■ タイ北部の古民家の美しさ 9/06/20
タイ北部チェンマイ郊外にあるゲストハウス。山深い中にこんな素晴らしい宿がある。今回は時間的にムリだか、プライベートな旅で行ってみたい。
タイの古民家が素晴らしい。簡素で素朴な美。かつて日本の田舎にこんな家があったのかも知れない。派手さが一切ない佇まい。美しい…。バンコック市内にあるシルクセンターの敷地内にも素晴らしい古民家があります。タイシルクの立役者ジム・トンプソン邸。タイ北部の古民家を移築。侘び寂びの素晴らしい世界です。一度見学してください。
■ ボスとリーダーの違いは何か 19/06/19 2
|やってみせ|言って聞かせて|させてみせ|誉めてやらねば|人は動かじ|
山本五十六の名言。「真珠湾攻撃」や「ミッドウェイ海戦」を指揮した有名な軍人です。経営者や指導者への格言として今も人気が高い。
「やって見せる」にはチョットした工夫が必要だと彼は言っています。失敗を恐れるなと勇気づける。ゆっくりやってみる。そして、上手にできないヒトには特に目を掛ける。また、難しいのが「言って聞かせる」だとも言っています。ポイントは4つ。すなわち…
〇目標を具体的に言う。
〇現状と目標の差を認識させる。
〇目標達成の方法を教える
〇目標達成の期限を決める。
そして「誉める」ときに大切なのが三原則。誉めるヒトの度量が分ると彼は言っています。すなわち…。
|励ます|能力を褒める|進歩を認める|
ボスになりたのか、リーダーになりたいのか。身の置き場所は後ろか前か。後ろでハッパを掛けるのがボス。前に身を乗り出し、率先垂範するのがリーダー。山本五十六はいつも最前線にいた。
サラリーマン時代。上司が親会社から帰社。不機嫌な顔で新たな“経営目標”を言われた。実力以上の数値にヤル気が失せた。どうすれば達成できるか…「その方法を教えてください」と弱音を吐く。と「バガ…それが解ってるならオレがやる」「解んないからお前に頼んでいる」「何とかしろ…」と。その上司と二人三脚を組み、最後まで一緒でした。実力以上の力を出せたと今でも思っています。
■ 罪深いオレオレ詐欺の若者たち 19/06/19
世間が騒いで久しい“オレオレ詐欺”。被害が続いています。次々と新手のアプローチが登場。発信地は海外(東南アジア)なのだそうです。“蛇の道は蛇”。悪智恵が常に勝利。困ったモノです。
今朝、駅前で詐欺被害の相談コーナーが設置されていました。地元警察と保安協会の方々が立ち。手渡しされた警告文によると、近隣住まいの80歳の老女が詐欺被害にあった。三度に分けて計2000万円の被害だそうです。全額タンス貯金。一人住まいお婆ちゃん、お金持ちのなんですネ。
さて、過日、金融庁が示した年金問題。「老後に2000万円必要」云々。波紋を広げています。“どうしよう…”と困惑する多くの高齢者。当然です。が、しかし、何と高齢者の2%は資産1億円ある。50人に一人は1億円以上の資産持ちだと言うことのようです。ダンスや銀行に預けず、投資でお金を増や(?)してください。それが金融庁のホンネらしい。身勝手な言い分ですネ。
参議院選挙前にこんな不都合な真実が世間に知れる。迷惑千万。金融大臣は「このタイミングでこんな都合の悪い“公文書”は受け取らない」「オレは知らん」とソッポを向く。実は人並みの老後なら“3000万円”が必要なのだそうです。
高齢者の皆さん。息子や孫からデンワがあったら、理由を問わず“カネ”の話は110番へ。実は自宅に怪しげな弁護士事務所から債権返済督促状が届いた事があります。私も高齢者なのでターゲットの一人なのでしょう。もちろん無視。くわばら…くわばら…。
■ あの時の彼の顔が想い出せない 19/06/17 3
NHKスペシャル「知られざる脱出劇~北朝鮮・引き上げの真実」再放送を観ました。終戦時、北朝鮮にいた日本人30万人とか。引き上げ事業が難航した。そして、60年前、逆に在日韓国人400万人が祖国(北朝鮮)へ引き上げた。一大帰還事業だった。
私の故郷、仙台(当時40万人)は、東京や大阪に比べ、部落民他の人種差別が少なかったと思う。歴史的に蝦夷地として東北全体が“差別”されていたからかも知れない。学区内に在日朝鮮人家族が住むエリアがあった。裕福な家庭もあった。医者の子どもと同級生だった。小学校5年生頃だったと思う。ある日、先生から「○○クンは朝鮮に戻ることになった」と告げられ、“お別れ会”をした。転勤族が多いエリアだったのでお別れ会は結構慣れっこだったが、その会で彼は大粒の涙を流した。挨拶も出来ないほど大泣きした。事情を知らない私たちは大袈裟な別れだと思った。
確か彼には妹もいた。母親は日本人だったと思う。お医者さんの家族だったので、今にして思うと“引揚事業”の目玉としてインテリだった父親が“祖国”へ引き揚げさせられたのだと思う。その後、彼からクラス全員に充てた手紙が一通きた。教室後ろに張り出されていたが、何と書かれていたのか…。思い出すのは彼は運動が得意だったこと。成績が常に良かったこと。そして、掃除を率先してやっていたこと。今となれは顔もよく思い出せない。
私と同じなので今頃は古希を過ぎ(生きていれば…)ている。仙台で過ごした少年時代を思い出しているかも知れない。NHKスペシャルを観て、漠然と彼の事を想い出しました。
■ 面子を失った日本の現状 19/06/15
汝、己を知れ。今の日本の実力を知る出来事が起こりました。親分の望みを勝手に“忖度”。不仲の間に入り、一肌抜いでお役に立とうと仲裁役を買って出た。が、しかし…
|ふざけるナ|自分を何様だと思ってるダ|俺たちを舐めんナよ|
と脅された。一撃どころか二撃を浴びた。仲裁役は失敗。難しい。仲裁には背後に無言の圧力がかければ成功しない。不気味な「力」が必要不可欠なのです。このヒトの面子が立てなければ後でどんな不都合が起こるか分らない…。個人でも国家でも仲裁役にはそんな「人物」でなければ出来ない仕事なのです。
もしかして、親分との間で、仲立ちが首尾よい結果だったら「ピョンヤンからめぐみちゃんを連れ出してやるからネ」…。そんな“密約”(?)があったのかも知れません。残念。
多くの日本人は今でも昔の“幻”のイメージを持ち続けている。つまり、30年前、世界第2位の経済大国だった頃の実力です。今や第27位へ一気に転落。世界情勢は大きく変わった。が、自分で何一つ自己改革(政治・経済・社会)ができない。何も決められない。当時のまま…。あの頃には二度と戻れないのに…。厳しい現実を受け入れねばなりません。
どうするニッポン。どうなるニッポン。
■ キングが惚れたオンナの特長 19/06/14 2
お笑い界のキング(72歳)が離婚。会社を捨てたのが1年前。今度は家庭を捨てた。“裸一貫”と言えば聞こえはイイが、要は惚れた悪女の尻に惹かれた結果(?)。昨今の彼は確かに焼きが回っている。カツレツが悪い。何を言っているのがよく分らない。
キングが会社を離れたニュースを知った時。私はタイ・バンコク郊外のアユタヤ王朝を見学しました。その時、感じた事です。いよいよキングも朽ちてゆきますね。
バンコクから車で2時間、アユタヤへ。400年続いた王朝の宮廷見学。クメール王朝(現在のラオスかビルマか?)との戦いに破れて消失。廃墟と化していたとか。近代になリ復元。その理由とは…。何と、キングの愛人の居場所づくり。力と金を得た男が老いると同じ事をする。大阪城もアルハンブラ(スペイン)もここアユタヤ(旧シャム)も同じ。
わがままで気高く強情で強欲な女。そこに惚れたキングたち。女の居場所づくりに精を出す。財を使う。が、やがて女に「運」を吸い取られ、老いた男は朽ちて行く。日本のお笑い界のキングもどこか似てますネ。それができる男。羨ましくも有り、妬ましくも有ります。ご多幸とご幸運を,,,,。
■ 四大セラピーメッソを特訓する 19/06/14
|特訓クリーニック|4-6月|バッドラガーズ法|
アクアセラピーの実技指導にはグループとパーソナルの二つの分野があります。ATRI養成コースではグループ指導を。認定後、順次パーソナル指導を行う。これを特訓クリーニックと称しています。水中運動療法の世界四大メッソド(ハローウィック・ワッツ・バッドラガーズ・アイチ)を行います。
4月からバッドラガーズ(筋緊張)を行ってきました。今日はその5回目、あと1回で終わりです。バッドラガーズは弛緩→躯幹→下肢→上肢の4つのプロトコールで構成されています。最終日は全部を通して行います。次回、10月からはハローウィック(静的筋調節)を行います。
受講希望する方、メールでお申込みください。↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/formcon
究極の水中リラクゼーション『ワッツ』とは対極的な位置にある『バッドラガーズ』。水の特性を活かした筋緊張。弛緩→躯幹→下肢→上肢と4つに区分けされます。水中でのPNFとして広く知られている施術です。久しぶりだった事もあり、私自身、新たな発見が多々ありました。次回はハロウィック。現代版水中運動療法の原点になった方法です。奮ってご参加ください。
■ 身体バランスの3つのファクター 19/06/13
|ボディー|マインド|スピリッツ|
心身のバランスを保つ3つのファクター。それぞれ理屈や理論があるのでしょうが、要するに「姿勢」(ボディー)と「習慣」(マインド)と「信念」(スピリッツ)と言うことになる。
視覚的に直ぐに解るのはボディ。そのヒトの息つかい、立ち振る舞い、動き方を見ればある程度分る。ボディーの基本は呼吸・姿勢・歩行です。マインドはどうでしょうか。寝起きや食事や仕事など日頃の生活の仕方を見ればある程度分る。さて、スピリッツはどうでしょうか。何を信じているか。何を愛しているか。何を良しとするか。何を大切にしているか。スピリッツは見て直ぐ分るモノではない。が、3つのファクターはいつも気を付けたい心身のバランスです。
水泳人来客。石井さん(元県水連強化委員長)と玉山さん(盛岡市水泳協会)。いつの間にかあの頃の自分(30代)へ戻って行きます。いよいよ来年は東京オリンピック。あの頃と今とでは何が違うのか。どう違うのか。なぜ違うか。楽しい水泳談義でした。また来てください。何はともあれ、がんばれ水泳ニッポン。
■ 上手なスピーチのコツ 19/06/10 2
数年前から新聞は取っていません。TVニュースと解説、そしてCMは必ず観る。今のところこれでOK。そこで、養成コースでの自分流楽しみの一つ。会場施設のロビーに置いてある全国代表新聞日曜版を読み比べること。今回、面白かったのはショートスピーチのコツに関する記事。自己紹介、結婚式、会場・プレゼンその他、人前で話す機会が多い現代人。意外にも話し上手と自分で思っているヒトに限り、実は下手で退屈。そこで、話し方、内容の伝え方などを解説。要するに以下の通り。
〇だらだら話さない。〇終わりのフレーズが大事。〇モジモジするのが最もみっともない。〇これだけはぜひ伝える決めフレーズを持つ。〇強調したい処こそスローにハッキリ話す。〇アイコンタクトが大事。〇ダメなら素の自分をサラケ出す。などなど…。
始めと終わりが決め手。自分流の決めフレーズを持つ…。ご尤もです。勉強になりました。
■ 季節の変わり目 梅雨入り 19/06/10
関東も梅雨入り。朝から肌寒い雨。先日、猛暑で早々と短パン出勤したばかりなのに今朝はタンスの端から雨具を引き出しました。
昨日、二大養成が無事終了。今回はいつもより緊張しました。何故ならば今年は数年に一度の教育内容リノベーションの年だからです。全員合格。ホット一息。こんな日はささやかなご褒美ランチ…。駅前『王将』の餃子ランチ(餃子二人前がうれしい)を食べてました。
さて、来週の今日、国内総会受付初日。気合を入れて頑張ります。どうぞ宜しく…。
■ 金融庁の老後年金生活の絵図 19/06/07
昨夜、帰宅して夕食を取りながらTVニュースを観ていた。「年金・老後に2千万円貯蓄が必要」と金融庁が驚きの提案をしている事を知りました。“エッ”と一瞬耳を疑いました。今さらそう言われてもムリでしょう。それも貯蓄したお金を投資で増やしたらいかがでしょうか…とか。何と言う都合のイイ“提案”だと腹が立ちました。
人生100年時代。90歳前後までご夫婦で元気に暮らした場合を想定しているらしい。銀行は金利ゼロ(?)ですからね…投資で…と言う事のようですが、要は“キャンブル”で増やせと言う事です。政府の発表では年金だけでは月々5万円が不足する。今から覚悟しろ…と言っているように聞こえます。
具体的な数字(2千万円要)が発表されたことは評価します。が、この先、どうすればイイのか。老後がますます不安になる若い世代が増えるでしょう。日銀は“国債”と同じように“民債”なる新手の国民老齢貸付制度を始める。国民一人当たり上限2千万円を貸し出す。最期は国債と同じ、例の借金網引きの特例法で借金チャラへ。そんな破滅的な国家財政運営を狙っているのかも…。冗談・冗談…。
どうするニッポン。どうなるニッポン。
■ 企業コピーの中に見える未来と指針 19/06/05 2
ホンダのASIMOのボディーコピーです。単に企業広告を超える何か大きなメッセージが伝わります。コピーは短い文章でその企業が長年育ててきた文化が分る。働いている人々の仕事への誇りが分ります。コピーの本質は思想を言語化することです。その言葉がこれから向かうべき未来や指針を社会へ伝えます。
理系の秀才が集まるのが医学分野。一方、文系の秀才が集まるのが広告分野。秀才たちの鋭い感性で社会の一瞬を切り取り、未来や指針を表します。面白いコピーは文句なく面白い。
何度読んでも心に響く名コーピーが沢山あります。大好きです。
■ 東京がパラリンピックの始まり 19/06/05
2020東京パラリンピック水泳競技。日本チームの世界記録ラッシュになると予想されています。その背景の一つ、かつて日本競泳界を牽引した元名コーチたちが手弁当で全面協力。全力支援しているからです。
近年、4年毎の夏季オリンピック終了後、同都市同会場でパラリンピックが開催したのは56年前、東京オリンピックが最初。その後、継続できなかった。国際障害者スポーツ連盟との意見の対立、運営費用の分担その他政治経済的な諸問題で折り合いがつからかった。今日のように二つがセット開催されたのはソウル大会(1988年)以後。その間、パラリンピックとは言わず、国際ストーク・マンデビル競技大会と言われていたのです。
第二次世界大戦で脊髄損傷した軍人のリハビリとして運動が奨励。特に損傷部や欠損部をカバーする全身運動がイイとされ、水平体・無接触運動である水泳が特に奨励された。今日では障害欠損の度合いにより多種多様なパラ水泳競技が行われてます。
世界記録目前の有望な日本人パラスイマーが沢山いると聴きました。ガンバレ…日本パラ水泳チーム。
■ 日本水泳界の二つの東京オリンピック 19/06/04
1964年、東京オリンピック。水泳競技最終日最終種国、男子200×4リレー銅メダル。これが唯一の成果でした。大惨敗。日本水泳界の“神話”が崩れました。
この2年前、日米豪三か国対抗試合がハワイで開催。終了後、トップコーチ陣のシンポジウムが行われた。日本チームのヘッドコーチは当時エーススイマーだった選手の泳ぎを解説。最後の一言を聴いた関係者は「日本は負けるナ」と予測したそうです。その一言とは“I made him as a famous”と自慢げに言ったからです。一方、米国のヘッドコーチはエーススイマーを指さし“He make me by a famous”と言った。この言葉の差は大きい。
四年に一度の大勝負。チームを率いるヘッドコーチはどんな人物がイイのか。運の強さ。謙虚さ。思慮深さ。そして卓越したリーダーシップ。意外にも専門性より人間性、世界観や価値観がとても大切。それが勝敗の決め手なのです。開催まで500日を切った現在、この場に及んで何をどう言っても勝敗は既に決まっています。二度目の東京オリンピックは56年前と同じことに成るでしょう。歴史は繰り返す。残念ですネ。
写真は米国水泳界の重臣ションフィールド氏。スイミングワールド誌創業者で初代編集長。東京オリンピックでは米国チームのヘッドシャペロンを務めた。ユーゴスラビア(ベオグラード)で開催された第1回世界選手権(1973年)で水泳の思い出をたくさん話してくれました。
■ アクアセラピーの4つのメソッドと5つのプロトコール 19/06/03
太古から『水の中に健康がある』(In Aqua Sana Est)と言われてきました。この言葉については誰がいつ頃言ったのか諸説あります。2000年前の古代ローマ帝国の遺跡の一つ、“カラカラ大浴場”のゲート門にこの言葉があったとされます。現存する廃墟跡には門はなく、その痕跡すらありません。
さて、障害や疾病を負った人々を癒し、回復を促すことを目的にした水治慮法(ハイドロリハビリ)はかなり前から行われていました。昨今、世界中で行われているこの種の多様な方法は第二次世界大戦後に大きく発展。今では4つの代表的な方法が有名です。すなわち…
|筋弛緩(ワッツ)|筋緊張(バッドラガーズ)|静的筋調整(ハローウィック)|動的筋調整(アイチ)|
一方で、これらを補完する様々な運動プログラムも近年盛んに行われています。こちらはプロトコールを称され、手順が決まっており実用向きに整理されています。5つの方法があります。すなわち…
|腰痛予防改善(バックハーブ/トリプルエス)|姿勢矯正(ブルデンコ/アレキサンダースイミング)|関節痛乖離(アクアストレッチ)|
国際認定資格を得るためのアクアセラピー養成コースでは、グループセラピーの7つの基本スキルを中心に行います。何故ならば、基本スキルがなければ個別のメソッドを行うことが難しいからです。認定資格者向けアフタースクールとして3ヶ月毎に一つづつメッソドを順に学びます。自由選択制。必要なものを選んでジックリ学びます。
次回、アクアセラピー養成コースは11月です。詳しくは こちらへ ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/certifi/38926.html