ワッツイタリアの方々、総勢10名が時間差で入出国。全員が無事帰国。滞在3週間。うち二組が入れ替り我が家に宿泊しました。連日連夜、大騒ぎ。イタリア人特有の明るさと大らかさで楽しい日々でした。その反面、個人主義のお国柄、食習慣や生活リズムがまちまち。これに合わせるのが大変でした。
Watsu特別講習会(8月28-29日)を前後して、前半、彼らは山形→秋田へ社寺と秘湯巡り。宿坊での豆腐料理と泥湯温泉での混浴がとても印象的だったようです。後半は宮島→奈良&京都と日光→鎌倉&東京とに二つに分かれ、外人スポットへの観光ツアーでした。もう一度訪れたい場所は…と訊いて見たら、なんと原爆記念館(広島)と築地場外市場(東京)とのこと。
Watsuの行方。例えば、これまでの「Watsuの基本」への求心力と今後の「Watsuの応用」への円心力。などなど、ワッツ談義に華が咲き、様々な角度から話し会いました。話しの中で出来てたことで興味深いことは、同じ欧米でもアメリカやイギリスなどプロテスタント諸国とイタリアやスペインなどカトリック諸国とでは、ワッツへの取り組み方が微妙に異なっていることを知りました。案外、カトリック諸国の方がワッツ指導者もワッツ愛好者も多いらしい。
日本も、イタリアを見習い、新たな視点と方向でWatsuの再生を図らねばならない。ワッツが誕生して今年で30年。新たな気持ちでWatsuと向き合おうと強く思いました。
今野純(AD研究所)
ブログ:http://junkonno1.blogspot.com/
※Watsu(ワッツ)はAD研究所の商標登録です。