朝、郵便局へ。マスクの束を国際パック便の封筒に入れている光景を見ました。窓口の局員もマスク。中国武漢発の新型コロナウィルスで何かと騒がしい。
連日、政府手配のチャーター便で緊急帰国する様子がTVニュースで観ます。日本は有料。一人8万円とか。米国は12万円らしい。ドイツやフランスは無料。政府によって対応が違う。“国家”とは何かがその違いを生んでいる。大袈裟に言えば、なせ国家が必要なのか。政府は国民に何をすべきか。本質的な問題です。日頃、考えた事のない問題です。が、こんな場面になると国の違いがハッキリ分ります。
国とは何か。国はその国に属する人々の「生命」「財産」「人権」を担保する。政府の存在意義はその為にある。人々の幸せはこの3つの基盤がシッカリしていなければなりません。この3つの担保が崩れたり、奪われたりする行為は重罪扱い。全うな国はそうなっています。
今回、政府派遣のチャーター便もその表れの一つ。有料か無料が。日本の場合、有料する止むを得ないワケがあるのか。そして、チャーター便で帰国した数名が検査拒否したとか。ワケが分りません。何はともあれ、一日も早くこの騒ぎが収まりますように…。
帰宅時の「うがい」「手洗い」は忘れずに…。
アイチ養成コースを受講したウンドン大スポーツリハビリ学部教授オン先生。昨年1月、同大学生を引率して来日。ハイドロ養成コースを受講してくれました。昨年9月にアイチ養成を…と計画していたとのこと。が、例の日韓政治問題が深刻化。来日を断念した。オン教授は米国生活が長かったこともあり、流暢な英語で気さくに話してくれます。マインドもハートもかなり“欧米人”に近い。
昼食時、韓国側から見た日本の印象を話してくれました。とても勉強になりました。戦後70年経過しているにも関わらず、未だに日韓関係がギクシャクしている。両国とも戦後レジュームから脱皮できない。何故なのだろうか。
私なりに思う事は、日韓併合(1910年)からポツダム受諾(1945年)までの35年間。日本史上、唯一の特別な時代。軍国主義の時代です。ドイツのナチ、イタリアのムッソリニと同じ過度な植民地支配をした悪しき時代。が、戦後、ドイツもイタリアもイメージチャンジに成功。軍国主義から国家体制が完璧に脱却した。残念ながら日本は失敗。抜き出し方が曖昧。反省も中途半端。天皇制が尾を引いたからでしょう。それが未だにクスぶっている原因です。軍国主義のネガティブイメージから決別するにはどうすればイイのか。
韓国人とは言え、客観的な見方をするオウ教授。多分、東アジア情勢に詳しい国際人なら同じような考え方なり見方をするに違いないと思いました。例えば、世界の三分の一の人口が暮すアジア諸国。日本のリーダーたちはアジアとの付き合い方をもっと真剣に考えねばなりません。80年前、大日本帝国陸軍参謀本部にいた40数名の狂信的なエリート軍人たち、満州支配への野望の数々。通過点だった朝鮮半島を日本化しようとした植民地政策。未だにそのイメージが私たちに負いかぶさっています。霞ヶ関や永田町には今も亡霊たちがいるらしい…。
どうなるニッポン。どうするニッポン。
この時期、一年分の手帳をまとめる。日程など主体的なメモ、情報なと客体的なメモ。資料類は少なく、用済の情報は捨てる。が、思いついた事や備忘録的なメモは出来るかぎり捨てない。まとめた手帳は三年間は手元に残す。四年目からは書棚の隅に保管。四年も立つと何事も古くなり、調べることが殆どなくなるからです。
こんなふうに手帳を管理するようになったのは、昨年、亡くなったジャーナリスト竹村健一(享年89歳)の『これだけ手帳』(1980年版)から感化されたからです。バイブルサイズと呼ばれる6穴のシステム手帳(外国製)がブームとなり、それを使い出した。後々、日本能率協会が6穴の安価なモノを売り出した。今日までそれを使っています。
大学生の頃は手帳は使わず、もっぱらA4サイズのノートを使ってました。そのうちに川喜多次郎著『発想法』に感化され、“京大カード”を使用。社会人になってからは手帳に加えて、B5サイズのノートを使ってました。手帳のメモ書きも次第に“懲り”、記号を多用。読みかえすとなんの事が自分でもサッパリ分らない。記号で簡略化するのもほどほどにしなければなりません。意味不明のメモが多くなるからです。
CNNニュース(グルメ編)を観ていた。見覚えのあるお店が出てきた。あーッ、直ぐに分った。南米一のローストビーフのお店として紹介された。納得です。4年前、二度目のチリ訪問。首都サンチャゴの中心地。“ここのお店のサンドウィッチは絶品…”と連れて行かれた。大きいので半分して食べた。それでもボリューム満点。旨かった。
チリ、アルゼンチン、ブラジル。南米の肉は旨い。塩も旨い。甘い味がする。今年、三度目のチリへ。あの店でローストビーフを食べたい。
厚底シューズは水泳に例えればパルム。水着とパルムとでは意味が違います。厚底がOKならパルムもOK…。フィンだってOKかも…。速ければイイじゃない…。そんな風聴が少し不満です。裸足で東京を走ったアベベ(エチオピア)のあの“感動”が懐かしいですね。
漁夫の利。当事者同士が争っているうちに、第三者が何の苦労もなく利益を得ること。
厚底シューズで長距離マラソン界は記録ラッシュ。東京→札幌へ。起伏の少ない札幌でその3分の2が周回ルート。東京五輪のマラソンは“夢”の2時間突破が金の条件らしいネ。厚底シューズが一役かうのでしょう。
箱根(大学)も群馬(実業団)も殆どのランナーがアメリカメーカーの“厚底シューズ”で好記録。汎発性の靴底素材で4%傾斜してるとか。日本のメーカーも大慌てで追随。これまでの概念とは異なるコンセプトが陸上界を騒がしている。メーカー同士でマーケットの奪い合いが激化。国際陸連はこの騒ぎを“シメシメ”と思っているでしょう。『漁夫の利』を狙っているからです。
実は、北京五輪(2008年)の時、スピード水着騒動が起きました。従来の水着素材は皮膚の伸縮性と同じ伸びが絶対条件でした。が、イギリスの水着メーカーは逆の発想で伸びがなく硬い特殊素材を開発。抵抗率を2%抑えた。このピチピチ水着が記録ラッシュを生んだ。日本のメーカーは大慌てて追随。メーカー同士で争いが激化。これを横目で見ていた国際水連は“脅し”をかけます。そして、水着ルールを改正。何と“認可シール制”にした。これが国際水連の新収入源になりました。『漁夫の利』です。
スピート水着と同様に厚底シューズも国際組織が『漁夫の利』を得るかも知れません。“ルール”を改正するだけで利益が得るのですから…ネ。これが現実です。
厚底シューズは水泳に例えればパルム。水着とパルムとでは意味が違います。厚底がOKならパルムもOK…。フィンだってOKかも…。速ければイイじゃない…。そんな風聴が少し不満です。裸足で東京を走ったアベベ(エチオピア)のあの“感動”が懐かしいですね。
水回り施設は維持管理が肝要。水質もそうですが、水漏れはよけい厄介です。プール施設は7~10年に一度、全面点検をしなければなりません。本日、オンワード総研から緊急連絡。濾過系統の一部が破損。修理に時間がかかるとのこと。
幸運にもセミナープラス南町田へご相談、ご協力を得て、会場を変更。予定通り、開催できることなりました。
NHK大形ドラマ『麒麟が来る』。古代中国の神聖動物を捩ったタイトル。なんとなくミステリアスな響き。久々にヒット(?)かも…と思わせる歴史モノです。
中世日本史最大のミステリー。“敵は本能寺にあり”で有名な明智光秀が織田信長を襲った反逆劇。裏切り者、三日天下など何かとネガティブイメージの強い人物。が、文献がほとんど残っていない。当然ながら時の権力者たちが徹底的に破壊消滅させている。ので、明智光秀とは一体何者なのか。その人物像すら定かではない。今回、ドラマ化するにあたり、文献が少ないので殆どのストーリーがオリジナル。そこがまた面白い理由になっている。
さて、今流に言えば“超パワハラ”の権化である織田信長。心が病み、小心者だったかも知れない歴史上の英雄。その彼に仕えた明智光秀。明智光秀を裏で操った狡猾な公家たち。本能寺の変を喜び薄笑いしたことでしょう。大義も理念もなく、時の権力者を死に追い込み、その本人も直ぐに死を迎えた。享年54歳。自分がした事は一体何だったのだろうか。無意味な事だったのか…と思いながら死んでいったのかも知れない。
ドラマのタイトル“麒麟が来る”の意味は何か。一体誰の事なのか。信長か、光秀か。次の時代を平和にした秀吉や家康の事か。最後までドラマを観なければ分りません。ニクイネ…。
光秀の辞世の句があったのか否か。不明。後世の人が詠んだのでは…とされる一句。つまり…
♪ 心しらぬ 人は何とも 言はばいへ 身をも惜まじ 名をも惜まじ ♪
(私の心は誰にもわからない。なんと言われても構わない。命も名誉も惜しくはない。)
そして、父・光秀よりも有名な辞世の句が、娘・細川ガラシャの一句です。つまり…
♪ 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ ♪
ラストシーンは花のごとく…人も同じ ご興味のある方はこちらをご覧ください ↓↓↓
http://junkonno1.blogspot.com/2011/07/blog-post.html
大形ドラマの主役(?)に抜擢されたミステリアスな女優。薬物容疑で逮捕。最悪のタイミングでバタバタしました。撮り直し。スタート時から多額の経費オーバーになりましたね。何かと“鳴り物”多い大形ドラマです。
阪神・淡路大災害から今日で25年目。あの日、あなたはどこで何をしていましたか。被害にあったヒト。大切なヒトを失ったヒト。昨日の出来事のようにあの日の悪夢を思い出している人々がいるに違いありません。あの日の朝、TVニュースで災害の映像を観た。が、実感がないままに出社。昼過ぎ、米国からファックスが入り出した。AEA認定者の安否や災害用寝具や衣類の送付先を調べて欲しい…など。海の向こうから生々しい情報が寄せられた。始めて“実感”が湧いてきました。
そして、19年前のNYの大災害。あの日、ソウルにいました。韓国アクアセラピー講習会でルース・ソーバさんご夫妻と一緒でした。ソウルも“危ない”かも…と急遽、日本へ。米国便は全面停止。我が家に1週間滞在することになった。そして、9年前の東日本大災害。あの日は養成コース真っ只中。プールの水が大きく波打ち、一気に半分程が流れだ。あの日の夜、渋谷から横浜へ、真っ暗な道路を人々が無言で歩き、帰宅した。
人生には上り坂と下り坂に加え、三番目の坂がある。“マサカ”の坂です。そのマサカが三度も起きた平成の時代。令和にもその坂があるのかも知れません。が、知恵を出し合い、協力し、準備を整え、最小の被害に止まるようにしたいモノです。
経営改革のスペシャリストとお話しする機会がありました。本職は社会保険労務士/中小企業診断士。近年、働き方改革推進のお仕事が多いとか。なぜ今は働き方の見直しが必要なのか(?)。とチョット意地悪な質問をしてみました。彼の答えは3つ。①働き過ぎを防ぐ、②個人の事情にあった多様で柔軟な雇用にする。③自律・創造的な生き甲斐を促す。成程、納得です。
仕事柄、会社訪問で悩み事の相談を受けているとのこと。そこで、最も多い相談事は何ですか(?)と訊いてみました。職場での地位や立場の優位性をベースにした①パワハラと②セクハラ…。いずれも犯罪。この認知が歪んでいる。もし、会社が黙認すると当事者は勿論、会社自体も刑罰の対象になる。この事を多くの会社がまだ知らないと嘆いていました。
加えて、言葉や態度での“暴力”が次第に家庭にも広がりつつある。③モラハラ(モラルハラスメント)と④マタハラ(マタニティーハラスメント)です。この4つの“嫌がらせ”と“イジメ”がハラスメントの代表格。日本社会の根深い陰部です。残業制限と有給消化を含め、働き方の改革はこれらの認知度を高めるのが目的なのだそうです。
子ともたちは親たちがしている“ハラスメント”をよく観て、真似ているワケです。勉強になりました。
一年に一度お会いする“かぐや姫”のような人。IAFC(国際アクアフィット総会)の会場ロビーでハグ。「今年もお会いできて良かった」と笑顔で挨拶。それが恒例の楽しみでした。アンジーさんのお母さん、ノーマ・プロクターさんがお亡くなりになりました。合掌
事件の陰に女あり。
密出国者の逃亡劇がハリウッド映画になるとか。転んでもタダでは起きない。アラビア人の真骨頂です。そして、細君(後妻)が偽証容疑で国際手配。今となれば全てが手遅れですネ。効力ナシ。スキャンダル記事で有名な週刊誌が彼女の“実像”を暴こうと必死です。が、痛くも痒くもない…。お好きなように御勝手に…。この女性との結婚式はベルサイユ宮殿で挙げた。総費用7.5億円(?)。日本の自動車会社が経費負担。加えで、参列者に華を添えた美人たちはコンパニオン会社からの“出張”参席者だったと言うのですから呆れるばかりです。
前妻(レバノン人)は質素倹約を旨としたらしい。「ブレーキ役」を務め、自称私設秘書。一方で東京にレバノン料理店をベールートに焼き鳥を営み、多忙を極めたようです。その“隙”をみてチャッカリ不倫。それがバレて離婚。そして、豪華絢爛な宮殿結婚式となったようです。後妻(レバノン人)は美人で社交好き。「アクセル役」だったようで暮らし向きは次第に派手になった。その結果、疑惑容疑になったあの様なお金を動かし始めたらしい。検察当局が何をどう言うと今となれば“後の祭り”。手も足も出ません。
古今東西、男を上げるのも下げるのも女次第。くわばら・くわばら。
スマポの主役はメールとフォト。デンワは脇役になりました。そして“インスタ映え”なる言葉を耳にします。SNSに見映えする写真を投稿する。そんな“目”で若い世代が一眼レフを抱えて街を歩いている。被写体とアングルが決め手。あとはカメラ任せ。一眼レグは見栄えが格段に違いますからネ。何をどの角度からどのように撮るか。“素人”でも今やプロ並みです。
さて、WOWOWで観た2本。「運び屋」(byクリント・イーストウッド)と「雪の華」(by橋本光二郎)。前者は麻薬カルテルに雇われた90歳の老人の人生物語。実話。後者は余命僅かな若い女性のラスト数か月を描いた切ないラブストーリー。何と米国大手映画会社(ワーナーブラザーズ社)が製作した異色の邦画。中島美嘉の歌詞(雪の華)をモチーフしたらしい。2本ともストーリーの面白さは勿論。出演者の演技力。そして、綺麗な画像シーン。アングルもシーンの長さも抜群です。
素人でも“インスタ映え”を考えている現代。ですから、映画のプロたちの撮影技法はこれまでとは異なる画像レベルが要求される。そんな時代なのですネ。
特訓クリニック第4弾。今回は「筋弛緩」です。セラピー向けのクリニカルワッツを4回シリーズで行います。今日は その初日。アクアセラピーでのパーソナル指導の位置づけ。パーソナル指導を構成する四大メソットのセラピー効果などをスタジオで説明、プールではワッツの6つのハンドポジッションを繰り返し練習しました。第4弾の前半はベーシックフロー、後半はクリニカルフローを行います。
特訓クリニック 詳しくは こちらへ ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/info/news/39692.html
AD研設立10年目(1995年)。マウイ島(ハワイ)で初めてワッツⅡ養成コースを実施しました。ワッツ考案者ハロルダ・ダール氏(7月31日死去)ご一家を招きました。
“裏マウイ”と称される島裏側の小町郊外にあったセミナーハウス(マナリアガーデン)に1週間滞在。居心地がよく、ここで計3回もワッツⅡ養成を開きました。テレビ・デンワ他が一切遮断された“禅寺”のような空間。心地良い自然環境。小ぶりなプールから見上げる夜空は格別。満点の星は言葉では表現できない美しさです。そして、小高い丘からは時折見かけるクジラの潮吹き…。勿論、食材は自家自然栽培。粗食ですか美味しい。懐かしいワッツⅡ養成コースです。
アルバムで見つけた一枚。脱サラしてAD研設立10年目。藤村貢利さん(12月14日死去)の提案で身内だけのささやかなパーティをしました。25年前です。藤村さっは写真右側。
テーブル端にあるタパスコには想い出があります。当時、我らの飲み会の“〆”はラーメンではなく、時にはタパスコ1本“一揆飲み”をしました。胸が燃えるような痛み。が、それが“絆”を証でもあったのです。当時、私は40代後半。よくもそんなバカな事して楽しがっていたモノです。いつかタパスコの大びん(御特用)を飲んでみようと言っていたのですが、それは実現しませんでした。男はバカですネ~。
昨夜、テレビ東京の中継放送。密出国者の会見を観ました。同時通訳者泣かせアラビア特有のアクの強い発音。マシンガンが飛び出すような早口。比喩的な表現が多く、スピートについて行けません。通訳者の沈黙が度々。イライラしましたネ。
弁明会見の冒頭、「“正義”から逃げて来たのではない。私は“不正義”から逃げてきたのダ」で話しが始まりました。準備万端、絶妙な言葉の選び方。眼力の鋭さ。自信満々の立ち姿。法律論なら誰にも負けない…。なにせ人類史上、最古の法律(ハムラビ法典)を作った民族の血を引くのですから…。これでは日本の検察当局が束になっても適いません。手を焼くハズです。日本国の司法制度の不備と人権軽視を痛烈に批判しました。これで“幕引き”でしょうね。密出国者の勝利。お見事でした。
ハムラビ法典紀は元前1800年代後半、古代バビロニア王国の第6大王ハンムラビが制定した現存する最古の法律。「目には目を、歯には歯を」の条文で有名です。
米国の若者の中には“”NISSAN”はフランス車だと誤認している人が多い。彼の並外れたプレェン能力の賜物です。日本車をいつの間にかフランス車へとイメージチェンジさせてしまう。特殊能力の持ち主。怖いヒトです。
NHK-BS世界のドキュメント(再放送)。二人の”天才”の最期の生き様を観ました。一人は“Rock”を極めたフレディ・マーキュリー。もう一人は“Hop”を極めたマイケル・ジャクソン。彼らを世界の頂点へと押し上げたイギリス(質 の極み)とアメリカ(量の極め)。音楽文化の質量の違いがよく分る内容でした。そして、二人ともリハーサルでも本番同様に本気モード。何度も繰り返す繊細な準備。手抜きがない。さすが“King”と言われた男だちです。感動。が、度を過ぎた奇妙で奇怪な生活様式。いかに才能豊かであっても私的には“天才を演じている男”としか見えませんでした。むしろ彼らの周囲にいるスタッフたちの辛抱強さと立ち振る舞いが印象に残りました。
一流のスターには一流のスタッフがいる。同時代を駆け抜けていった”天才”を演じた男たち。他界してから20数年。未だに色あせない新鮮さがあります。
初詣の帰り、久しぶりに鶴見名物の昭和のレストラン「バーク」へ。ハンバーク定食を食べました。近年、TV各局グルメ番組で何度も取り上げられているので、ご存じの方も多いのでは…。半世紀前から変わらぬ味。安くて旨いバークの定食。
サラリーマン時代、週に数回は通いました。時に奥の畳の間でランチミーティング。クラブ内ではとても言えない親会社の執行社員の“陰口”。鼻もちならないエリートサラリーマンの奇妙な言動を話題にしながら食べた昼食。旨かった。
初詣。鶴見の総持寺へ。曹洞宗大本山です。旧年中のご報告と新年の抱負をお伝えしました。
サラリーマン時代(キンダークラブ鶴見)、目と鼻の先にあったので何かと“神頼み”しました。特に日本選手権など大試合が近づくと本堂に日参。そして、おみくじ…。「大吉」が出るまで何度でも引きました。御理渥があった時もあればそうでなかった時もありました。
今日は一回で「大吉」です。今年は良い年になりそうです。
三が日まで超混雑。が、大本山と言えども今日当たりは参拝者も急に少なくなります。境内をブラ歩き。通常なら遠目でしか見れない福神様に近くでお参り。ご利益がありますように…。
正月の風物詩。箱根大学駅伝。217キロを1チーム10人でタスキをつなぐ。1920年(大正9年)、マラソンの“父”金栗四三らの発案で始まったとされる日本独自のレース。NHK大形ドラマ「イダテン」で詳しく紹介されました。近年珍しく高視聴率だったようですね。東京オリンピック前年と言うタイミングも良かった。
さて、正月だとは言え、2日間で述べ10時間強もTV中継できる番組は他にない。上位校の広告宣伝効果は測り知れません。なので近年は首都六大学の影は薄れ、関東一円の新生校の活躍が目立ちます。浮き沈みも激しい。かつての優勝連覇校が下位で低迷するのも珍しくない。高校生ランナーの“青田買い”もあるらしい。マラソンが伸びない理由の一つは駅伝にある。そんな見方もあるようです。
ブランド力もカネ次第…カネの切れ目が縁の切れ目…。アスリートの世界もカネ次第。嫌な現実ですね。イダテンの頃には戻らない。ガックリ… が、しかし、最下位だったとは言え、カネとは縁遠い国立大(筑波)がゴールした。ホットしました。冬の箱根、夏の甲子園、100年後も続いて欲しい。
大晦日、TV画面に速報テロップが流れた。てっきり北のロケット実験か?…と思いきや、元カリスマ経営者の密出国。トルコ経由で故郷レバノンへ。なるほどアラビア人らしい…と妙に納得しました。実は、若い頃、アラビア人とルームメイトだったことがあります。食事・宗教・思考・生活、何もかもが違うので大変でしたが、異文化を学び、今となればそれなりに良かったと思っています。私なりに感じる日本人と彼らとの根本的な違いを一言で言えば…
日本人は”give and give”…
アラビア人は“take and take”…
四季のある国と砂漠の国との違いから生じるのかも知れません。知識と知恵はある。が、人望と良心が無い。日本への入国は二度とないでしょう。あんなヒトを崇めた日本社会。腹が立ちます。
年が明け、1つ歳が加わり、73へ。が、老いは迎い入れません。やらねばならない事。言わねばならない事。まだまだ有りますから…。老いるつもりはありません。
今年も自分らしく生きます。今年もお付き合いください。どうぞ宜しくお願いします。