11月13~25日、フランス→スイスへ。留守中に溜まった書類の中に“訃報”のファックスが…。若林幹哉さん(NECグリーン)のご葬儀案内でした。何と11月15日死去、享年55歳。
責任感が強く、寡黙で地味。黙々と働く姿が印象的です。五輪スイマーを多く輩出した県下屈指の名門クラブの“縁の下”の力持ち。当時の上司、石井宏さん(現神奈川県水連強化委員長)によると「ロンドンの会場で応援してください…と背中を押されたんデスよ」「後はワタシが引き受けますから…」と強く言われ、重い腰を上げたそうです。ロンドン五輪男子200M平泳ぎ銅メダルの“陰”には彼のサポートがあった訳です。ご葬儀には多くの人々が列をなした。中には意外なヒト(ライバル?)も参列した…と聴きました。若林さんの「人柄」が偲ばれます。
ご結婚などお目出度い席には時に失礼するのですが、ご葬儀には失礼は許されません。最後のお別れが出来なかったのが悔やまれます。
ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
来週、フランスへ。水泳コーチだった頃に一度パリへ。ですから30数年ぶりになります。あの当時と今とでは全く違う街でしょうね。
いよいよフランスでもAi Chiが始まるワケです。そして、2年ぶりのスイスへ。スイス、ドイツ、オランダには既に優れたアイチ・プラクテッショナーがいます。彼らは活発に活動しています。交流を輪を広げてきます。
10数年前、フランス人で「アクアフィットネス」の発達史を研究している若い学者と米国でお会いました。インタビュー取材されたことがあります。参考になる…と言うので帰国後、手元にあった資料をお貸ししました。後日、書物(写真)と一緒に返却。フランス人は“お行儀”がいい…。日本の学者の方にも、別件でご協力したことがあります。が、返却どころが書き上げた筈の論文すら送ってきません。どういうことでしょうかネ。
この人がいなかったら…今まはない。そんなヒトの一人。「水」には「気」がある。そのことを科学的に証明した。国内よりも海外でその研究価値が高く評価された。故江本勝博士(享年73歳)。ご冥福を祈ります。合掌。
代表著書『水からの伝言』(1995年)は数々の言語に翻訳され、世界中で読まれています。最も有名な日本人の一人。10月17日死去。
久しぶりの大阪。リニューアルした大阪駅に戸惑い。ウロウロ…。結局、お目当てのウドンも食べらず、残念。慌ただしい一日でした。
が、往復の新幹線の中で若林淑子さんとゆっくりお話しができた。遠~い昔(?)、彼女は私の部下として新卒入社してきたのが出会いの始まり。その後、頭角を現し、巣立って行きました。今では愛知医大療育センター勤務。加速的に変化する高齢化社会の中で、これまで培ってきた様々な指導経験を発揮。ますます活躍してゆくことでしょう。楽しい会話で大阪=名古屋間がアッと言う間でした。
1998年、南米ブラジル(ボスコデカルダス)のアクア国内総会へご招待を受け、二人で出向きました。帰路便で彼女は現金やカードなど貴重品全部を置き忘れ、途方に暮れたました。航空会社の方も「神のご加護を…」と諦め宣告。が、すっかり忘れていた頃(6ヶ月後)にそっくりそのまま戻ってきました。彼女との思い出の一つです。