太陽系でただ一つ。生命あふれる惑星。広がる海、湧き上がる雲。吹き渡る風と流れる水。地球は宇宙のオアシスです。
大きいように思える地球も、太陽系の中ではちっぽけな球に過ぎない。だから、この恵まれた地球環境を大切に守ってゆかねばならいのですが、福島第一での汚染水、海に垂れ流した300トン(25メートル・プール1個分)。連日、世界のメディアが取り上げています。少なくとも国内での取り上げ方より大きく報じられています。これが最初であって最後ではないからです。
日々、汚染水が溜っているわけですから、結局、追々海へ流さねばなりません。この先、どのぐらいの汚染水を海に流さねばならないのか。考えただけでも気が滅入りますネ。
久しぶりに伊豆へ。「からだ会議・伊豆」で講演。ワッツの過去・現在・未来について話しました。
ボディーワークのプロたちが全国から集結。盛況。開催をバックアップしてくれた行政(東伊豆町)の方とも少し話しました。伊豆半島の観光が…、都会人の余暇の過ごし方が…急速に変化している。「健康」の意味が変わってきているのとを痛感しました。
伊豆の帰路。熱海から新横浜まで新幹線。隣席のビジネスマンの読書法にビックリ。本を読むというより観ている感じ。速読。ページの捲りが実に速い。新横浜に着いた頃にはほぼ一冊“読破”したようでした。
昔、国立フィリピン大学に勤務(3年間)していた頃。ある時期、知人の勧めで同大学の成人夜学講座に通いました。無料だったこともあり、数講座を履修。その一つに「勉強法」という講座がありました。ノートの取り方、質問の仕方、話し方、考え方などなど、数多くの項目があり、その中に「速続の仕方」がありました。宿題で出された本を一夜で読み、翌日までにレポート提出。挫折の繰り返しでした。お陰で“速読”と聴いただけで“アレルギー反応”(笑)を起こす程です。
今でも覚えていることは、本を読むときの4つの原則。つまり…
1.最終的に何がしたいのか。
2.自分にとってどれぐらい重要なのか。
3.内容をどれぐらい詳しく知りたいのか。
4.どれぐれいの時間をかけられるか。
新幹線のビジネスマン。数冊、全部が新刊本。目が血走っていた。私とは全く異なる本の読み方でした。ヒトそれぞれですね…。
今日、プールで観かけたこと。幼い男の子がプールサイドでシクシク泣いていた。どうも、プールでオシッコを漏らしたようです。指導員(女性)が厳しく注意していました。
遠い昔、私も彼女と同じ立場でした。ある時、子供たちへ大きな声で言いました。「外国から特別な薬品が届いた。さっき、それをプールへ入れた。この薬は“オシッコ”をすると水の色が変わる。だからすぐ解る」「解ったナ…今日はするな…いいナ」と念を押してスタート。しばらくすると一人が近寄ってきました。そして、キョトンとした顔で「変わんなかったョ…」とのこと。
「お母さんに言わないネ…」とその幼い子は彼女に何度もお願いしていました。こんなことを何度も繰り返し、少しつづ育ってゆくわけです。
[コメント]古川 雅子さん
養成の時に「おしっこすると水の色がピンクになるんだぞ!」ってお話しされていたのを思い出しました。米国では、選手の人とか中でしちゃうんだ・・・って聞きました。ホントかな?[コメント]稲葉 幸子さん
ベビースイミングで潜りの練習になると必ずトイレに行く女の子がいました。ある日私はその女の子とお母さんに『プールでおしっこしていいからトイレに行かないで下さい』と言いました。その日以来 潜りの練習中にトイレに行かなくなりました。あれで良かったのかな〜
5 9月18日
ヒトは「何を」テーマに考え方をスタートしたのか。何に問題意識をもったのか。その源流となった考え方のことを自然哲学というのだそうです。つまり、ヒトは自然についての探求から始まった。
「哲学の租」といわれている人がタレス。古代ギリシャ時代のヒト。この人が言ったとされる言葉が・・・。
<水は万物のアルケー>
アルケーとは多様な自然を構成する根源・原理のこと。「水」は生命の源、全ての始まりです。
4 9月13日
つい最近まで、私たち人類は、この世の中の全ての物質は4つの元素で成り立っている、と考えていました。つまり、水・土・火・空気の4つです。が、1781年、イギリス人キャベルディシュと言う化学者が、水素と空気の混合気体に火とつけ爆発、水をつくることに成功。水は元素ではないことが解りました。2年後、フランス人ラポワジュという化学者は、水は酸素と水素からなる化合物であることを証明。水素2に対して酸素1の割合で化合すると「水」なることを実験で証明しました。
ご存じの通り、「水」は温度の変化で固体(氷)・液体・気体(水蒸気)と3つに変化する唯一の物質です。重さや硬さまで変わります。
アクア用具は大きく三区分されます。水より比重が軽い浮揚具。逆に重い重量具、比重がほぼ同じの抵抗具。
最も多いのが浮揚具。殆どが石油製品です。開発はUSAで.製造は“Made in China”が多い。やがて無印の超安価な“パクリ品”が出回り、開発会社は倒産。この10数年間、そんな繰り返しでした。が、この数年、“Made in USA”が復活する兆しがあります。価格は確かに高い。が、品質も仕様も供給も不安定な状況にウンザリしている人々も結構多い。価格より品質を優先する。そんなニーズの変化が生じている。
アクア用具であっても「安く造って、安く売る」「文句ないだろう…」と高飛車な姿勢に“陰り”が出始めている。いかがでしょうか。
2 9月6日
ヒトが人である根拠は5つ。そう考えられています。つまり…。
◎自分で自分の「脳」をアップできる。
◎理性と知性と良心を持っている。
◎無から有を創ることができる。
◎悟りを啓くことができる。
◎動植物の中で頂点に立っている。
さて、最後が問題ですかネ…。この「頂点」の考え方が“奢り”へ…。それが「エゴ」へ…。奢りは滅びにつながる。エゴからエコへ。そう考えねばダメになりますネ。いかがでしょうか…?
“神の手”(God Hands)を持つと称されるカリスマ指圧師がいます。彼と浅草で会食。南洲黒豚のお店でした。美味しかった。
彼のクライアントには結構著名な政財界人が多い。そのワケは、彼の施術は体調が良好になるだけではなく、“運力”が増す…と評されているからです。クライアントたちの“素顔”は意外にも平凡で普通なのだそうです。そして、とても「運」を気にするヒトが多いらしい。ホットする一面を知りました。
それにしも、世の中には不思議な能力を持っているヒトがいるものです。会話の中で時折チラリと見せる鋭い眼差し。それを除けば、風貌もごく普通の“伯父さん”。自慢げな話しは一切しない。朗らかで誠実な人柄。それもホットする一面でした。見習いたいものです。