facebook instagram

10年ぶりにWatsuⅡ実技指導へチャレンジ  2010.09.16

イタロウさん他ワッツイタリーのリーダーたちと話し、助言され、刺激されたこともあり、矢野真弓さんがお休みすることになったのを機にWatsuⅡ養成(9月10-12日)の実技を実際に指導してみました。実に10年ぶりです。優れたWATRSUⅡナショナルトレーナー(矢野さんや冨士さん)に恵まれたこともあり、ズーッと彼女らにお任せでした。実際に自分で教えてみると覚えていたつもりの細かいフローの動きがイイ加減。冷や汗ものです。その度、冨士隆枝さん(アシスタント)から指摘され、修正が加えられ、何とか3日間でやれました。無事終了。ホットしました。久しぶりにWatsuⅡを教えてみて感じたことは、フローの組み立て方の素晴らしさです。実に完成度が高い。

現在、世界各国で最も多く導入されているWatsuⅡのフロープログラムは、1990年代後半に完成。俗に「2000年ヴァージョン」と言われるものです。三部構成からなり、9つのポジションと86のフローとで成り立っています。特に腎系の経絡アプローチが多く、「背面」への様々な施術が中心です。

ワッツ(WATSU)は”Water Shiatu”(水中指圧)からの造語。その前身はワッサー(Water Massage)と称される水中マッサージです。ワッサーがワッツへ脱皮したのが1980年前後です。しかし、当時のワッツは今のワッツに比べ、70%(アメリカ人)の出来。100%になるにはドイツ人やイタリア人の知恵や経験が必要でした。オファリングやスリーサドルといわれる新たなポジションやテクニークが1990年代後半に加わり、ワッツが完成したのです。

今回、久しぶりにワッツⅡを教えたことを機に、初心に立ち戻り、自らワッツの真髄を伝えねば…と強く思いました。

AD研所長 今野 純

ブログ:http://ameblo.jp/aqua-adi/

※Watsu(ワッツ)はAD研究所の商標登録です。