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ロコモティブシンドローム予備軍 60代以上の4割が…   2013.10.23

Logo News元気に動ける身体とともに年齢を重ねることは、誰しもの理想である。そのために、特に60代を超えるシニア世代は、まず自身の身体レベルを正しく把握することが大切だと、コナミスポーツ&ライフは考えている。

 全国のコナミスポーツクラブでは、敬老の日を含む9月14日~16日に60歳以上の方を対象とした「立ちあがりテスト」を実施。この「立ちあがりテスト」は、日常活動動作を行うために重要な足腰の状態を把握するのに、理想的なテストだと考えられている。

 同テスト結果を統計的に処理したところ、ロコモティブシンドローム予備軍を示す「WBI40」の方々が最も多く、60代以上の方の約4割がこの「WBI 40」に該当することが判明。年齢が上がることに、「WBI 40」の方々の占める割合が高まる傾向にあることもわかった。このまま足腰の機能が衰えてしまうと、さほど遠くない未来、身体の自由が利かない生活を強いられる危険がある。

砂人形 男 文部科学省「体力・スポーツに関する世論調査 2013年」では、60歳以上の6割近く(59.7%)が「体力に自信がある」と回答。しかし、ジョギングができる程度の筋力(=WBI80以上)を持っている人は、実際には21%。感じている体力年齢と実際の体力には大きな開きがある。一般的にこの開きは、年齢が高まるほど大きくなることがわかっている。シニア世代は自分の身体能力を過信し、過度な運動を行った結果、身体への負担が大きくなりすぎてしまい、運動を続けられないという“運動の落とし穴”に陥りやすい。

 運動を続けるためには、自分の身体レベルを正しく把握することが、スタートといえる。また、自分の身体の状態に合った適正な運動を適切なペースで行っていくことが、何よりも大切である。今回の立ちあがりテストでは、適切な運動を継続しているコナミスポーツクラブ会員の方が、身体レベルの高い状態を保てていることが判明している。少しずつでも、適切な運動を生活に取り入れることが、身体能力の改善に繋がる。コナミスポーツクラブでは、個々に合ったペースから始められる料金プランや、適切な運動を提案するサービスなどを用意し、シニア世代向けのサービスを今後も続々と開発していく予定。運動を続けていただくことによって、アクティブで楽しいシニアライフをサポートしていく。


◆◇◆ 2013-10-23/コナミスポーツ&ライフ調査 ◆◇◆