■竹馬の友・独りバンザイ三唱 19/02/27
虫の知らせがあった。ガンで入退院を繰り返していた…。携帯から彼の細君の声…。直ぐに解った。生涯最も長く付き合った友が逝った。小学~大学まで一緒だった。住まいが近所でお互い末っ子だったこともあり、兄弟に似た付き合だった。
これと言った当てがあった訳でもなく、無謀にも単身フィリピンへ旅立つことになった。その日の朝、仙台駅ホームで独り見送ってくれたのが彼だった。周りをはばからず、大きな声で万歳三唱。目頭が熱くなった。
~バンザイ~バンザイ~バンザイ~
辛い時、悩んだ時。彼の独り“バンザイ”を思いだし、耐えた。長い付き合いに感謝。ありがとう。また会おう。
安らかにお休みください。合唱。
■キンダー時代の燃料電池の思い出 19/02/26 2
我が家のガス風呂ボイラーが壊れた。古い家なのであちこちが“もうムリ…”と悲鳴を上げています。ガス会社からご提案。思い悩んで“エネファーム”(燃料電池)にしました。
40年前、私の勤務先(旧キンダークラブ鶴見)に出入りしていたガス会社技術やサンの顔・顔・顔がチラつきました。勤務先(大手ガス関連子会社)はスイミングスクール&スポーツクラブの運営会社。親会社はガス風呂からプールへがテーマでした。新規オープンが多かった。それを見込んでこれからはガスでプールを、電気代はタダになる。そんなキャッチで企画していた。時代も燃料電池に注目していた。クラブ敷地内の一角にプレハム小屋があり、そこが燃料電池の“秘密実験所”でした。リーダーはNASAの研究員だった方。プールのガスボイラーが稼働すると自動的にプール棟の電気が賄える。素人ながら画期的だと思いました。当時、機器の大きさは3畳分の大きさ。が、技術やサンたちは「近い将来、スーツケースぐらいの大きさになる」「クルマも家庭も燃料電池で動く時代が必ずくる」「ガスを使えば電気代は要らない」と言っていました。信じがたい話でした。
我が家に搬入された“エネファーム”はスーツケースのおおきさではなく、タンスほどの大きさです。あの当時から電力会社とガス会社はライバル。熾烈な“覇権争い”だった。が、“原子炉”へ政治の舵が動いた。ガス会社の東京湾に大規模な“燃料電池基地”を7ヶ所つくり、都民の電気を一手に賄う案は実現しなかった。当時、技術やサンが言った言葉が忘れられない。曰く…「原子炉1基分のコストで燃料電池なら国全体が賄える」と…。利権が絡むと政治はいつも経済を凌駕する。
我が家のエネファームはキンダークラブ時代のプレハム小屋で格闘していた彼らの夢への敬意。つまり水と電気を同時に創る。そして、あの忌まわしい3・11へとつながる国家エネルギー政策への細やかな“反抗”でもあります。
1986年、アメリカ東部五大湖周辺の小さな港町ポートワシントン(ウィスコンシン州)で産声をあげたAEA(アクアエクササイズ協会)。今では加盟国30か国。認定者数1万人。文字通り、世界最大のアクア国際組織に成長しています。AEA認定者第1号がテリー・ミッチェルさん(写真)。認定養成に携わる教育トレーナー第1号でもあります。今年で62歳。33年間、模範的な教育トレーナーとしてAEA発展に貢献。熱狂:的なファンが多い。人柄の良さ、向上心の高さ。勉強熱心。世界中のAEAトレーナーの目標です。お誕生日、おめでとうございます。
■ 天空の宮殿 スペインの観光地 19/02/25
夢の一つ、アルハンブラ宮殿の見学。来年、秋、三度目のスペインへ。宮殿訪問が叶うかも知れません。大手ガス関連子会社勤務時代、私の上司だったヒトが大のスペイン好き。何と退職後(親会社常務)、バスク(スペイン)へ移転。このヒトは建築家ではないのですが建築に造詣深い。その方が絶賛していたのがアルハンブラ宮殿でした。
13世紀前半、イスラム人がスペインを統治していた時代。アフリカ出身の御后がホームシック。それを紛らわせるために国王が建設した宮殿。イスラム美の粋を集めた歴史的な建築物。ジブラルダル海峡を見下ろす丘の上。天空に浮いているように見えるらしい。代々の国王が改造を繰り返し、今日の景観になったらしい。。
宮殿はグラナダにある。アクセスが不便。が、生涯一度は見ろ。そして、もう一つ。死ぬ前に一度食べろと言われているのがバスク料理。こちらもアクセスが不便。来年、二つの夢が叶うかも…。今から楽しみです。
JR鶴見駅西口にある旧キンダークラブ鶴見。築30年、今も見事な外装。とてもフィットネスクラブとは思えない。この建築物は中世スペイン時代のコロニアルタイプ。スペイン好きの上司がいたから実現しました。時、まさにバルセロナ五輪へ向けて世界が動き出した頃でした。正面玄関脇に“Ena Aqua Sana Est”(健康は水の中にある)と彫られています。今となれは一生の思い出です。
当時、日本経済がピークだった。NYのエンバイアビルやパリ郊外のアントワネットの城などを日本の大企業が競って購入。オーナーであることを誇っていた。旧キンダークラブ鶴見がオープンしたのはそんな頃でした。会員募集チラシ1回(6万部)で翌朝から入会者が長蛇の列。3日目で受付業務パンク。クラブ内部の装飾品もスペイン現地で買い付けた。何とガウディ・デザインの椅子1脚を持ち帰った。当時、このイズは、ニッサン・スカイラインと同じ値段で買った…。もしかしらた、今もフロントロビー(現ザバス明治鶴見店)にひっそり置かれているかも知れません。日本に1脚しかない椅子です。座ってみて感じてください。
■ 物知りの見解 どうなる日本の未来 19/02/23
昨夜、久々に「朝生」を観ました。
海外では2回目の米朝トップ会談(ベトナム)。ユーロからのイギリスの合意なき離脱。米中貿易悪化。イラク紛争の再来。国内では森友加計問題に続き、勤労統計データ改ざん。トップ官僚たちの“奥の手”『記憶にありません』発言の連呼。そして、根深い沖縄・辺野古問題。こんな大変な時、国会サミット予算委員会は空席が目立つ。エリート議員さんの居眠りも目立ちます。
さて、「朝生」の老怪物(司会者)をはじめ専門家たち。この内外の混迷・混乱をどう見ているのか。何を考えているのか。日本の未来をどう思っているのか。パネラーの世代交代、フレッシュな顔ぶれは大歓迎。が、前よりパワーアップした怪物。実は妖怪かも…。自慢話に終始。だから…どうしたの(?)。スイッチOFF。
どうするニッポン。どうなるニッポン。
周りと違うから「変」なのか…周りと同じだから「変」なのか。見方や考え方で「変」の意味が変わる。
あたなはどっちを「変」だと思いますか。そして、そのワケは…。なぜ「変」だと思うのか。
■ ファシリテーションの難しさ 19/02/18
昨日、31回目の半日講習会。講師は岡本正一さん(Be-Up代表)。テーマは『ファシリテーションスキル』。関西人特有の親しみある口調。好感度バツグン。話しの中に引き込まれました。
昨今、よく耳にする用語「ファシリテーション」(facilitation)。もともとは価値観や文化の異なる人々が集まる国際会議などで、人々の発言や参加意識を促し、話しの内容に一定の方向性を持たせる。そんな行為全般を言う。ファシリテーターの上手なヒトには3つの特徴があると言われています。すなわち…。
(1)どんな意見にも関心を向ける (2)つねに目的や論点を意識させる (3)参加者の様子に気を配る
その場を和ませ、雰囲気づくりする。そして、一人ひとりの意見を引き出し、まとめる。言葉で言えば、そう言う事なのですが、実際にそれを実行するのは難しい。ファシリテーターの人柄や見識、知識の広さと深さがなければ何事も上手くいかない。
ファシリテーターとしての岡本さんと資質の高さや才能の豊かさに心底感心しました。勉強になりました。ありがとうございました。
■ 世界へ与えた池江ショック 19/02/16
天才少女スイマーが世界トップへ一気に駆け上がった。その彼女が自らSNSで白血病と告白。ショッキングなニュースは世界を駆け巡った。彼女を支援する暖かいメッセージが国内外から寄せられた。何とIOC会長からも…。異例中の異例です。それほど波紋は大きかったと言うことでしょう。
オリンピックには“女神”がいる。女神を味方にしなければ勝てない…と言われる。その女神は彼女を東京ではなく、その先のステージを用意している。もしかしたらオリンピックよりもっと彼女に相応しい未来を考えているのかも知れません。
白血病は血液のガンとのこと。血液は危ういバランスで保たれている。が、医学の進歩で多くの患者が完治するらしい。これだけ沢山の人々から慕われている彼女なのですすから、治療に励み、ぜひ元気な笑顔を見せて欲しい。そう願っています。
|ガンバレ|ガンバレ|ガンバレ|
血液のバランスがいかに危うい状態を保っているのがを痛切に感じた事があります。数年前、青年期からの友人が急性白血病に他界。実弟からの脊髄移植で一時は元気なった。が、再入院。容体が芳しくない…と聞き知り、海外渡航前にデンワ。意外にも元気な声で「コンちゃんこそ体に気を付けヤ~」と逆に励まされた。が、帰国する数日前に急変。そのまま旅立った。血液のガンは怖い。
■ |お|も|て|な|し|は裏ばかりで表ナシ 19/02/15
昭和の大政治家、田中角栄の言葉。政治の本質です。その角栄の“最後の弟子”と称されるヒトが今の幹事長。安倍政権はこのヒトの胸三寸で決まる。そのヒトの子分が今のオリンピック大臣。度々失言。今回も「水泳のメダルを逃した」と物議発言。デリカシーの無さに呆れるばかりです。が、彼は“氷山の一角”。
半世紀ぶりで東京五輪。しかし、ロゴマークに始まり、スタジアム設計建設、誘致への裏金工作、ボランティア募集の傲慢さ。政治家に限らず、執行部や競技団体のリーダーたちの見識の無さ。失態失言の数々。お・も・て・な・し・の気持ちがあの日をピークに下がりつつあるのは私だけでしょうか。
■ サービスは4つで決まる 9/02/14
8日ぶりにプールへ。外気が冷たい分、プールは暖かく感じました。のんびりユックリ泳ぎました。チェックアウトの時、「バレンタインです」とかわいいチョコレートを貰いました。古参のメンバーは「前ほどのサービスはないネ…」とサウナの中でボヤいていますが、私はフィットネスクラブとしては“充分な質”をキープしていると評価しています。サービスの本質はたったの4つ。これがシッカリで出来ていればそれで充分。海外ならチップを要求されるレベルです。日本はタダ。何と素晴らしい国なのでしょうか。ブラボー・ジャパン!
|挨拶|返事|声掛け|態度|
■ 和食の名店巡り 19/02/13 4
豚カツ・塩ラーメン・回転すし。講習会後は和食づくめ。名店めぐり。美味しかった。
和食を食べながらオランダ談義。オランダは日本と同じ立憲 君主制国家。国土は九州と同じ。人口は北海道と東北を合わせたぐらい。首都アムステルダムは海抜下の土地。代々埋立、堤防を創り、商業都市とした。オランダ人の頑固さと粘り強さは今も健在です。
充実した社会保障は北欧なみ。が、所得税は40%、消費税も21%。教育・医療・介護はタダ。高い税を払い、高い保障を得る。これもオランダ人の生き方の表れ。羨ましい話をたくさん聞きました。
■ 神道イズムを感じた明治神宮 19/02/13 3
原宿、明治神宮へ。建国記念日。表参道は大神輿の列。粋な発揮や袢纏姿の老若男女たちで賑わってました。ワッショイ・ワッショイの勇ましい掛け声で大鳥居へ上がってきました。見応えがありました。
■ クマのプーさんの見方と思考 19/02/13 2
特別講習会(2/9-10)の講師カトリーンさん。大のプーさんファン。渋谷BUNKAMURAで開催中の「クマのプーさん展」を見に行きました。祝日(2/11)だったので大混雑。ヒトの肩越しで展示品を観ました。挿絵作家アーネスト・ハワード・シェパードがプーさんを描いたのは100年前。ハガキくらいの小さな台紙にエンピツで描いた。1960年代にディズニー・キャラクターに加わり、大躍進したとのこと。
子ともに限らす、大人にも大人気のクマのプーさん。物事の見方が本質的。最低限の知識で鋭く確信をつく。プーさん的見方や思考は今や哲学書になっているとか。シンプル・イズ・サ・ベスト。勉強になりました。
■ トビウオジャパン 二度あることは三度ある 19/02/13
2020まであと500数日。プールアリーナのメディア公開日。このタイミングでこの会見。一人を除き、同じ顔。ヘットコーチ抜きの会見とは…。言葉を失いました。二度ある事は三度ある。
ドン底に突き落とされた18歳。大人たちの会見前に本人がツイッタで呟いたとされる コメント。出来すぎた文章。白血病の詳しい病名も知らずに「早期発見」だったとか…。東京五輪への回復は「ゼロではない」とか…。大人たちよ…。君たちの2020は閉幕したのかもしれません。
五輪四年ごとに必ずある。出産後、復帰。表彰台に立ったレジェンドもいる。大人たちに振り回されるな。
■ 日本人がモットも忌み嫌った事 18/02/03 2
『日本人の誇り』(by 藤原正彦)によると日本人が最も軽蔑した行為は弱い者イジメ。これまでの日本人が最も不名誉だとした。「卑怯者」と言われる事が最大の侮辱だった。が、昨夜観たTV週間ニュース番組はこの卑怯者たちのオンパレードでした。躾と称して10歳の娘を冷水風呂で殺した父親。子どもをたらい回しした“教育者”たち。立ち退きに応じない家を放火してこいと恫喝叱咤した市長。マッサージを“風俗”と誤認したイケメン俳優。どうなっているのか…。日本人の誇りはどこへ消えたのか。
DV、窃盗、強姦。みな同じ根っ子の人々。弱い者イジメが大好きな身勝手なヒト。その時は反省してもやがて同じ事を繰り返す。そんな負のDNAを受け継いだヒトが身近にしたら、躊躇ぜす、立ち去る。二度と近寄らない。
米国カリフォルニア州では再犯率の高い半社会犯に体内チェップを埋め込む(手)ことを立法化しようとしています。何とDVは性犯罪と同じ扱いです。
■ 小江戸の魅力 19/02/03
明日、川越へ。アクアフォーラム21です。年に一度は北関東で…。と、オークスポーツ様へお願い、施設のご協力を頂いています。クラブ名のオーク(oak)。ブナ科の落葉樹ナラの木です。クラブ玄関脇にその木はドッカリ立ている。<今年も宜しく…>とご挨拶してから中に入ります。
川越は小江戸と呼ばれ、首都圏屈指の観光地。情緒溢れる古風な街並みが保存されている。200年前にタイムスリップしたような不思議な感覚になります。AD研のある横浜からは東横→副都心→東武と乗り換えなしで行けるのでとても便利になりました。
川越七福神巡りと言いたい処ですが今回は時間がない。せめてイモ羊羹かイモ饅頭は食べたい。そんな卑しい口ばかり考えています。明日、会場でお声を掛けてください。
今回 川越でのAF21 詳しくは ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/workshop/37246.html
数年前、知人のイタリア人ご夫婦が我が家に数日逗留。川越・小江戸へ。終日、川越で過ごし「楽しかった…」と帰宅。駅前の観光ガイドでリタリア語ベラベラの老ご婦人を紹介され、親切に案内して頂いたとのこと。ランチで食べた「うな重」がバツグンに美味しかったらしい。後日、知ったのですが、川越は鰻料理が有名なのだそうですね。川越観光サービスもなかなかモノです。外人向けガイドさん、来年はますます忙しくなることでしょう。
■ 五輪貴族の意味とは 19/02/01
オリンピアード・ノブリメン(Olympiad nobleman)と言う言葉があります。五輪貴族。もともとはクーベルダン男爵に代表されるヨーロッパのスポーツ好きな貴族たち。五輪発展に私財を投じる人々の事でした。が、今や“貴族”の意味は変化。多くはアフリカ諸国の五輪委員たち。開催地が決まる度に私財が増える人々。昨今、ヨーロッパやアジアにもこの種のお金持ちが増えているとか。名誉心の強い権力者(政治家)と太いパイクを持ち、彼らの背中から時折見え隠れする。
世界最大のスポーツイベント五輪。巨額のカネが湧き出てくる。利権が生まれる。密に群がる蜂のごとく人々の欲望が押し寄せる。五輪旗の色は五大陸(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリア)の均一の結びつきを表現している。が。近年、どの色とは言いがたいが、環のバランスが崩れていることは事実です。