこない。で、自分の机に勝手に移した。彼が戻ってくるなりプンプン怒り出した。そのワケは所有権(ワタシ)と占有権(カレ)の優先順位の違いが理由だった。もう一つ、冷蔵庫の中に入れておいた卵を無断で勝手に食べる。それを注意すると、卵は一度に全部食べられないだろ…と言いだす。止むを得ず“食べてやった”のだと主張する。食べ物は食べる分だけで充分…と逆に彼から叱られた。

一事が万時。論理が有るのだが、何度を聞いて理解できない。強情な言い訳を延々と主張する。解り難い御仁でした。


■ 歴史は何度も同じ事を繰り返す 18/12/20

サラーリマンの時、分厚い本二冊を脇に抱えてきた本社からの天下り上司。「これ読んでみたら…」と得意げに差し出した。分厚さに尻込み。今なら立派な“パワハラ”です。が、読むうちに面白くなった。そのうち、NHKドキュメント番組でシリーズ化された。TVを通じて、あッ…そう言う事かと納得しました。

『覇者の驕り』~自動車・男たちの産業史~。日産とフォードを題材にした栄枯衰退の物語。アメリカの自動車産業が日本の企業(日産)との競争に敗退したワケ。その日産がやがてフォート化してゆく。モレのないムダな経営。ダブりのないムダな経営。日産は巨額の赤字経営へ。“コストカッター”と称する天才アラビア人ビジネスマンが乗り込んできた。一気に黒字化へ。そのアラビア人もやがて覇者の驕りに感染してゆく。

今日の昼時、TVテロップに「容疑者ゴーン氏が保釈」と文字が流れた。東京特捜部が束になって追及したが、ついに逮捕起訴に至らなかった。覇者の驕りを崩せなかったのか…。

どうなるニッサン。どうするニッサン。


■ 横浜・中華街での会食 18/12/19

横浜中華街で会食。混雑を避け平日夜にしました。店内はほぼ満席。意外にも若いカップルが多い。早めのクリスマスディナーなのかも知れません。

ピアノの生演奏を聴きながら、“竹馬の友”と親交を深めました。来年も元気で頑張りましょう。


■ 自転車通勤の5つのルール 18/12/17

次は総裁か…と噂があった自転車好きの大物政治家。落車。脊髄損傷で政界から引退へ。他人事ではない…と思い、自分なりのツールを作り、自転車通勤をしていました。今年の後半、ルールに「夜」が加わり、回数が激減。眼科医からドクターストップです。自動車運転もダメ。メッキリ楽しみが少なくなりました。事故ってからでは遅いとのこと。ご尤も。昼下がり、事務所近くの河川敷きをノロノロ乗っています。

1.「雪」が降ったら…
2.「雨」が降ったら…
3.「風」が吹いたら…
4.「暑」かったら…
5.「夜」は乗らない…


■ 和食としての様々な洋食 18/12/15

久しぶりに駅前の王将へ。開店前に行列が出来てました。ナンバーワン定食(餃子16個)を注文。美味しかった。

数年前、ソウルからの帰路便の中でたまたま隣の席だった韓国人ビジネスマン。日本語ペラペラ。何と東京の某大卒。日本食で何が一番好き…と訊くと意外にも「王将の餃子ですかネ~」と即答。餃子は今や日本食なんだ…と改めて思いました。

ルーツは確かに満州(中国)かも知れないが、餃子もラーメンもソース焼きそばだって今や“日本食”。トンカツだってルーツはミラノ(イタリア)のB級グルメ。が、日本の方が数段美味い。過日、インドへ行ったとき、知人(インド人)に手土産は何がいい?と訊くと「○○印のカレーかな」と言う。今やカレーも立派な日本食。日本人の繊細な舌がホンモノより美味しく進化させる。この種の事は至る所にあります。日本人に生まれて良かった。

イタリア料理の有名シェフが日本のTVグルメ番組へ招聘された。帰国後、本国のTVグルメ番組で「イタリア料理なら新宿に限る。抜群に旨い」と絶賛。物議を醸した。落語『目黒のサンマ』に似た実話。新宿と言っても広い。どのお店だったのでしょうかネ~。


■ 台湾へ 時の流れの中で 18/12/14

正月早々、台湾へ。水泳指導者協会の年次総会で講演してきます。

20数年前、首都の台北へ行ったことがあります。1泊2日の弾丸旅でした。アクアギアに不具合があり、仲介してくれた貿易商(オランダ人)と一緒に製造元へ。終日、会議。宿泊先で食べた夕食と朝食が美味しかった。が、何を食べたのが思い出せません。仲介してくれた方と連絡をとってみました。が、既に退職…オランダへ帰国。製造元は数年前に廃業したとのこと。少し淋しい。これも時代の流れですネ。

さて、今回、フリーディーが一日あります。何を食べるか。何を見るか。今からワクワクしています。


■ 来年こそは 行きたい二か所 18/12/12

今年も残り少なくなりました。終電車には飲み疲れたオジサンや酒臭い若い男女を観かけます。忘年会シーズン。年の瀬ですね。

さて、今年こそ行くぞ…思いながら、今年も行けなかった二か所。青森・三内丸山遺跡と福島・南会津。最寄りの駅まで折り畳み自転車を袋に入れて輪行。後はのんびり景色を楽しみながら走る。ブラリ寄り道をする。うまいソバを食べる。子供の頃、どこかで観た風景が思い出される。来年こそは…実現したい。


■ 魔法の言葉 これさえ決め手の10の言葉 18/12/10 2

今年も残すところ20日。そろそろ来年の生き方を考えねばなりません。日本人の二人に一人はサービス業が生業。ハートタッチが生活の基礎です。常に相手に好印象を与える「魔法の言葉」と称される10の言葉があります。ハートタッチの“達人”を目指しましょう。

1.恐れ入ります  2.差し支えなければ…  3.ありがとうございます  4.承知しました  5.申し訳ありません  6.お手数ですが… 7.失礼しました  8.幸いです  9.誠に勝手ながら… 10.お陰さまです


■ あの日あの時 何してたか 18/12/10

50年前の今日(12月10日)、あのショッキングな出来事が起きた。あの日の事はよく覚えています。想像を絶する金額3億円(現在の価値にすれば20億円とか…)が若者(?)によって奪われた。単独犯(?)。遺留品多数。直ぐに捕まると誰もが思った。迷宮入り。が故に、様々な本が出版された。これもその一冊かも知れない。が、読んでみたい。もしかすると…真犯人かも…。

事件が起きた府中近郊の怪しい若者1000名以上が任意同行。述べ10万人以上の警察官が捜査に投入された。誤認逮捕数回。が、真犯人には辿り付けなかった。一方、過日の渋谷でのハロイン軽自動車横転事件。何と4万人の若者の中から容疑者4名を絞り込み、検挙。SNSや街頭カメラで容疑者の足取りを追跡した結果とのこと。この違いは一体何なのか。


■ 若者がヒロー視する人物とは 18/12/08 2

ロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒット。一方、『走れメロス』や『人間失格』を書いた太宰治の本が売れている。若い世代に熱狂的なファンが多いとのこと。フレディはHIVで45歳で他界。太宰は50歳。愛人と心中。おどろおどろした波乱の人生。空しさと哀しさ。暗く影を落とした生き方。そこに現代の若者たちが惹かれるのかも知れません。

生きた時代が早すぎた二人。もう少し遅れて生まれていれば、ウソのない正直な生き方を受け入れるヒトがいたであろう。世間の観る目も少し変わっていたに違いない。同性愛も不倫も生きる術が見つかったかも…。


■ 亭主 元気で留守がイイ… 18/12/08

飲み屋さんの立て看板。オジサンたちの“ケアセンター”とか…ユーモアたっぷりでイイですね。飲み代はお払い下さい。

『亭主、元気で留守がイイ…』とは、うまいこと言いますね。いずれオジサンたちは会社でも家庭でも“居場所”がなくなり、ケアセンターへ。が、自慢話と愚痴話は空気を汚します。ご遠慮ください。酒は楽しく飲みましょう。


■ 脱サラへの準備と不安定なスタート 18/12/05

電車の中で見た「中小企業診断士」受験コースの広告記事。中小企業支援法に基づく国家資格。合格率は第一次21%、第二次19%とか…。経営コンサルタントを目指す脱サラ組の登竜門。合格者たちの経験談が記されていました。

30数年前、入社以来、“人生の師”と仰ぐ上司(当時、万年専務)が本社へ呼び出し。大企業系列子会社だったので何かにつけて本社詣が必須。その時はチョット様子が違っていた。不機嫌な顔で帰社。「社長になれ…」と言われたとのこと。私は小躍りして<おめでとうございます>と言うと意外な返事。「バカ…まもなくオレはクビだ」「遠からずキミもクビだな」「覚悟しておけ…」と言われた。それ以来、次の人生を考えだしました。中小企業診断士の受験コースへ。週1回の夜間。が、通学初日でメゲた。何と受講者には税理士や不動産鑑定士などプロたちがズラリ。分厚いテキストにもゲンナリ。とは言え、高い受講料を払ったので会場があった赤坂見附へ毎週通いました。が、一次試験は不合格。そうこうしているうちに事態が急変。退職。準備不足ながら独立開業の運びになりました。

もし、あの時、運よく一次試験にパスしていたら、全く違う“脱サラ”人生があったかも知れません。負け良しを込め、不合格で良かった。人生、先の事はサッパリ解りません。

あの頃、末娘が障害児として生まれたばかりでした。数年前、背伸びしてマンションを購入したばかり…。公私に渡り問題山積。上司は短気で頑固。が、情が深く、誠実なヒトでした。自分の事で精一杯。だから「キミの先々まで“面倒”見切れん。私が在任中(社長職)は片目を瞑る。目を外へ向け、次の道を探せ」と言われた。あの人との出会いがなければ…あの一言がなければ…今の私はない。誰と会えるかで人生が決まる。出会いを大切に…。


■ 長女るい 渡米の背景に何があったのか 18/12/03

時代の枠組みを変えるパラダイムシフト。NY9・11テロ(2001年9月)。ショッキングな画像が世界中に流れ、パラダイム・シフトが起きた。その後、我が家にも起きた。芸大卒の長女が唐突に「渡米して演劇を学びたい」と言い出す。「何バカな事を言う」と私は怒った。が、家内は賛成。娘と口裏を合わせたように容認。説得された。テロ後、留学ビザの取得が制限され、数年後に渡米。その日の朝(2003年1月)、自宅前で撮った一枚(写真)。

あの時、なせ「役者になりたい」と言い出したのか不可解。私には謎でした。が、それが今日のランチタイムに謎が解けた。彼女は学生の頃、つかほうへい劇団に出入りした。初耳。劇団で感化されたとのこと。そんな話を家内から聞かされ、驚きました。

何故ならば、実はたまたま詠んだ『熱海殺人事件』(つかこうへい著)で大フアンに。つか著の小説は殆ど読破。フィリピンから帰国(1975年)して大手ガス会社の関連子会社(大手町)へ就職。ギュウギュウ詰めの通勤電車での楽しみは彼の文庫本を読む事でした。独特の文体、奇想天外な展開。当時、サラリーマンでありながら私は業界数誌へ投稿しており、多少、原稿料を頂いていた。週1回は徹夜。苦し紛れにつか文学の文体を少し真似て書いたりしていました。

それはそれとして、当時、世間の父親同様に(?)私も帰宅は常も深夜。寝に帰るようなもの…。家人との会話はめったにない。家庭の事は家内に一任、仕事一筋…と言うのは都合のイイ言い訳。実は家庭を顧みない身勝手な生き方をしていたワケです。

世界一魅力的ですが生活費が滅法高い街。NYは生きるのが難しい街。娘はその後、10数年、苦戦しながら独りで生きています。体を大切に…。


■ 2025年問題 唯一の成功例 18/12/01

特定健診を受けてきました。国民健康保険に加入している40~74歳が対象。病気の兆候と治療の状況を探り、予防や進行を把握するのが目的。5年に一度、指定病院で健診(無料)を受けると初診料や治療費が少し安くなる。「2025問題」の切り札としてスタートした“健康21”が唯一成果を上げたのがこの特定健診制度。メダボの予防改善に結果が出た。

日本は法治国家。全てが立法化され、予算化され、行政支援が整備されるのが絶対条件です。特定健診で最もメリットを得たのは地域医療を支える中小の指定病院。“健康21”が次に掲げた特定職業資格「健康運動指導士」。専門職として国家資格になるかも…と。忽ち、高額にも関わらず、受講者が殺到した。が、立法化の“議論”すらされずにお蔵入りです。2000年、病院内でリハビリ向け小プール施設を完備すればメリット大。そんな噂が流れた。先進的な病院経営を目指し、プール建設ラッシュ。が、しかし、医事法改正案の中から水治療が削除。その代わりに自転車数台でもリハビリ施設としてOKとなった。一事が万事。法律は公正公平が大原則ですからネ。誰が「得」して誰が「損」したのか。今となれば残念でなりません。