facebook instagram

facebook journal  2017年10月より  2017.10.25


■ 黄金律は人生の指針 17/10/26

私は仙台生まれ育ち。地元のキリスト系大学で学びました。半世紀前の事です。当時、必須科目の中にキリスト教学がありました。確かたったの2単位。が、取得不可なら、あわや留年か…と追い込まれました。再試験。筆記はパス。が、問題は口頭試問。試験官から問われた事を今も鮮明に覚えています。

曰く「要するに一言で表現すると聖書で言わんとする事は何か?」と…。プロ水泳コーチを夢見ていたのでコーチング・バイブル『人を動かす』(デール・カーネギー著)を愛読していた。ピーッと来ました。書の中で何度も引用される聖書の心を即答。お陰で留年せずに済みました。すなわち…。

自分にして欲しい事は,自分から先に同じ事を人にしなさい。(マタイの福音書)

黄金律(The Golden Rule)と言われる言葉です。ある行為の良し悪しを判定する際、よく引用されます。「その行為を他人が自分にしたなら、それを受け入れられるか」「自分だけは例外だ」などと思ってはいけない。

昼食時、TV報道番組を観て、当落彷徨の政治家の弁を聞き、先日の衆議院選、希望の「風」が失速した理由の一つ、党首は黄金律に反していたのではないか…と感じました。政治家でなくとも、日頃からこの言葉を判定基準に生きていかねばなりません。気を付けましょう。


■ 10年ぶりの来日 駅の様変わり 17/10/25 2

我が家に滞在したイタリア人ご夫婦。ご夫婦そろっての来日は10年ぶり。ご主人はライフワークの「奥の細道」の取材で山形へ。奥さんはケアクラウンのイタリア屈指のリーダー。東京・大阪・鹿児島で講演会。忙しい日々でした。

10年ぶりの日本。何が変わった?と訊いてみた。「駅のエスカレーターかな…」「どの駅にも上下が整備されている」そして「駅ホームのフェンス…」驚いたとのこと。高齢化社会への準備万端。知らず知らずの間に変化しています。また、来てください。


■ 韓国ソウルへ キムチの季節 17/10/25

明後日から韓国ソウルへ。グループセラピー認定講習会(韓国AEA主催)です。この10年間、韓国人AEA認定者が急増。が、早々と次のステージの準備が始まっています。アクアに参加する元気な方々も彼らをガイドする方々も共に徐々に年齢が上がる。さて、次のステージでは指導内容をどのようにすべきか。グループセラピーの7つのカテゴリーを中心にプログラム構成の基礎と応用を学びます。

この時期のソウル、楽しみの一つは韓国料理。個人の好みもあるでしょうが、寒さが日増しに厳しくなるこの時期が大好きです。きっと今頃は街角に薄高く積まれた白菜の大売り出し。キムチのシーズンです。美味しいキムチもたくさん食べてきます。


■ 政治家は言葉が命 17/10/24

政治家は言葉が命。ガラスはイイとして、鉄は言い過ぎでは…。前原さんの提案(丸飲み)、小泉さんの提案(原発セロ)を旗頭にご自分が出馬すれば、「鉄の天井」も破れたかも…。小池さん、一世一代のビックチャンスを逃しましたね。残念。東京五輪の開会宣言は別な方がするかも…。そんな事態にならないように、言葉にはご注意ください。

【衆院選】「鉄の天井あると知った」と小池百合子知事 前駐日米大使のケネディ氏とパリで対談

都知事選290万票を獲得した時、海外勤務が長い友人がボソリと言いました。「彼女には“愛”を感じない」「日本初の女性首相はムリだネ」と…。当時、私は“女性初”と思っていました。が、今は友人の意見と同じです。「鉄の天井」を破ったとされる女性政治家、サッチャーさん(イギリス)とメルケルさん(ドイツ)。厳しい中にも愛がある。残念でした。


■ 選択の過ち 「おごり」と「あせり」 17/10/23

安倍一強の是非を問う国政選挙。結果が出ました。

「義に死す」と思いきやリベラル派大躍進。希望の風が吹いている…と思いきや二言で風は止んだ。「排除」と「次の次」。政治は“一寸先は闇”と言いますネ。人々の判断は常に正しい。一夜にして「ただのヒト」に成り下がったヒト。逆に「センセイ」に成り上がったヒト。これから4年間、日本をどうぞ宜しく。誇りの持てる国にしてください。

選択の過ちはいつも「驕り」と「焦り」。自分の人生に置き換え、学びました。


■ リーダーとボスの違い 17/10/21

今朝、期日前投票へ。会場の区庁舎前に長い傘の列。「ココが列最後尾です」のプラカードを持った係員がいた。庁舎内はこれまた蛇行の列。1時間半待ちでヤット投票。そして出口調査を受ける。今どき、タブレットにタッチするだけ…。性別・世代・小選挙区・比例代表区。加えて、支持政党。政権・原発・憲法をYES/NOで答える。

区民23万人に対して期日前投票所は1ヶ所のみ。半世紀前に施行された実施要項。今どき時代遅れです。列の中には杖を持った高齢者が多い。車椅子の方も見かけた。庁舎の階段は狭く、段差が大きく急カーブ。何もかもが時代遅れ。そもそも衆議院議員数。20年前、最高裁で違憲とされた。やっと今回増減で微調整。ごれが現実。変化への対応が遅すぎる。

ところで、二大政党で一騎打ちの権力収奪戦。今回も不発に終わった。野党の大同団結はムリ。そして、期待の党首の不出馬。この瞬間、勝敗が決まった。保守は第2・第3を合わ、圧勝との噂。安倍ファミリー親子三代の悲願へあと一歩。GHQの翻訳憲法に初めて日本語の一行が付け足されるかも知れません。

緑のウーマンリブ。政治家らしく、都民に背を向け、非情な選択をしたらどうだったのか。「フランス革命」になったかも…。先頭に立ってこそリーダー。後ろから掛け声だけならただのボス。グッドチャンスを逃しました。

今夜のTVニュースによると,今回の期日前投票は最多数とか。台風接近が主な理由。が,二人に一人はサービス業ですからね。日曜日はムリ…そんな方が多いのかも。そして,党首小池さん,明日の結果を待たずに,今夕,フランスへ。会議出席。今回の国政選挙は『通過点』なのでしょう。余裕ですねー。


■ 見えない失敗 ショックが世界を巡る 17/10/20

失敗には2種類ある。見える失敗と見えない失敗。前者は許される。何故ならば取り返せるから…。が、後者は許されない。取り返しがつかないかも…。信用の失墜。この種の失敗は誰も何も指摘してくれない。2つの失敗の差はどこから来るのか。「仕事の基本」にあると言われています。

知らず知らずに犯す「見えない失敗」。今回のニッサンも神戸製鋼もこの種の失敗です。組織ぐるみの常態的なデータ改ざんですからネ。外部からは知りえない。内部告発だったのでしょう。質の良さが売りの“Made in Japan”。それを象徴する日本を代表する大会社だけにショック。これが“氷山の一角”でないことを願います。ショックは世界を巡りました。欧米のメガメディアはトップ報道。大会社の偉いヒトたちが深々と頭を下げる映像を何度も流した。「仕事の基本」をよく知らない偉いヒトたち。どうするニッポン。どうなるニッポン。

イタリア人なのに愛用車が日産の知人がいます。大の日本好き。が「どうしたのジャパン…何が起きているの?」とメールが届きました。同じ思いの日本好きが世界中に沢山いるに違いありません。過去20年の間に日本はどこかで「変」になった。社会構造の頂点に立つ1%の人々が何故か「変」。一流の思考・習慣・哲学を身に着けた筈の超エリートたちに肝心要の良識がない。正義がない。なぜ、こうなったのでしょうか…。


■ 進化するヒト、しないヒト 17/10/19

進化するヒトとしないヒト。その違いは何か。心理学者によると「変化する環境への対応」の違いなのだそうです。

進化するヒトの特徴。好奇心が旺盛。何にでも興味と関心を持ち、トライする。よいと思った事はすぐ実行する。行動様式が周囲の人々と少し違っていても、気にしない。感受性が強く、危険や危機を素早く察知。勘が鋭い。

一方、進歩しないヒトの特徴。周囲への期待も理解もない。いつも誰かに何かを依存するクセがある。リスクは大嫌い。ヒトの所為にする。優越感が強く、直ぐに過信する。そして、劣等感も強い。直ぐに弱音を吐く。コンプレックスが強すぎる。

周囲を見渡してみる。意外に身近な処に、進化するヒトとしないヒトがいる。そう言う自分自身はどっちだろうか。進歩するヒトになろう。


■ 身に詰まされる終活 17/10/14

WOWOWで観た邦画『春との旅』。高齢者問題を切り口にした内容。日本的な映像。順撮り、長撮り。全シーンがロケ。悲哀で涙をそそるストーリー。国内より海外での評価が高かったとか…。

足の悪い元漁師の老いぼれ祖父と孫娘の二人。疎遠だった親戚縁者を訪ね歩き、老後の居場所を求める。が、気まずい再会を繰り返す。身勝手な過去の人生と向き合う祖父。その葛藤を見て、孫娘は次第に感情に変化が生じる。身に詰まされます…。

北海道(増毛)と宮城県(気仙沼・鳴子・仙台)が舞台。美しい背景の中での名優たち(仲代達也・徳永えり他)の演技が素晴らしかった。まだ観てない方、お勧めです。

かつてはニシン漁で栄えた北海道の小漁村。貧しく育った春(孫娘)。小学校の頃、母親の浮気で離婚。その後、母親は自殺。そして、身勝手で頑固な祖父との二人ぐらし。春はそれでも健気に生きる。涙をそそるシーンは実父との再会。と、因縁の蕎麦屋でソバを食べるシーン。その後、春はどんな人生を歩んだのか。余韻を残すラストシーンでした。


■ アクアロジック考案者 信念と情熱 17/10/13

アクアロジック考案者タッド・スタウト氏。元ハイドロトーン・ナンバーワン教育トレーナー。ハイドロを熟知した彼がその短所をカバーした水中抵抗具。試行錯誤の末に誕生したのがアクアロジック。現在、カリブ海の小国で悠々自適の彼。時折、届く熱いメール。相変わらずアクアロジックへの熱意は変わらない。知り合って20年。継続は力。何かと彼から学ぶことが多い。


■ 国民感情の本音と建て前 17/10/12

|ドイツ19%|イタリア21%|ニッポン8%|

メディアが衆議院選アンケート調査を公表。有権者の70%が保守・中道を支持。政治に望むことベスト3は①社会保障、②景気、③消費税。財政・安保・憲法・原発は下位。日々生活と向き合う国民感情の本音と優先順位です。

100年前、世界大戦を仕掛けた枢軸国(ドイツ・イタリア・ニッポン)。「負」の遺産を今も背負っています。ドイツとイタリアはかつての占領地から押し寄せる難民問題が深刻化しています。消費税アップ分は難民対策へ。日本はどうか。これから「北」の崩壊と向き合わねばなりません。消費税10%は序の口です。

昨夜、TV党首討論番組を観ました。スキャンダラスな森友・加計に終始。肝心の今後の日本はシドロモドロ。無責任な詭弁の数々。腹が立ちました。どうするニッポン。どうなるニッポン。

個人レベルで政治に何が出るか。政党政治なのですから、政党の言い分(マニュフェスト)知り、自分の考えに近い政党を選び、投票する。海外で出会う若者たち。日本の若者と比べ、政治に関心を持っており、現代史に詳しい。そんな若者は一握りなのかも知れませんが、その違いを実感します。政治のレベルは国民のレベル。先ずは投票する。若者たちに言いましょう。


■ 異文化交流 楽しい夕食会 17/10/12

イタロウご夫妻の招きで夕食会。日本食大好きなご夫妻。自宅近くの場所をインターネットで検索。が、見つからず。結局、駅前の和風居酒屋にしました。これが大正解。豊富なメニュー。料理が美味い。ジュネブラさんはイタリアのケア・クラウン界では有名なリーダー。今回も関東→関西→九州と講演会で忙しい。彼女の知り合いも招かれました。一人はケア医療の専門医。もう一人はケアリングのただの“雑巾がけ”とか…。名乗れるような者ではありません…と謙遜。実は有望株の役者らしい。話が実に面白い。知らない分野の方々との会話は刺激的です。疑問が次々を湧き上がり、たくさん質問しました。楽しい夕食会でした。


■ 借金大国ニッポン 国政選挙へGO 17/10/10

今日は東京五輪開会式(53年前)。晴天確率第一の日です。今日もあの日と同じ快晴。駅前にはグリーン(勝負色とか…)のジャケットを着た若い男女がビラ配り。昼から駅前広場で第一声を上げた若い政治家。旧リベラル派(?)。生死を掛けた短期決戦の初日です。

世界一の借金大国ニッポン。累積赤字1000兆円。誰が何時どのように踏み倒すのか。“三本の矢”ではムリ。四本目があるのか。「北」が崩壊したら1000万人の難民が押し寄せる。全員生活保護を申請する。さて、どうする。そもそも自衛隊は国軍か。米軍の核は本当に生命&財産を守ってくれるか。原発ゼロの“代替え”はあるのか。消費税25%を覚悟できるか。

今日、「我こそは…」と手を挙げる輩は1200人とか(?)。定員数465議席(小選挙区289/比例区176)。競争倍率2.5倍。若者よ。逃げるな。足を止め、彼らの話を聴け。質問しろ。考えろ。そして投票所へ行け。日本の真の大変さは君たちが負わねばらない。どうするニッポン。どうなるニッポン


■ 奥の細道 昔も今も貧しいエリア 17/10/07

江戸中期、俳人松尾芭蕉が弟子を連れて深川→千住へ旅立つことから始まる。東北・北陸へ。そして、大垣→伊勢へ旅するところで終わる。日本の古典的な紀行文、超有名な『奥の細道』です。日数150日、旅程600里の大旅行だったようです。

さて、イタリアを“ワッツ王国”にしたリーダー、イタロウ・ベルトラーゼさん。我が家に滞在中。本職は写真家。今回、10年ぶりに訪日。ライフワークの《奥の細道》の取材旅行とのこと。尾花沢→新庄→鶴岡→羽黒へ。宿坊に泊まりたいとのこと。予約手続きのお手伝いをしました。インターネット上では立派なウエッブサイトなのですが、実は閉業中。連絡先不明。観光案内所の電話番号も「現在このデンワは使用されていません」とのこと。意外に不親切でした。外人さんはお断り。そんな宿坊も意外に多いことを知りました。何度も104へ問い合わせました。地方町村は財政難で疲弊しているのでしょう。町の観光案内所は閉鎖中が多い。2020東京五輪、大丈夫ですかネ~。

|五月雨を|あつめて早し|最上川|

私は生まれも育ちも仙台。今は100万都市ですが、学生の頃は45万人でした。それでも東北一の“大都会”。江戸期から国分町が一番の繁華街。その一角に“芭蕉の辻”という地名の交差点がありました。交番脇に小さな石碑がありました。ウル覚えですが、その場所に呉服問屋があり、芭蕉が滞在した(?)らしい…。300年前、あの辺をブラ歩きしたであろう芭蕉。次は山寺へと向かった…。

|閑さや|岩にしみ入る|蝉の声|


■ 日本の保安事情 安全な国ジャパン 17/10/06  2

上野・東京国立博物館。一度も手荷物検査はなかった。20年前、イタリアもそうだった。が、今は違う。原則禁止。コインロッカーへ。そして、入出口ゲードには金属探知機。警備員による身体チェック。空港と同じ。テロ対策。日本も20年後とは言わず、2年後は同じかも…。イヤな世の中になりました。

夕食。イタローさん夫妻がパスタを作ってくれました。前回、わざわざ持参したイタリア食材。何と駅前ストアで同品が売られている事を知った。今回は駅前仕入。そして、この時期、イタリアでは高級フルーツの一つ“KaKi”が、これも手軽なプライスで売られている。勿論、こちらは国産品。“KaKi”は今や立派な国際語。パスタも柿もたくさん食べました。


■ 今も続く 過去の重い「償い」 17/10/06

昨夜のCNNニュース。久々に世界最強(?)の大統領プーチンさん(ロシア)登場。2005年には「北」は核保有国だった。今では水爆をミサイルの乗せNYへ届ける能力がある…云々…と明言した、TVを見ていたイタリアからの客人(イタロウさんご夫妻)から「ソ連」崩壊時のヨーロッパの混乱ぶり。そして、現在、中東・北アフリカからイタリアへ押し寄せる難民問題の話などを聞きました。

|イタリア|ドイツ|日本|…第二次大戦の“枢軸国”。かつて占領・植民地だった国々からの難民は拒めない。過去の償い。イタリアでは難民対策で二度、消費税アップ。が、三度目を検討せざろう得ない…とのこと。“対岸の火事”では済まされない。「北」が崩壊したらどうなるか。日本も過去の償いを強いられることになる。何せ朝鮮半島分断の原因は日韓併合(1910年)に端を発するからです。消費税2%アップ。その使い道の変更が衆議院選の論点の一つ。それを理由にしている場合ではないのかも知れませんネ。

ロシア・中国・米国は世界三強。今も昔も「償い」はしないでしょう。イタリアは半島国。日本は島国。海岸が長い。難民はどこからでも入ってこれる。地政学的な位置が大きい。イタリア同様に日本はイヤでも難民を受け入れ、「償い」を求められる。そう感じました。「北」が崩れたら、陸続きのロシアは即侵攻。クレミア半島と同じです。中国だって黙っていません。米国はどうか。今回で分る通り「口だけ」で本気度が低い。米国から見れば、「北」は極東の小国。遠い。美味しい国ではない。金目の資源は何一つなし。さて、その時、日本はどうするか…。

今回の衆議院選挙。十代の若者たちも有権者に加わります。日本の将来を考えるいいチャンスです。彼らが生きる「未来」が何より大事なのですから。外交力のある政治家。東西の文化文明に長けた政治家。官僚の作文を観ずにスピーチできる政治家。そんな政治家が必要です。若者よ。日本を好きになり、政治に興味を持ち、投票所へ行こう。


■ 運慶 日本のミケランジェロ 17/10/05

上野・東京国立博物館へ。イタロウさんご夫婦と運慶展を観に行きました。平日午前中なのに長蛇の列でした。

日本一有名な仏師・運慶。今にも動き出すようなリアリティーある仏像たち。息を飲みました。運慶が生きた時代、平安末期から鎌倉初期へ。平家から源氏へ。仏像も中国古来の模写から日本の創造へ。時代が大きく移り変わる頃。仏像の顔がアーリア系からヤマト系へ脱皮。「運慶は日本のミケランジャロだね」とイタロウさんが感想を一言。

700年前、既成概念と闘った運慶。造形力豊かな仏像を生み出し、輝かしい彫刻の時代をリードした。興味深く観てきました。


■ 小池さん どっちへ行くのか 17/10/04

少子高齢化は日本だけではない。先進諸国はどこも同じ。だから女性の社会進出と戦力化が急務。が、国連加盟国(約200ヶ国)の中で女性活用ランキング、日本は110位台。過日、話題になった女性の車運転を許可したサウジは140位台。日本は中の下位です。

そんな日本で都知事選300万票に迫った小池さん。“希望の星”です。いよいよ国政へ打って出る。と思いきや、数日迷って「国選出馬100%なし」とか…。エッ…あなたは一体何なの(?)…。

日本のメルケルさん(ドイツ)を目指すのかと思っていた人々はガッカリ…。逆にアウンサンスーチーさん(ミャンマー)を目指すのかと分った人々はホットした…。最先端で決断するか、最後尾で決断しないか。リーダーの立ち位置でその後が異なる。大看板のドイツやミャンマーと同じように圧倒的な国民的人気をキープできるのか否か。どうする希望の党。どうなる東京五輪。


■ カオスの時代 17/10/03 2

世界一の歓楽街ラスベガスで米国最大の乱射事件。世界一の観光地バルセロナで流血騒ぎ。スペインからの独立住民投票です。世界中がカオス(混沌)の中で揺れています。

日本国内も“日替わり”の如く政界が揺れ動く。M&Aはビジネス界だけとは限らない。政党間も“売買”の対象になる。知らなかった。驚きです。不思議な事に政界では身売りする側が億単位の“持参金”が必要。生まれたての貧乏な政党が実績のある裕福な政党を飲み込む。それも知らなかった。与党。旧野党が二つに分裂。それに新生野党が加わる。『三つ巴』の構図が出来上がったようですネ。いよいそ告示。熾烈なサバイバルゲームが始まります。
民進党に100億円も“内部留保金”があるとは…政治って超美味しいビジネスなんですネ。


■ イタロウご夫妻来訪 10年ぶり 17/10/03

イタリアから知人ご夫妻が来日。イタリアをワッツ王国にした有名人イタローさん。本職は写真家。特にアイヌ・山伏などマイナー文化をイタリアに紹介した写真集などを出版。今回、来日の目的はライフワークの一つ、芭蕉『奥の細道』の取材。特に芭蕉最晩年の山形→新潟への旅とのこと。奥さんはケア・ラフィング指導者。東京→京都→鹿児島で講習会を行うとのこと。ご夫婦揃っての来日は10年ぶり。楽しい会話で夜が更けました。