■ 男の弁解と釈明の本当の意味 17/07/31
日曜夜、TV週刊ニュース番組。与野党の女性リーダー同時辞任がメインニュース。ホットした二人の笑顔での会見。印象的でした。ところで、小物政治家の日替わり不倫ニュースの数々。涙顔での弁解や釈明。覚悟が足りない…。
10数年前、イケメン爺で知られたフランス大統領の不倫発覚会見。大勢の記者から質問攻め。が、大統領は弁解も釈明も一切しなかった。
|~∥~ 私も君らと同じ男。たいした差はない。私の倫理観や価値観を君らからとやかく言われる筋合いはない。余計なお世話。コレ(不倫)は個人的な事だ。好きなように書けばイイ…。世間からどう見られようと、私たちは幸せなのだ。ほっといてくれ ~∥~|
古今東西、弁解や釈明の原理・原則。不倫発覚、二人は何を捨て、何を守るのか。その後の人生が大きく変わる。
■ 水の二つの抵抗 スカールとパドルの違い 17/07/28
明日からハイドロ養成コースが始まります。ハイドトーンの後継具としていま話題の二つのギア。つまり「アクアロジック」と「アクアストレンス」の基本と応用を学びます。
水面をスイスイ進むボートには二種類あります。和船のような櫓(スカール)、洋船のような櫂(パドル)。スカールは乱流抵抗、パドルは層流抵抗です。水抵抗をどう引き出すか。その使い方の違いは…なとを学びます。「アクアロジック」はスカール(乱流)で「アクアストレンス」はパドル(層流)。これまでのハイドロ養成とは一味違う内容です。お楽しみに…。
■ 天国と地獄の架け橋 17/07/28 3
イタリア人気の街ベニス(ベネッチア)。この橋がどうか定かではありませんが、裁判所と刑務所とをつなぐ橋があります。囚人はどんな思いでその橋を渡っていたのでしょうか。ところで、古いビルが売りに出ると、直ぐに買い手が付く。それも外人(米国人か中国人)の大富豪。当選、投資目的。夢が壊れます。
■ 現代社会の縮図 離婚と不倫 17/07/28 2
夫婦共稼ぎ。子育て中。そんな家庭が多い。現代社会の中で生きて行くには,止むを得ない。親も大変。が、子は不安だらけ。どうしてイイのかわからない。親は,やれ不倫だ…。やれ離婚だ…。子はどうなる。いい加減にしろ。子育て中は勘弁してほしいネ…。我慢しろ。
今とはことなり私の世代は離婚が殆どない時代でした。大正初期に生まれた母親は大の世話好き。85歳で亡くなるまでお見合い結婚「100組」が目標でした。実際はそんな数までいかなたっかと思います。家と家との繋がりが大きく、結婚は今よりスーッと難しかった。それも理由の一つで離婚数が少なかったのでは…と思います。それに比べ、今はイージー。周囲に何かと世話をやく他人がいるわけでもなく、互いに結婚の意味や人生設計など話し合う時間もないままにゴールイン。それも背景にあり離婚数が伸びているのかも…。
子は親とは別の人格。誰しも幸せになるために生まれきたのですから、精一杯の愛を注ぎ、お子さんを育てねばなりません。こう言っては何ですが…元夫の行く末を注意深く見る。トラウマになるような事をしたヒト。決して良い人生は歩めません。余計な事を書きました。
■ フランスの哲学者アレンの幸福論 17/07/28
|幸福だから|笑うのではない|笑うから|幸福なのだ|by Alain
フランスの哲学者アランの名言です。彼の事を知らなくてもこの言葉なら一度は聴いた事があるのではないでしょうか。第一次から第二次大戦と激動のヨーロッパを生き抜き、徹底した楽観主義を貫いた。彼自身、第一次大戦に従軍している。
幸福になる理由には、不幸になる理由と同様に、たいした意味はない。が、幸福でいることには「意志」の力が必要。笑いは顔に現れた喜びの印。喜びは伝播する。回りまわり再び自分へ戻ってくる。笑顔とはそう言うものだ。…と言っています。
■ 何もしなけらば何も始まらない 17/07/26
|行動すれば|未来が始まる|by Alain
着手することは、動機以上に重要だ。やりたい仕事を見つける。自分独りでは何も出来ないかも知れない。大勢の力を借りねば出来ない事かも知れない。が、何もしなければ、何も始まらない。計画を暖め練っていても、行動がなければダメ。まず自分から行動する。一歩前へ、踏み出せ。そう言う事をアランは言いたいのでしょう。
昼食後の読書。就業後の水泳。私の日課です。生活習慣です。アレン署「幸福論」の中で次のように言っています。
|習慣は|偶像のようなもの|こちらが従うから|威力を発揮する|
なるほど…。昼休み、事務所の片隅でゴロンと横になり、無作為に開いた短い一遍を読む。詰まらなければ次へ飛ばす。気楽に読んでます。
■ プール施設の再生の時代か 17/07/25
ビックサイド(SPORTEC 2017)へ行ってきました。プラスティック樹脂をガラス繊維で補強したプール素材FRPの国内トップメーカーによる「民間プール施設のリニューアル」(有料)講座を聴きました。3・11の時、東北太平洋沿岸のスイミングスクールで同社プールは破損しなかった。さすがに製品には自信があるようでした。スイミングスクール最盛期には1600ヶ所(2000年)。が、今は1100ヶ所前後。この10数年で500ヶ所減少。運よく生き残った処はそろそろリニューアルを考えている。プール施設を活用したスイミング・アクア・セラピー分野の需要は根強い。同社の期待が大きいようでした。
■ 二つの質問法 どっちがホントか 17/07/24
衆院予算委員会。閉会中審査での加計問題疑惑の問答を聴きました。どっちがホント(?)で、どっちがウソ(?)か。ここまで来るとどっちがどっちなのか分らない。「真実の次に来る真実」(the truth and post truth)の見方だと、人々は、ウソを言うヒトの言い分をホントだと思うらしい。
さて、問答中継。与党は話を展開させるための質問法「オープン・クエスチョン」。一方、野党は明快な回答を導くための質問法「クローズド・クエスチョン」。前者は、答えの内容を相手にゆだねる。後者は、実行・意志・時期など明確な回答を引き出す。双方ともに事実を証明することは出来ない。なので、前者の質問法が断然有利。真実の次に来る真実を決めるのは,結局,私たちに委ねられるワケです…。
「男」は帰路に立たされた時、何を捨て、何を守るか。元官僚と現官僚、二人の「男」の対決。聴きごたえがありました。
■ AIの背景にあるのは孤独社会 17/07/23
面白いNHK-TV番組を観ました。「AIに聞いてみた・どうなるニッポンの未来」過去30年の様々なデータを人工頭腦(AI)にインプット。奇想天外な未来予測。「40代の一人暮らしを減らせば日本はよくなる」「病院(病床数)を減らせば元気な高齢者が増える」などなど…。原因や背景など因果関係は一切無視。結果だけ,それもキーワードのみ強調される。結局,膨大なデータベースが言わんとしている事は『孤独社会』の現状でした。ニッポンを滅ぼすも栄えるも一人ひとりの孤独感といかに向き合うか…。日本人を元気にするには…。面白い番組でした。
■ 世界一美しい街 ブタペスト 17/07/22
ハンガリーの首都ブタペスト。いよいよ世界水泳選手権が始まります。
5年ほど前,ブタペストに1週間,滞在しました。世界一美しい街…と言われます。その通りだ…と納得。市内,そこかしこにプールがあり,温泉が湧き出ている。水球王国。競泳もとても盛ん。平泳ぎが”お家芸”です。呼吸時に上半身が弓なりに反るシーフォース・スタイル。指先に付ける三日月型をしたハーフパドル。2キック・1ストロークの平泳ぎドリル。あれもこれもハンガリーが「発祥の地」。世界中に広まった。
東京まで,あと1000日。ブタペストはラストリハーサル。ガンバレ・ニッポン。
ブタペスト訪問。手帳を見たら2014年9月でした。市内を流れるドナウ川の両岸に点在する大小様々な公営温泉プール。市民の憩いの場です。
■ 25人に一人は良心がない ホントかウソか 17/07/21
社会心理学者に言わせれば「25人に一人は“良心”がない」と言う。つまり、何か物事を判断する時、行動を取る時、成人の4%は善悪の基準が曖昧。悪意の有無とは別に,“まァいいか…”と自分に都合よく解釈する。重要な事項を判断したり、決定したり、行動する。身勝手。そんな人があなたの周囲にもいるかも知れません。まさか…。もしかして…。あなたがその一人かも(?)…。
25人に一人しかいない少数派。その誰かが,たまたま、財力・権力・権威・権限のある地位にいたら、どうすればいいのでしょうか。誰が“誰なのか。良心”のないそのヒト。どうすれば見分けられるのでしょうか。日頃から、そのヒトの日常習慣や行動・思考パターンを注意深くウォッチングする。そんな方法しかないのかも知れません。なにはともあれ、そのヒトにご注意ください。
15年間、大企業関連子会社に勤務しました。一人だけ上司に少数派がいまいた。会社第一と言いながら、実は自分“ファースト”。得意技は陰険な意地悪。今なら“パワハラ”の言動の数々。やがて子会社での実績(?)を手土産に本社へ“栄転”。と、思いきや、その後、彼の出世は芳しくなかった。なにせイイ結果のみ…自分のリーダーシップの賜物だと思い込んでいる…。世間はそんなに甘くない。
運悪く「良心のないヒト」の下で働いている方へ一言。長い目で見ると世間は実に『公平』です。少数派はやがてフェードアウトします。
■ 2020パラリンピックが面白い 17/07/20
東北地方から五輪スイマー第一号(1988年韓国ソウル)を輩出させたヒト。これまでに高校生日本一を数多く育てた水泳コーチ。山形の佐々木賢二さんと長電話。2020年、東京パラ五輪で金メダルを…と熱く語ってくれました。彼は大学後輩。キンダークラブ鶴見(1975年)開設メンバーの一人。長い長い付き合いです。
彼だけではなく元五輪水泳コーチたちがパラ水泳日本チームの強化育成に協力している…とのこと。障害度合いで種目数が多い。が、健常者顔負けのスピードで泳ぐスイマーたちの話を聞きました。間もなくメキシコシティー(中米メキシコ)でパラ世界水泳。標高2200の高地なので記録更新は難しい。なので、パラ日本選手権で世界新へ挑戦させたい…とのこと。堅実で経験豊富な佐々木さんがそう言うのですからキット夢が実現することでしょう。楽しみです。
■ フランス哲学者の言葉・考察・思考 17/07/19
幸せに生きるための知恵。世界三大幸福論の一つ。フランスの哲学者アラン著『幸福論』(日経BP社版)を入手しました。
|楽観は意志から生じ|悲観は感情から生じる|by Aloin
有名な言葉です。成功した失敗と称される“アポロ13号”。月への軌道中にエンジン・トラブル発生。数万キロ彼方の宇宙空間から様々な危機を脱し、地球へ帰還した。映画にもなった有名な出来事なので観た方も多いはず。絶望のどん底のクルーへ機長が語りかけるシーン。アランの名言を引用した。
この小さな本の中に短く含蓄深いアランの言葉・考察・思考が詰まっている。競争社会、複雑な人間関係、そして、情報の渦の中で溺れている私たち現代人。だからこそ、アランのシンプルな言葉が胸に響きます。表紙に「何事も望むのに遅すぎるということはない」と書かれています。日々、少しづつ読みます。
■ テロリストからも尊敬された老医師逝く 17/07/18 2
聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さん永眠。享年105歳。過激派「日本赤軍」にハイジャックされた日航機「よど号」事件。乗客の一人として偶然乗っていた。後々、赤軍リーダーが「われわれの思い上がりを気づかせてくれた恩人」と言わしめた名医。謹んでご冥福を祈ります。合唱。
1970年3月31日。あの日、私はフィリピンへ旅立ちました。羽田発午前10時,マニラ行きの便。遅れに遅れ、出発できたのは午後3時でした。あの時、『よご号』が福岡へ立ち寄り、再び離陸。北朝鮮ピョンヤンへ向けて飛んで行ったのです。47年前の出来事です。
当日,空港ロビーはパニック。”ハイジャック”が一体どう言うことなのか?…意味が分かりませんでした。「よど号」の中に日野原先生が乗っていた。暫く経ってから知りました。
■ 魔法の相づちの効果 17/07/18
久しぶりに田中義懸さんと会いました。渋谷で好物のラーメンを食べ、濃いブラックコーヒーを飲み、楽しい会話でした。近年、競争激化の施術ビジネス業にあって彼は別格。“神の手”(?)の噂が口コミで広がり、多忙。繁盛の秘訣は…と訊いてみた。誠心誠意…とのこと。そして、話し下手(?)なので“魔法の相づち”を使い、お客さまの話をよく聴いている…とのこと。納得です。その魔法の相づちとは…。
|そうですか…|そうなんですね…|
以前、高級車販売日本一のベストセールスマンの講演会で聞いた話。何を言うかより、何を言わないか、が大切。大きく、深く、頷き。オーバーなくらいがちょうどイイ…とのこと。田中さんの話とどこかでクロスした内容でした。
■ ノルマの思い出 2 17/07/17
フィリピンで少女ノルマと出会ったのは1970年代前半。NHK大河ドラマ「おしん」より10年程前。大ヒットした同番組を観た時、まるでノルマのようだ…と感激。そんな思い出をもう一つ。
高校時代の水泳仲間が何と農大へ進学。私がフィリピンへ旅立つ時、仙台駅まで見送りに来てくれました。数年後、彼が育てたという“新米”数キロを「オレのコメだ」と自慢げに送ってくれました、周囲のヒトを夕飯に招き、「これが日本米(銀シャリ)だ」と振舞いました。フィリピンはインディア米ですからジャポニカ米は珍しかった。なにせ、当時、大学近くの都会(クバオ)には日本料理店が一店舗のみ。そんな時代だったのです。
ある日、ノルマを夕食に招待。ピカピカ光りコメ粒が立つ…と大袈裟に説明。彼女は目を丸くしていました。その晩、幼い弟(名前は忘れました)を連れてきました。ノルマ曰く、弟はまだ小さいので“マティス”(我慢)を知らない。私は知っているので私の代わりに“銀シャリ”を食べさせて欲しい…と言うのです。皆で食べようと何度言っても首をタテに振らない。結局、傍で観ていることにしました。お替り数杯。さずがに少し食べ残した。それをノルマがきれいさっぱり食べた。母親に何と言って説明すればイイのか分らない…“マサラップ”(美味しい)を何度も繰り返し、帰って行きました。
日本語に「勿体」(人としての偉さ)という言葉があります。知識や学歴が高いレベルでも意外に勿体がないヒトが多い。先日の出来事。東大→ハーバード大卒、エリート女性国会議員。車中で秘書兼運転手へ口汚く悪態をつくなど…。一事が万事です。ノルマの場合、小学校にも満足に通っていない。が、肝心要の「勿体」があった。両親の日常的な行いから学んだのでしょう。勿体の大切さをあの少女は私に教えてくれました。
農業→工業→情報。世界に大変革が起こった情報革命。私たちはその中にいる。デジタル化で得たモノも多い。が失ったモノも多い。情報の渦の中で日々溺れています。インターネットはその象徴ですね。見えない誰かに操られ,自分の生き方の選択がとても難しい。とんでもない時代に私たちは今生きている訳です。何が重要で,大切なのか。なぜ,そうなのか? 自分の頭で考えるクセをつけねば「溺死」します。気を付けましょう。
■ ノルマの思い出 17/07/15
連日、猛暑日。が、一方では大変な豪雨災害。まるでフィリピンなど熱帯雨林国の天候ですネ。
遠い昔の話で恐縮です。20代後半(3年間)、縁あってフィリピンへ。大学勤務。就任早々、飲み水(?)で体調を崩し、入院。それを機に水道水を飲むのを止め、大学裏に湧き出る淡水を飲むことにしました。水汲みの仕事をする子供たちが結構多くいました。私は、当時8歳の少女(ノルマ)に“仕事”をお願いしました。毎朝、時間通り、天秤棒を担ぎ、バケツ2杯の水を届けてくれる。暴風暴雨の台風の朝も休まなかった。帰国時、使用したSONY製短波ラジオを…電池一箱を添え、彼女へプレゼントしました。モジモジしながら即答せず「お母さんに聞いてみる」と…。翌日、両親揃って「本当にイイんですか」と確かめに来ました。
さて、帰国する朝、ドアをノックする人。開けるとノルマと両親が立っていました。バナナ数本持参。何がお礼をしたいが、こんな事しか出来ない…情けない…と言う。「ノルマが育てたコレ(バナナ)を食べ、日本へお帰りください」とのこと。胸が熱くなりました。
数年前、大学創立100周年記念式典の時、ノルマたちが住んでいた大学裏のエリアへ行ってみました。一掃。綺麗な住宅地に変貌していました。平均寿命50代半ばの下層フィリピン社会。ノルマは今も元気でしょうか。彼女ならきっと立派な母親になった筈です。あの朝、バナナを抱え、ベソを掻きながら立っていた彼女の顔と姿、生涯忘れることはできません。
■ 目立つヒトと目立たないヒトの違い 17/07/13
|菊の花|華 咲く時は|陰の人|
結婚式のスピーチでよく使われる言葉。親が子供を育てることの比喩。手間がかかる菊を作るのは大変なこと。その菊が見事に開花したときは、育てた人は陰になって見守るだけ…。
スイミングスクール事業の生みの親。ヘルパー指導法の考案者・故波多野勲さん。当時、多摩川スイミングスクール(国内最初のスイミングスクール)ヘッドコーチでした。選手コースの高校生が日本選手権で初優勝。それも日本新記録。表彰式が始まる時、肝心のコーチが見当たりません。手分けして探してみると、スタンド裏で一服していました。「オレはイイんだ」「仕事は終わった」とサッパリした顔つき。その夜、若手コーチ(私のその一人)たちが波多野さんを囲んで酒杯を上げた。ボソーッとつぶやいたのがこの一言。思い出に残る言葉です。
■ 故郷の仙台の侍大将の末裔はいま 17/07/12
故郷は杜の都・仙台。両親が他界してからは帰郷することもなくなりました。幼馴染の友が入院中と聴き、デンワしました。思ったよりも元気な声。「お前こそ大丈夫か?}と逆に励まされました。
彼の先祖は侍。米沢→仙台へ、伊達藩が移城した頃からの古参の家来とか…(?)。それが自慢の種で酔う度に何度も話を聞かされました。天然痘で右目失明。故に“独眼竜”で知られる伊達正宗ですが、正宗マニアの彼によれば“事実”かどうかは疑わしい…とのこと。
|「仁」に過ぎれば弱くなる|「義」に過ぎれば固くなる|「礼」に過ぎればへつらいとなる|「知」に過ぎればウソをつく|「信」に過ぎれば損をする|。五徳(仁・義・礼・知・信)は大事だが、行き過ぎると弊害の方が大きくなる。伊達正宗の言葉とのこと。
伊達家最盛期、江戸の流通米の三分の一は仙台米だった。伊達藩の裕福さが偲ばれる門構えが並ぶ侍町(米が袋)が彼の実家。私の実家は長屋の町人町(北目町)。耳に馴染の仙台弁を聴き、望郷の想いが込み上げてきました。
■ 平泳ぎと背泳ぎは環境が育てる 17/07/10 2
昨夜、TVスポーツ番組に有名水泳コーチが登場。金メダル2個の教え子を自らヤル気を生み出す「太陽」のような存在だったと回顧。一方、海外合宿中に肘を骨折。復帰後、以前の勢いがないスイマーを「月」のような存在と表現。ハッキリとは言わなかったが、そんな風に評した。間もなく始まるバルセロナ世界選手権。なんとなく“煙幕”を張っているように感じた。あなたはどう感じましたか?…
ハッキリ言って、平泳ぎと背泳ぎで金メダル泳者を輩出しても世界的な名コーチの仲間入りは出来ません。その証拠にフォートローダデル(米国フロリダ)に“殿堂入り”している名コーチたちの顔ぶれを見れはそれが解ります。彼らは中距離(200/400m)自由形のスイマーを数多く輩出した人々なのです。平泳ぎや背泳ぎはスイマーの才能が絶対的なファクター。その訳は、一人のコーチが二人のチャンピョンを育てたケースが皆無だからです。「月」を満月に輝かせてこそ“名コーチ”。バルセロナでの「月」たちの活躍を期待しましょう。
■ 時差ボケは泳いで直す 17/07/10
時差ボケ。年齢に伴い、解消する時間が年々長くなっています。もっか悩みの種です。私の場合、最も有効なのは泳ぐこと。それもムリせずノンビリ30分弱程度泳ぐ。サウナがあれば呼吸やストレッチを大汗かきながら行うのも効果大。が、狭い室内なので他へご迷惑をお掛けするかも…。ご注意ください。一日ズレるとボケ解消数日長引く。
時差ボケ解消の秘訣は現地着の翌朝、軽いエクササイズをするのが一番です。日頃から慣れている軽めのエクササイズがイイ。あるいは、搭乗前、空港ロビーで立位で数分ストレッチ。機内トイレ前後に再度ストレッチ。長時間の場合、機内で数回入念にストレッチするのも効果的です。お試しあれ。
■ 上手か下手か 謝罪の5つのルール 17/07/06 2
フリーのイントラがドタキャン。クラスが休講。その理由がどうであれ、起こった限りは上手に謝罪する。もし、あなたならどんな謝罪の仕方をすればいいか、日頃から考えておく。
誰しも時には過ちやミズをする。それがビジネス(仕事)なら、上手な謝罪が出来るか否か。大きな違いが生じます。厄介なトラブルにならないよう、上手な謝罪の仕方をしなければならない。謝罪にも「しなければならないこと」(Do)と「してはいけないこと」(Don’t)がある。つまり…。
上手な謝罪の5つのルール…。
|スピード|対面で|認める|聞く|心を込めて謝罪する|
下手な謝罪の5つのルール…。
|責任転嫁|反論・口ごたえ|逆切れ|開き直り|謝罪のはずがお詫びの言葉がない|
まずお詫びの言葉で謝罪する。今後の具体的な対応を説明する。相手の感情を思いやる言葉を言う。最後にもう一度お詫びの言葉で謝罪の気持ちを伝える。
フリーのイントラのドタキャンは“御法度”。が、万一、ご迷惑をお掛けした場合、上手に謝罪する。フリーのイントラの多くは責任感の強い立派な社会人です。が、中には社会常識や社会訓練が未熟なヒトが混じっている。ご注意ください。日頃から上手な謝罪の仕方を学んでおきましょう。
■ 原子炉攻撃のウソとホント 17/07/04 2
北朝鮮のミサイル発射。今年だけで11回目とか。今回は特別「ICBM」(大陸間弾道弾)に成功。つまり、米本土への核攻撃も手中に入ってきたことを意味する。親子二代の悲願がついに“達成”…。
1981年、イスラエルは隣国イラク原子炉を電撃攻撃。施設を破壊した。その後、イラクの核開発が不可能になった。2016年、北朝鮮の核施設を米国が先制攻撃か…。特殊作戦が実現一歩手前まで進んだ。中国もしぶしぶ容認…。が、オバマ政権は急遽中止命令を出す。“戦略的忍耐”(何もせずに見守る)と言い出し、決断できなかった。今にして思うと北朝鮮の核施設を破壊するラストチャンスだったことになる。
過激なツイッター発言で話題の現大統領(トランプ)。矛先を微妙にチェンジ(以下)。「逃げ」の姿勢か…。北朝鮮の思惑通り…。どうするニッポン。どうなるニッポン。
正恩氏にトランプ氏「ほかにやることないのか」読売新聞
2017年07月04日 12時35分特集 北朝鮮
【ワシントン=大木聖馬】トランプ米大統領は3日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、ツイッターで「中国は北朝鮮によりいっそうの働きかけをし、この意味のないことを終わらせるだろう」と書き込み、北朝鮮経済の生命線を握る中国が、北朝鮮に影響力を行使することを求めた。トランプ氏は北朝鮮のミサイル発射について「(金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長は)ほかにもっとやることはないのか」と批判した上、「韓国も日本もこれ以上我慢するとは思えない」と述べ、日米韓で連携して対応していく姿勢を示した。
■ 一人旅 フロリダから帰国 17/07/03
タンパ→デンバー→成田。無事帰国しました。
昨日、タンパに延泊。「アイチ・ゼン」のDVD収録がありました。夕食はタイ風ジャパニーズ・レストランへ。タイ・ラーメンなる不思議な味を初体験。酸っぱくて辛い汁。結構美味しかった。帰国後、その足で横浜西口の”横浜ラーメン”の元祖へ。が、本日定休日。今やラーメンはカレーと同じ、立派なジャパニーズ・フードですね。
YCATがある横浜東口には「自民党青年部」の旗が数本立ち、若者たちが声高に何やら訴えていました。都議選で歴史的大敗した翌日です。フットワークが軽い。エライ。
今回の米国フロリダ。思い出に残る一人旅になりました。