アクアセラピー分野の国内総会は二年に一度。今回で9回目ですから18年の歴史があります。この間、AD研の細々とした開催準備や様々な段取りをしてくれた二人。西森央さんと窪孝枝さん。縁の下の力持ちとはこのヒトたちの事を言うのでしょう。
二人の共通性。AD研のドアをノックしたその日から働き出した。複雑な仕事を黙々としてくれました。その意欲と行動は今も“語り草”です。10年以上、AD研の“雑巾がけ”をしてくれました。このヒトがいるから今がある。感謝。
第3回アクア国内総会(1998年)を終え、反省会の席上。これからのアクアエクササイズの普及向上にはセラピー分野が必要不可欠だと話し合いました。当時、アクアセラピーの範囲や内容への理解が不充分でした。翌年(1999年)、ATRI(米国アクアセラピー&リハビリ研究所)の初の特別講習会を開催(上写真)。色々教えを受け、2003年、アクアセラピー分野の国内総会がスタートしました。
さて、フィットネス分野のアクア国内総会と同様にセラピー分野でも率先して講師を務めてくれた三人。青木美樹さん、矢野真弓さん、そして若林淑子さん(下写真)。この方々が手を挙げてくれたお陰で今があります。感謝。
残暑が続きます。駅前には地元祭りの勘定表。祭囃子の響きの次は神輿がやってきました。夏も終わりですね。大好きなスイカを食べます。今夏ラストかも…。
葛飾北斎が絵手本として発行したスケッチ画集。『北斎漫画』全15巻。人物、風俗、動植物、妖怪変化まで約4000図が描かれているとのこと。この絵のことを「気の向くままに漫然と描いた画」と言っていたとか。驚きです。北斎55歳の作。1830年代、ヨーロッパに磁器、陶器の輸出の際、浮世絵と共に北斎漫画も海を渡った。フランスの印象派の画家クロード・モネ、ゴッホ、ゴーギャンなどにも影響を与えたらしい。今の日本のサブカルチャ分化のルーツなのでしょうね。
天才絵師葛飾北斎。富士山を描いた「冨嶽三十六景」の7つは神奈川県下の景色です。神奈川沖の絵は超有名ですが、“東海道保土ヶ谷”の色鮮やかな景画も見応えがありました。
大学箱根駅伝でも勝敗を決める難所の一つ。横浜・保土ヶ谷の権太坂。江戸時代、保土ヶ谷は東海道の四番目の宿場町だったとか。権太坂の急な坂道で一休み。草鞋の紐を締め直す駕籠かきの姿が印象的です。
夏休み最終日。横浜駅前へ。『北斎展』を観に行きました。勿論、ホンモノは海外ですから、リ・クリエイト(複製画)です。浮世絵の貴重な原版画を現代のデジタル技術で修正復元。現代一流の彫り師→刷り師が鮮やかに複製したモノ。天才絵師・葛飾北斎の晩年の「冨嶽三十六景」。何と71歳の作とか。見応えがありました。荒々しい波が立ちあがる一瞬を描いた超有名な“神奈川沖波裏”。<藍”の北斎>と言わしめた代表作“凱風快晴”と“山下白雨”など。その他、北斎画148点。感動しました。
北斎は90歳で没した。~天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし~(天がせめてあと5年寿命を与えてくれたら、わたしは真の画家となることができたであろう)と言い残したとか。常に満足せず、常に学び。常に悩み。試行錯誤を繰り返した。
何事も始めることに遅すぎることはない…Never Too Late
何の因果か、日本初、ヨド号ハイジャック事件(1970年/昭和45年/3月31日)当日、私は羽田空港からマニラ(フィリピン)旅立ちました。3年間、マニラ郊外ケソンシティで暮らしました。まだ日本人が少ない頃です。現地語(タガログ語)を話せる若者が少なかったからでしょうが、時折、通訳のバイトがありました。お盆の時期は特に多く、私的な慰霊碑慰問や遺骨収集のバイトがありました。思い出深い事があります。あれから40年近く立ちますが、今もこの事を思い出します。
終戦日が近づくと思い出すあの人の顔・姿・涙 ↓↓↓
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先週末に観たBS海外ドキュメンタリー再放送。数年前、ワルジャワ(ポーランド)の戦争博物館で知った広島・長崎への原爆投下の決め手となった密約。戦後レジュームを決めた二つの国際会議。ヤルタ会談(1945年2月)とボツダム会談(1945年7月)。ソ連(スターリン)が強行に言い出した日本分割論。そして、満州へ。次は北海道。その直前にイギリス(チャ-チル)とアメリカ(トルーマン)が決断した原爆投下。それも広島(1945年8月6日)へはウラン型、死者14万人。長崎(同年同月9日)にはプルトニュウム型、死者6何人。2個の原爆で日本人20万人が死亡。ポツダム宣言受諾。ソ連は東日本侵攻を断念します。
番組の内容は、チャーチル(イギリス)の核戦略とルーズベルト(アメリカ)やスターリン(ソ連)との息詰まる駆け引きと情報戦。ソ連参戦について米英は渋々了解した。電光石火、満州侵攻は速かった。次は北海道へ。米英の決断は日本への原爆投下だった。ソ連は遅れること5年後、原爆開発に成功(1949年)。その後、世界の“冷戦”が始まります。
今となれば74年前の歴史的出来事です。真実を知ってどうするワケでもありません。が、事実は事実。何故日本が開戦へと走ったのか。何故本土決戦まで追い詰められたのか。原爆投下は誰が発案したのか。誰が決断したのか。その本当の理由は何だったのか。なぜ真実は闇に隠されたのか。日本人の本質を知る手掛かりの一つです。事実は小説より奇なり。
暗号名チューブ・アロイズ~秘められたチャーチルの戦略
原爆投下 チャーチルの戦略 ↓↓↓
https://www.nhk.or.jp/docud…/program/2443/3115413/index.html
昨夜、NHKスペシャル「二・ニ六事件~最高機密文書~」を観ました。昭和天皇の知られざる発言、青年将校らと鎮圧軍との未知の会談。陸軍と海軍の内線直前の攻防など大変興味深い内容でした。
議会政治に終止符を打ち、軍事政治へと舵を切る二つのクーデター事件。海軍将校らの五・一五事件(昭和7年/1932年)と陸軍将校らの二・ニ六事件(昭和11年/1936年)。五・一五は一般裁判で穏便な顛末だった。が、二・二六は軍事裁判。弁護人なし、非公開、上告なし。首謀者とされた磯田・村中他17名は即刻銃殺刑。その中にいたただ一人の民間人。言われなき偽電話一本が疑われて殺された北一輝がそのヒトです。思想家で国家社会主義者。北がマニラ(フィリピン)滞在中に構想を練ったとされる“日本改造法案大綱”。後々、北の理論は陸軍の国家プロジェクトに化けた。『大東亜共栄圏』の“種本”です。当時の軍部トップは早々に“死人に口なし”にしておかねば何かと不都合だったワケです。
明治維新の陰の立役者が坂本竜馬だとすれば、昭和維新は北一輝だったと言っても過言ではない。もし、司馬遼太郎が『龍馬が行く』を書かなかったら、龍馬はその他大勢の無名の一志士に過ぎたかった。もし、司馬遼太郎が北一輝の生き様を小説に書いていたら、世間の見方は変わっていたかも知れません。
陸軍将校だった磯田や村中が天皇の“賊軍”と見做された事への無念さを滔々と発した。が、北は一言も発せず死した。享年54歳。竜馬と似て、北一輝は後世に長く名を残した一人だった筈です。
休み明け、韓国ソウルでの講習会。キャンセルになりました。目前の開催中止は初めて。今の日韓関係の悪化が民間交流にも及んでいるワケです。改めて深刻さが思い知らされます。
反日感情が急速に高まったのは何故か。政治家の意図はどこにあるのか。“近くて遠い国”(?)に逆戻りです。残念ですネ。
片方が双方か。日韓の政治リーダーたちの“妄想”(paranoid)が今や市民にも及んでいる。そうとしか見えません。妄想とはその文化でしか共有されない誤った過信のこと。本人たちはそれが妄想なのか否か。それすら認識できない。思い込みとしか言いようがない。困ったモノです。
明日から夏休み。休み明けに韓国ソウルへ。日韓関係が悪化しているこのタイミングですからネ。チョット気が重い。今回は徴用工の賠償問題が発火点。どう弁明してもホワイト問題は後出しジャンケンです。5年前、慰安婦の女性人権と竹島の領土問題で不仲な時期がありました。あの時は前米国大統領が火消役になってくれました。今回はどうでしょうか。いまの処、その気はなさそうです。ツイッターでは日韓はトランプ家の“愛犬”のようですから、“飼い主”として一役かってほしいですネ。
隣国の宿命 イギリスとフランスに学ぼう ↓↓↓
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今朝、TV各局は“ベストカップル”の話題で持ちきりでした。ご両人の共通項の一つが同じ人物を敬愛しているとか。インド独立の父・マハトマ・ガンディーです。
狂信的なヒンズー教徒の凶弾に倒れたガンディー(享年78歳)。5回もノーベル平和賞候補になりながら一度も受賞しなかった。偉大な思想家。彼の思想や思考が端的に表わされているとされる超有名な言葉が『七つの社会的罪』です。すなわち…。
「理念なき政治」(Politics without Principle)
「労働なき富」(Wealth Without Work)
「良心なき快楽」(Pleasure Without Conscience)
「人格なき学識」(Knowledge without Character)
「道徳なき商業」(Commerce without Morality)
「人間性なき科学」(Science without Humanity)
「献身なき信仰」(Worship without Sacrifice)
ガンディーの遺灰は遺言でガンジス川に流された。その場に建つ慰霊碑にこの言葉が刻まれています。
詳しくは ことらへ ↓↓↓
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昨日、メジャータイトルの一つ、全英女子ゴルフ選手権で優勝した20歳の日本人女性。渋野日向子さんの会見。気負いのない自然体。笑顔のステキな若者でした。そして、今日、政界の若武者。小泉進次郎氏と滝川クリステルさんの結婚&妊娠発表。いいニュースが続いてます。
父譲りの分り易さ。鋭い視点。割裂の効いた発言と内容。混沌とした日本の将来を背負っていける数少ない政治家の一人。美男美女の結婚と懐妊。おめでとうございます。
世間がヒトを評価する時、二つのキーワード「信頼」と「尊敬」。信頼できないヒトは信用も尊敬もできない。尊敬できないヒトは信用も信頼もできない。長い人生、紆余曲折があるに違いない。が、信頼と尊敬を大切に、父を見習いブレない政治家になって欲しい。
■8月10日(土)14:15~15:00
A12 意識しよう!足・骨盤・背中
~バランス&コーディネーションの再教育~
by ソンス・カン(Sung-Su Kang)
■8月11日(日)10:15~12:00
B22 サイコロジカル・ムーブネント
~水中ゲームでの身体バラン力向上~
by ジェウォン・パク(Je-Won Park)
■8月12日(月)10:15~12:00
B32 アクア・ゼンダンス
~タイ伝統の姿勢矯正体操~
by ドクタープロパス(Dr.Prepas Pothongsun)
国内総会はお神輿を担ぐ夏祭りに似ています。ヒトには、それぞれの適性があります。それぞれ役目があります。どのヒトも立派に役に立っている。そのヒトがソコにいなければお神輿は担げません。
国内総会の講師陣はグループ別に選抜します。事前に認定者向けアンケート調査を行い、それを基に選抜します。そして、運営実施するスタッフは講師を選んだヒトの中から希望者を募ります。中には講師を引き受けた上にスタッフとしても応募するヒトもいます。国内総会は講師とスタッフと受講者が三位一体となりアクアエクササイズの普及向上を図るのが目的です。エネルギッシュな3日間です。講座によっては定員に達したものもありますが、まだ受講可能な講座もあります。いま直ぐお申込みください。
お申し込みは ここから ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/aq_therapy2019
2014年11月。リオン(フランス)で10年ぶりに再会しまた。楽しい会話で親交を深めました。数年後、喉頭がんの外科手術。声帯摘出。筆談になったと聞き知りました。貴重な再会となりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。享年84歳。合掌。
詳しくは こちらへ ↓↓↓
https://www.aqua-adi.co.jp/info/39447.html
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