ヨーロッパ屈指のアクアリーダー、ジャニー・デ・ステファニーさん(スイス人)。今回で3度目ですがご夫妻での来日は初めて。が、ロレッタさん(奥さん)は1980年代初めに来日。知人宅(お茶の水)に一夏滞在。そして、倉敷や広島へ。そんな経験があることを知りました。今回は我が家へ二週間滞在しました、毎晩、スイミングやワッツについて話しました。そして、モノの見方や考え方など多岐にわたり話しました。
連日、TVお茶の間番組に“登場”する例の『STAP細胞』の疑惑問題。私自身、科学の知識不足で理解できていない。その上、語学力の問題も加わり、ステファニー氏の質問に答えられない。説明も充分にできない。結局、お互い諦め顔になり、お茶を濁す会話で終わりとなりました。が、氏がポツリと呟いた一言…
~問題は問題にするから問題となり、問題にすることこそが問題なのだ~
イギリスの哲学者バーナード・ジョウの言葉とのこと。スイスでも過去にノーベル賞レベルの化学研究をめぐり、科学者間が争う類似したスキャンダルがあったらしい。
わずかな頭の使い方の違いよって、ヒトの人生は大きく変わる。そのわずかな違いの持つ「意味」と「価値」を知り、それを大切にする。モノの見方は常にどういう視点から見るか。どこを観察するか。その小さな違いが積み上がり、いずれ大きな違いになる。
スイミングの「教え方」しかり。ワッツの「リハビリ活用法」もまた同じ。従来からの方法をちょっと違う角度から見る。ちょっと順序を変えてみる。スイス生まれの「スイムスポーツ」も「アダブティド・ワッツ」もそのちょっとした違いを大切にする。粘り強く、継続する。実行する。それが10年、20年と続くと結果的に大きな成功になる。
おいおい氏との会話の中で感じたこと、学んだことを記してゆきます。お楽しみに…。
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