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【NEWS】 facebook journal  2019年7月より  2019.07.31


■ 40年前の大ニュース 今と昔の違い 19/07/31 2

池上彰さんのTV番組『日曜ビックバラエティ』で残留日本兵・故小野田寛郎さんがいたルバング島が紹介されました。当時、大ニュースになった出来事です。小野田さんが帰還した2年前、日本政府が同島を捜索調査する準備チームの通訳兼雑用係の一人としてお手伝いしました。本捜索調査団の宿泊施設や食事、現地島民の募集など、細々した準備作業でした。短い滞在日数でした。

40数年前の事です。記憶が曖昧な処があるのですが、TV番組で紹介された洞窟(小野田さんの隠れ家?)は全く知りませんでした。今では街から2時間で行ける場所とのことですが、どの辺だったのか全く想像すら出来ません。それから、発見者の日本人青年が野営したとされる場所(河原?)。当時の認識とは異なっています。そして、当時、調査準備チームがターケットにした周辺ジャングルは別の場所だっかのもかも知れません。とは言え、とても興味深くTVを観ました。


■ 知るより考える 情報との付き合い方 19/07/31

今朝の出勤時。バスでも電車でも乗客の多くがスマポを見ていました。『80%の情報はゴミ。役に立つのは20%だけ…』と言われます。が、大量なゴミ情報が気になる。現代人の特徴ですネ。役に立つ20%の情報もよく見ると実は4つある。

|数値|事実|解釈|知恵|

数値(データ)と事実(インフォメーション)は“顕在化”した情報なので「知る」こと自体に意義がある。が、解釈(インテルジェント)と知恵(ウィズダム)は“潜在化”している。だから「考え」ねばならない。知ってるだけはダメ。アレ変だな…と思ったら、その情報の背景や理由を調べる。そして、多分、こうではないかと自分なりの仮説なり見解を立てる。当たる場合もあれば外れる場合もある。

大切なのは情報の多くが何の役にも立たない。“ゴミ”なのです。無価値で無意味でムダな時間。“ゴミ情報”に溺れない。「知る」ことより「考える」ことが大事。そう言うことです。


■ 効果的な褒め方 19/07/29

|すごい|さすが|すばらしい|

三大褒め言葉。“3S”と言うのだそうです。が、褒め上手な達人たちに言わせれば「何に対して褒めるのが」をハッキリさせる。あるべき姿と現状を見極め、縮まっていれば褒める。縮まっていなければ褒めない。だた褒めればイイわけではないらしい。あるべき姿に近づく努力をしているか否か。それを見極める。

評価や賞賛すべき行いか否か。今しているが、既にしているか。褒める時は積極的に、照らずに褒める。それが秘訣らしい…。気を付けます。


■ 今も続く三国同盟 19/07/20

イタリア在中30余年の知人が一時帰国。ランチしました。

外から見た日本と内から見た日本。二つの日本を語り合いました。外から見た場合、観光立国としての日本が伸びている。外人観光客はサブカルチャーに興味がある。子供の頃、日本のマンガやアニメで育った人々が殆どだからだ。一方、内から見た場合。安定した長期政権で格差社会が固定化している。格差の意味は「資産」。社会も政治も資産が子孫へ引き継がれる。“世襲”するワケです。今や財産だけではない。職業や学歴だって“世襲”の傾向がある。非流動的な社会構造が出来つつあるワケです。

ドイツもイタリアも日本も同じ傾向がある。少子高齢化、長期政権、メディアの独占、不景気。深刻化する移民問題は日本の未来を暗示している。3ヶ国には共通性と類似性がある。80年前、軍事同盟を結んだ当時と今も大きくは変わっていない。例えば、日本がアジア市場の統一化を図った大東亜共栄圏。ドイツ主導の経済共栄圏(ユーロ同盟)。昔は軍事で今は経済。8ヶ国でスタートしたはずのユーロ同盟が今は30ヶ国。市場規模の増大、管理統制の合理化、利益の拡大など確かにメリットも多いが、社会流動性は格差を広げた。同盟化は同質化の流れでもある。今のドイツやイタリアの中に未来の日本が少し見え隠れします。


■ スペインの今昔物語 19/07/25

ヨーロッパの南に飛び出したイベリア半島。長い歴史の中で度重なる戦い。その都度、勢力が複雑に変わってきた。が、バスコ(北)とカタルニア(東)は独立を守った。ジブラルタル海峡に面したアンダルシア(南)はアフリカ系民族に何度も侵略され、同化。今も肌色が少し異なる。事々然様に文化も言語も風土も異なるイベリア半島。今もスペインからの独立運動が根強いワケが分ります。マドリットとバルセローナは互いに外国なのです。


■ 政治家の失言 自覚も見識もない 19/07/22

政治家にとって“言葉”は商売道具。失言は命取り。謝罪では済みません。京都市長の失言。自覚の無さ。見識の無さ。驚きます。

死傷者が60人超、京都アニメーションの大惨事の翌日。参院選候補者(自民党)の応援演説で京都市長のスピーチ。「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と述べたとか。大惨事への対応を支持政党の拡大の材料に使ったワケです。この候補者落選しました。

働き方改革の根っ子とも言える女性の社会進出と活躍。今回の参議院選で女性が多く当選。世代もグーッと若返りました。一方で平成の“大物”(自称?)オジサン議員たちが落選。そして、今日、関西お笑い界のトップが辞任。時代の流れを読み違えたましたネ。

偉いヒトが意外と偉くない。賢いヒトが意外と賢くない。責任あるヒトが意外と責任が無い。一体、この先、この国はどうなってゆくのでしょうか。


■ 国政選挙 投票の意義とは 19/07/20

明日は参議院選の投票日。始めてデンワでのアンケート調査を受けました。

総務省によると、若者世代(18~39歳)は2888万人、壮年世代(40~59歳)3411万人、そして高齢世代(60歳以上)が4274万人。なんと若者の1票の価値は高齢の67%、同壮年の85%になるとか。若者の投票率は低いので実施はもっと差が大きいことないります。今さらながら政治に無関心な若者世代の今後が心配です。

この国の立法府は衆議院475人、参議院242人、計717人です。殆どの議員は“兵隊さん”。彼らを手の平で動かすのはトップに君臨する50人前後。“大物”政治家と言われる人々です。実際の日本の方針や進路はこのトップが決める。こんなに多くの国会議員が必要か否か(?)は以前から時折議論されるが、誰も本気で取り組むヒトはいない。政治家ビジネスは面白くて実入りが大きいからです。街道で声を枯らして訴える兵隊さんのスピーチは意外に面白い。分り易い。責任がないから好きなように言えるからでしょう。応援に駆け付けた“大物”たちは綺麗事ばかり。特に社会保障制度に関しては殆どが無責任スピーチ。歳出はかなり具体的ですが、肝心の歳入は殆ど語らない。

日本はこれからどうすべきか。2050年には人口1億人。65歳以上が3人中一人になる。超高齢者社会。未来に生きる若者世代よ。投票場へ行こう。選挙は投票することに意義がある。


■ 発想の転換 アナザー・ザ・ワールド 19/07/18 2

半世紀前、国立フィリピン大学体育学部で3年間働きました。持参した本は数冊。その一冊が『発想法』(川喜多次郎著)。貪るように読み、実践しました。分化人類学の京大教諭が考えたブレインストーミングの手法。KJ法と称される発想法です。日本から持参したKJ法で使用する“京大カード”が直ぐに無くなり、実家から数回送ってもらいましたが、間に合わない。似たような紙を探し、自前でカードを作りました。日々、水泳指導の中で気付いた事をメモ。帰国してからもこの習慣は続き、後々「スイミングコンセプト」として一冊にまとめました。

サラリーマンの時に熟読したのが『アイデアのつくり方』(ジェームス・ヤング著)。アメリカ大手広告業の売っ子アイデアマンがノウハウをあかした一冊。手垢で汚れるまで読みました。近年、入手した『ひらめきスイッチ大全』も面白い。結構売れた本のようですから、読んだ方も多いのでは…。“大全”と言うぐらいですから過去の事例が豊富に載っている。分り易い。その時代で注目された有名無名の発想法が網羅されています。先が見えない今だからこそ、発想を変える。視点を変える。“Other the World”が見えてくるかも…。

アイデアにお困り方にはお勧めです。


■ 大人になったら長所で勝負 19/07/18

誰しも長所があり、短所もある。周囲から切れ者と言われるヒトでもカミソリ型とナタ型がある。切れ者ではなくても、自分の得意を活かす事が何より大事。もっと長所を伸ばす。短所ではない。短所を気にすることはない。欠点のないヒトなどい誰一人いない。自信のある事、役に立てる事、興味のある事に時間と労力を使う。大人になったら長所で勝負する。


■ 質問力が人生を拓く 19/07/17 2

「質問力」は仕事でも人生でもとても役に立ちます。よい質問は「たっだ1秒」で局面を変えると言われる程です。講演でも講義でも会話でもスピーチの良し悪しを推し量る一つは、受講者や相手からの質問の数です。質問が無いと言う意味は中身も無かったから…とも思えます。では、上手な質問はどんな時にすればイイのでしょうか。例えば…

|相手の本音を聞き出す|聞きにくいことを訊く|相手に決断を迫る|論理的に攻める時|相手に行動を促す時|相手と打ち解けたい時|話を上手く切り出したい時|など…

タイミングよく上手な質問をすると効果バツグン。では、どのような質問の仕方がイイのでしょうか。例えば…。

|仮に△□だとしたら、どう思いますか?|そもそも△□とは何ですか?|もっと△□を詳しく教えてください?|△□をどう観てますか?|△□についてこう考えてイイのでしょうか?|など…

逆に質問を受ける側が答えやすい条件も知っておくと便利です。例えば…

|外見が魅力的なヒト|自分と似ているヒト|自分を誉めてくれるヒト|過去に何度か会っているヒト|自分と同じモノやコトを好きなヒト|など…

共通点や類似点が多いと相互に得るものが大きい。これも心得ておかねばなりません。質問力を養いましょう。


■ 四匹目のサル 19/07/17

自分に都合の悪いこと、人の欠点や過ちなどは、見ない、聞かない、言わないのが良い。耳は人の非を聞かず,目は人の非を見ず,口は人の過を言わず。古今東西、人間関係を良好にキープする秘訣。が、昨今、4つ目のサルが登場。人間関係を無視。人の非も良も興味なし。これまでとは全く異なるサルらしい。、


■ 日韓の溝はいつどこで生まれたか 19/07/14 2

2001年、縁あって障害者福祉施設「ソウル・リハビリ&スポーツセンター」(現ハイドロセラピー・センター)の海外顧問の一人になった。経営母体はカトリック教団。経営陣はシスター。設立間もない頃でした。壁に掲げられていた3つのスローガン(心を自由に|能力を堂々と|人生を大切に)がとても気に入りました。

以後、毎年招かれるようになりました。沢山の若者(主にPTたち)と交流が深まり、親しくなりました。2002年の日韓ワールド杯は“劇的”な変化を齎しました。政治では越せなかった日韓の高い「壁」をスポーツではいとも簡単に越せる。現実を実感した瞬間でした。

さて、多くの交流の中で多様で複雑な韓国の若者たちの日本への見方や感想を私なりに学びました。

なぜ戦後70余年も経つのに未だに日韓での歴史観が違うのか。事の始まりは日韓併合(1910年)です。日清戦争(1894年)で勝った日本。初の植民地統治が韓国でした。第二日本国を建立する勢いでした。何と、苗字・言葉・文字・宗教・習慣、考え方まで強要。他に例のない徹底した植民地統治でした。この悍ましい韓国の日本化は終戦(1945年)まで続いた。この間、傷つき、痛み、失った朝鮮民族のアイデンティテー。今も癒されていないと彼らの多くは思っているワケです。

日本は勝ったと言い、ロシアは負けてないと言う。要は“引き分け”だった日露戦争(1904年)。ロシアは広くて豊かな満州から撤退。これを契機に日本の統治が始まった。満州への通り道としての朝鮮半島。地政学的な要地なので余計傲慢に圧力を掛けた。その結果、今も日韓の大きな溝なっているのです。

東アジア史に詳しい方から要約過ぎるとお叱りを受けるかも知れません。が、敢えて言えば、これが韓国から見た日本です。100年前、欧米列強と肩を並べようと力み、驕り、彼らを軽んじた統治政策。「過ぎたるは及ばさるが如し」だったワケです。


■ 日韓はトランプ家の愛犬か 19/07/14

今朝のCNNニュースによると、イギリス大使を“役立たず”と辞任に追い込んだトランプ大統領。何とツイッターでの呟きが発端らしい。過日、板門店(南北軍事境界線)での“歴史的”が出来事でもツイッターで呟いています。名指した訳ではないが、同じフレーズで茶化した。つまり、イランとの仲介に失敗した“役立たずの愛犬”(?)と…。38度線での仲介に成功した“役に立つ愛犬”(?)と…。バカにした言い方です。

そして、韓国の徴用工に端を発した戦後賠償問題を日本は安全保障問題へとすり替えた。だから彼らは“狡いんダ”と両国が反発。韓国では日本製品の非買運動が起こっている。日本では制裁処置は当然と支持層が増えている。

日本は徴用工問題を国際裁判所へ。韓国は安全保障問題をトランプ大統領へ。矛先をすり替えた日本政府の対応。ブレた言い訳がマズかった…。

どうなるニッポン。どうするニッポン。


■ インテリジェントの本質 19/07/13

人口知能(AI)が社会の中にジワジワと入り込んでくる。街のいたる所にカメラが設置されている。乗り物の中では殆どの人々がスマホと睨めっこ。情報がすごいスピードで視覚化されている。怖いようでもあり便利でもあります。

さて、そんな時代、ヒトの知性(インテリジェント)はどうあるべきか。知性の基礎は3つだけ。アレもコレもではなく、アレかコレかの「集中力」。事実なのか、見解なのかを見抜く「思考力」。そして、新たな発見よりも既存の組み合わせで価値を生み出す「創造力」です。

では、どうすれば創造力とやらを得られるのでしょうか。①役に立つ情報だけを選ぶ。②いつもと違う視点で見る。③考え抜く。そして④忘れる(リラックスする)。この4つが基本だとされています。

画期的な価値を生み出し、閃きを得る限界世代は40代までらしい。確かにノーベル賞受賞者の殆どが30~40代で閃いています。それも成功した事ではなく失敗した事がヒントになっている。限界世代を過ぎた人々でも、仕事や生活を少し改善するグッドアイディアを閃くのならまだ望みがあるかも…。

20~30代の若者よ。失敗を恐れるな。失敗がヒントになる。イイ情報を得る。視点を変える。とことん考える。そしてリラックスする。やってみる価値はある。ガンバレ…。


■ パイプ片手の論客 逝く 19/07/12

男子アイドルグループを次々に世に送り出した芸能プロダクションの社長の死去(享年87歳)。TVニュース番組が特集報道する。芸能プロ事務所名は知ってたのですがの社長の顔を見たのは今回が初めて。エンタテイメント界の“仕掛人”の一人でしかない彼を何故に各局とも大きく取り上げるのか(?)。その異例の扱いに驚きました。そして、彼が育てたとされる人気アイドルたちの安っぽいコメントの数々。褒め過ぎの言葉に不愉快さすら感じました。

それに比べ、地味過ぎる訃報。竹村健一さん死去(享年89歳)。70~90年代、数々の流行語を生んだメディアの寵児。発想法や仕事ぶりが型破り。日本テレビの人気番組『世相講談』ではデビュ―間もない小池百合子さん(現都知事)がアシスタント。関西弁で捲し立てる毒舌が大人気でした。

彼は戦後間もないフルブライト留学生第1期生。「英文毎日」の記者。歯にモノ着せぬ本音トークで大ブレーク。テレビ&ラジオのレギュラー番組が何と月95本。著書200冊以上。まさに保守派を代表する超売っ子コメンティターでした。

青年時代。彼の考え方や生き方に影響を受けました。手帳一冊で勝負する彼の姿に憧れました。今も手帳は一冊です。

ご冥福を祈ります。合唱。


■ 夏はスイカに限ります 19/07/11

夏の風物詩スイカ・ジュース。勿論100%。水分豊富でミネラルや天然の糖分がたっぷり。

東南アジアはスイカが旨い。中でもタイのスイカは格別です。が、道端や夜のマーケットで売られているスイカ・ジュースは要注意。容器なのか氷なのか、どっちもなのか。とにかく、お腹を下しやすいのでお勧めできません。きちんとしたレストランなら大丈夫。安心して何杯でも飲めます。今回、チェンマイへの旅ではスイカは数回食べましたがジュースを飲む機会がなかった。残念。チェンマイはタイ北部。気候の所為かも知れませんが、バンコクほどの上手さはなかった。

近年、コンビニでも季節限定でスイカ・ジュースが販売されるようになりました。味も結構イイ…。暑い夏、体を冷やしてくれて汗で失われた塩分やミネラルが補給できるスイカジュース。夏はスイカに限ります。今から楽しみです。


■ 壁を破った栄功のスイマー 淋しいサストシーン 19/07/10

ジョニー・ワイズミュラー。男子100M自由形で世界初、60秒の“壁”を破ったヒト。1920年、彼が20歳の時です。1924年に引退。その間、9回、世界記録を樹立した。引退後、ハリウッド映画へ。「ターザン」の当り役で大スターへ。水泳史上に残る名スイマーです。が、晩年、不幸が続き、淋しく世を去った。


■ ズレはいつから始まったのか 19/07/09

街角には参議院選立候補者の顔写真がズラリ。どこの党もスローガンはほぼ同じ。社会保障制度(医療・年金・介護)の改善が最優先。過日、金融庁が出した年金プラス2000万円云々。夫婦二人が健やかなに暮らすにほそれなりのお金が掛かる。その金額がどの程度なのか。よく分りません。が、お上から高飛車に“宣言”されると腹が立つ。波紋が広がり、選挙戦のターゲットになりそうな大問題化しています。

健康な場合であってもそうだと言うのですから…。病気をしたり、体調を崩したり、ボケたりしたらその金額はプラスα。気が滅入りますネ。

少子高齢化社会の到来。人口減少。経済の伸び悩み。毎年繰り返す異常気象と自然災害。急激な変化への対応の鈍さ。政財界人のリーダーシップの曖昧さ。人々のマインドの弱さ。知らず知らず社会基盤にズレが生じている。いつどこからズレたのか。なぜズレたのか。このままでイイのか。修正や改善が必要なのか。容易には答えがみつかりません。

先ずは、一人ひとりが自分の国の未来を考えてみる。そして、投票所へ行く。それが始まりの始まりです。


■ タイでの5日間、3つのワークショップ 19/07/05 2

東京→バンコクが6時間。バンコク→チェンマイが2時間。古都チェンマイに10日間滞在しました。前後に休日2日間。が、その間、3つのワークショップを行いました。


■ Dr.プラパスの情熱と実行 19/07/05

国立チェンマイ大学医学部理学療法科元准教授プラパス・ポットホンスムン博士(Dr.Prapas Pothongsunun)。退任後、私財を投じて建設したハイドロセラピーセンターです。在任中、指導研究してきた事を実践する。水中運動療法の効果を世に問いたい。そんな熱い思いが実現した施設です。熱意と実行。これからも微力ながらお役にたちたいと思ております。

詳しくは こちらへ ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/info/39239.html


■ 日本人の気質とは 19/07/04 2

ハイドロセラピーセンターでお世話になったタイ女性。タイ人の名前は長く、直ぐには覚えられない。彼女は周囲の人々から愛称を込めて“TAM”と呼ばれていた。

彼女はセンターのスーパーバイザー(自称)なのだそうです。センター長のDr.プラパスの元患者。水中治療で完治。その恩返しにボランティアスタッフとして働いている。細々と多岐に渡り、お世話になりました。大変キレイな発音で流暢に英語を話す。そのワケを訊いて納得。バンコク出身者。幼い頃から英語を学んだ。大学卒業後、貿易会社に勤務。ご主人が体調を崩し、ご主人の故郷チェンマイへ移住。介護。が、2年前に他界したとか…

彼女の父親は教育者。50年前、九州・福岡へ。日本の初等教育を視察に来た。その時、頂戴した博多人形。優美で精巧な造りをとても気に入り、生涯、大切にしたとのこと。人形づくり一つについても日本人の気質が脈々と息づきている。働くことに誇りを持っている。勤勉で半端な仕事はしない。それが日本人の最も優れた特性だと父親から教えらたのだそうです。嬉しかった。

200年前、アジアの殆どが欧米列国の植民地だった。が、日本とタイだけは例外。独立国を貫いた。もし、欧米に屈していたら、日本は世界三強(中国・ロシア・米国)と戦うことはなった。その結果、どうなっていたであろうか…。

その日(帰国前日)の午後。TV中継を観ました。北と米が国境会談したあの“歴史的”な臨時番組です。気まぐれなトランプ劇場の一幕。何と「役立たずの愛犬」(イラン仲介に失敗?)と「役に立つ愛犬」(DMZで仲介に成功?)などと揶揄表現。冗談にも程がある。腹が立った。無礼者。