連日、アメリカから応援支援メールが届いています。今日はATRI理事のメアリー・ウィッケル女史(国際委員会委員長)からのメールです。
ATRI理事のネットワーク間で日本で起きた大災害について私たち出来ることは何かを話し合っています。震度M9.0。津波高40フィート。行方不明1万5000名。避難者43万人。言葉を失う悲惨な映像が報道されました。とても心を痛めています。被害に合った方々の中にはATRI認定者やATSへ参加した方がいるかも知れません。そして、放射能漏れが疑われる深刻な原発事故です。アメリカでも過去に深刻な原発事故を経験しました。アメリカへ一時的に被爆避難する日本人の様子がTVニュースで大きく取り上げられました。もし、ATRI認定者の方でアメリカへ被爆避難を希望する方がいるのなら、私たちATRI理事の中で受け入れる用意があります。
日本の皆さま、どうかこの悲しみを乗り越え、復興へ向けて立ち上がって下さい。皆さまのことを私たちは心から応援支援します。私たちに出来ることがあれば、遠慮なく、伝えてください。私たちは皆さんと共にいることを忘れないで下さい。
ATRI(米国アクアセラピー&リハビリ研究所)国際委員会
■メアリー・ウィッケル Mary Wykle (USA)
■ルース・ソーバ Ruth Sova (USA)
■ジョナ・ブロック Joanne Bullock (Portugal)
■エヴァ・アンチカ Eeva Antilla (Finland)
■カレン・レマヒエウ Katrien Lemahieu (France)
■テッド・ストート Tad Stout (Canada)
■クリスタル・ドラッチェ Chrystal Drasch (Spain)
■ドナ・モレハム Donna Mooneyham (UK)
■フラン・スタナット Fran Stanat (New Zealand)
■ケイト・キエスロー Katie Kiesow (Germany)
■グレッグ・キース Greg Keyes (Netherlands)
■ロビン・ブラザーズ Robin Brothers (Brazil)
■サンディー・スツーブ Sandy Stoub (USA)
CNNでは、米軍空母1隻を被災地沖(岩手・宮城の三陸海岸)に派遣。食料や医薬品をヘリでピストン輸送。重機類と共に救急医など人的派遣も積極的にしている様子を映像で流しています。過日、統治経験のある上級軍人が沖縄について暴言、日本政府の思いやり予算への日本人の反発、などなど何かと米軍への風当たりが強い昨今です。そのへんの米国政府の気づかいが背景にあるのでしょう。福島原発事故の解決策への米軍の配慮もかなり敏速です。ですが、日本のTVニュースでも、政府発表も、このような米国からの積極的な支援の実態をあまり報道してはいません。面子があるのかも知れませんね。
ATRI国際委員長メアリー・ウィッケルさん(ノースヴァージニア大准教授)はご主人が軍人だったので現役時代、座間キャンプに数年間住んでいました。今でも大の親日家で好物の日本料理については普通の日本人よりも詳しいヒトです。ウィッケルさんからの電話ですと”主人の話しだと…”と前置きしながら「米国政府は最大限の支援をしていします。私たちも精一杯のサポートします。日本の仲間たちに元気を出して頑張るようにと伝えてください」と熱く言っていました。Go Japan!
AD研 今野