水中は感覚のジャングル!一人でも、グループでも、アクアのツボをしっかり理解していればセルフセラピーケアが出来ます。それには浮力や抵抗等、アクアの特性を熟知し、身体感覚を磨いてゆくことが第一。水中でしか感じることが出来ない動き、感覚、気づきを与え、脳と身体のコミュニケーションを覚醒。アクアセラピーでは段階的、漸進的なアプローチ、見極めが肝。指導者の創造力は想像力と感動から。さぁ、あなたの感性をフル稼働!
身体の急激な変化と不安定なメンタル環境にさらされる妊娠中の女性に、アイチは是非ともオススメしたいプログラムです。様々な不定愁訴の予防改善や、バランスをはじめとした身体コントロールの向上はもちろん、「よいお産」と「楽しい子育て」の準備ができるアイチの応用編をご紹介します。
WATSU は陸上では味わえない包みこまれた解放感と安心感がありす。この心地良さを誰でも伝えられるようシンプルな動きにしました。始めはヌードルなどの浮揚具のサポートを貰い、ポジション(支え方)は変えずに宝物の相手(レシーバー)と水の中でワルツを踊るように動くのが目標。悩まず考えず二人で一緒に瞑想タイム。WATSU は相手を手で動かすのではありません。ご自身(ギバー)の体幹の動き、バイブレーションを手や足を通して伝える同調の動きです。そして私が学んでいるレッシュ理論と融合もしていきます。相手のタイプも分かるかも?お互いを認め合い思いやるWATSU の世界を楽しんでください。
今年前半の生活の変化によって再開後に多く聞かれたのが、身体機能の低下や慢性運動器疾患の悪化でした。実際に様々な動作を見てみると過緊張を起こしている部位や使えていない部位が目立ち、水中では弛緩から緊張への切り替えがスムーズに出来ないケースが目立ちました。この切り替えやバランスをスムーズに引き出すにはどうしていったら良いのかを、従来の様々なメソッドを参考に考えたものを発表させていただきます。
シニアにとって「浮力」は、日頃の関節痛やカラダの重さだるさから解放してくれる魔法のクスリのような存在です。日常生活では、なかなかできない動作(大股で歩いたり、跳んだり、跳ねたりなど)も水の中では容易にできるので、運動効果も大いに期待できます。さらにカラフルなバランスリングやヌードルを使うと、不思議なぐらい表情が明るく元気になります。今回は、そんな皆大好きな浮き具を使った、体幹トレーニング、筋トレ、脳トレ、有酸素運動(エンジュランス)の安全で効果的な活用法を楽しくご紹介します!
関節リウマチの患者は人口の0.6~1%を占める身近な疾患です。「変形が変形を呼ぶ」と言われ、関節の破壊が日常生活に負担を掛けます。患者の水中運動の会「水中お散歩クラブ」では、「歩く力は、生きる力!」をテーマに機能を正しく使い、維持するための水中運動を追い続けてきました。院長先生の理解のもと16 年間事故なく継続し、一人ひとり違う症状の中で参加者が満足してきた水中運動を例としてご紹介致します。
今回、ご紹介させて頂くプログラムは泳ぐ動作を意識したプログラム『スイムナスティックス』です。水泳は四泳法を泳ぐと全身の筋肉を使えると言われています。『直接的』『分解的』『間接的』そして『デフォルメ』3つのアプローチと1つのテクニックで泳ぎの要素を取り込み、泳いだ時と同じ全身運動とQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上を目指していきます。QOLを上げるには、続ける事が大切で、続けるためには楽しくなくては続かない。 『あっという間だった』が目標です!!
カラダを知り、水を動かす肋骨、肩甲骨、骨盤を正しいポジションで動かすことにより、効果的なエクササイズに!!腹斜筋、前鋸筋、多裂筋、腹横筋、内転筋、骨盤底筋群を効果的に水の中で動かしていきます。単純でありきたりのアクアの動作が、ターゲットとする筋肉へ刺激が入ると、今までの動きが新しいものへと変化してくるはずです。トレーニングの要素を取り入れたパワーアクアをお楽しみください。
スパイラルは「らせん状」という意味合いがあり、運動は「ねじるツイスト」動作をイメージされますが、この講座では「斜めに走行している筋肉」に意識を持ち活用させる方法です。実は人の筋肉は「ほぼ斜めに付着」しているのです。歩く動作でさえ全て斜め走行の筋肉を使用しているといっても過言ではないのです。有酸素運動として、より多くの筋肉を活躍させるシンプルなアクア動作の効果を意識改革していきましょう。
現在日本は「世界一の長寿国」となり、年齢層では団塊の世代(70歳前後)とその子供の世代(45歳前後)の人口が多い状況です。したがってアクアに参加されるお客様・そしてクラブの会員自体も、70歳代が多いと思われます。今後アクアをもっと盛り上げていくには、次に多い40歳前後の方に参加・継続していただきたいです。そのためにはアクア特有の「運動した実感」と「運動効果」を感じることが大切であり、そのようなプログラムの工夫とプロモーションが必要だと私は考えます。今回はそれを皆様と一緒に考えていきたいと思います。
働く形がクローズアップされ易いですが、AI や凄まじい進化と変化を遂げるテクノロジーの台頭で、人間の生き方や価値観そのものが変わる時代になります。机上講義では時代の大きな変化に『我々フィットネスインストラクターはどの様に向き合えば良いのか?』という話をさせて戴き、そこから『どうして行けば良いか?』を一緒に考えていく『考え・創造していく会』にしたいと思います。実技講座では私自身が最も拘るプログラミングを最大限に駆使し新時代に適応出来る様に日々悩み考案し続けているアクアダンスをご披露させて戴きます。
コロナ禍で、私達を取り巻く環境は大きく変化しました。私自身、公共施設で行っていたプログラムは半年以上「休講」が続き未だ再開の目処はたっていませんし、民間のスポーツクラブのレッスンは2本だったレッスンは1本に、45分だったクラスは30分に・・・と縮小傾向です。残念な気持ちはもちろんありますが、少ないレッスン数、短い時間の中で、ゲストに満足して頂くためにはどのようなレッスンを提供したらよいのか、改めて考える良いチャンスだと考えます。ゲストのニーズ、指導者として提供したいことを、明確にして、優先順位を決め、効率良く伝わる順序を予め考えておけば、短時間のプログラムでも充分!新しい時代のアクアを成功させましょう。
継続教育点数 AEA/ATRI/WATSU 各8.0点づつ
コロナ感染予防対策処置
日 程 | ■Therapy 12月5日(土) ■Fitness 12月6日(日) |
会 場 | セミナープラス南町田 (東京都町田市) |
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受講費用 | 【認定者A/B】(+税) A:AEA/ATRI/WATSU B:ADI/HYDRO/AiChi 1日間 14,000円/15,000円 2日間 27,000円/29,000円 【一般者】(+税) 1日間 16,000円 2日間 31,000円 |
定 員 | @25名/講座コロナ感染予防対策処置 |
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AD研、今年最後のイベント『アクアトップ』(12月5-6日)が無事終了しました。12月5日(土)はアクアセラピー部門、翌日、6日(日)はアクアフィットネス部門。国内外で実力が高く評価されているトップのアクアインストラクターたち。見ごたのある講座内容でした。
アクアエクササイズの進歩と変化を伝えよう。トップのインストラクターのモティベーションを高めよう。過去と未来のアクアの指針をしめそう。トレンドの行方を模索しよう。そんな考えて国内総会が始まりました。フィットネス部門とセラピー部門を隔年毎に行ってきました。しかし、今年は停止。何故ならば、会場提供でご協力いただいていた事業体が施設老朽化が全面改修。加えて、この世界的なコロナパンダミックスです。何もかもがキャンセル。が、これから先のAfterコロナ時代を見据えて、新しい国内総会の在り方を考えよう。その一つとして企画したのが今回の『アクアトップ』です。
Withコロナのいま、ご参加して頂いた方々へ。講師を引き受けてくれた方々へ。心から感謝。ありがとうございました。ぜひ、ご感想やらご意見をお聞かせください。
一月上旬の寒気吹き抜ける、教室の換気の中、北風をも吹き飛ばす参加者皆様の情熱目力は、純粋で真っすぐな学ぶ意欲そのものでした。
一日目のアクアトップ、誠にありがとうございました。
眼とはこんなにも語るものか、と感ずるほど、普段より数段多くの表情、メッセージを皆様の眼から受け取りました。今回の私の講座 アクアペディア(アクア百科事典)はわずかな重量や浮揚具から変化する、足裏、体幹バランスなど、かなり集中し、感覚を研ぎ澄まさないと、さっぱりちんぷんかんぷんな、意味不明の講座になりかねない、正に目に見えない感性に訴える内容でした。構想の段階から、どの順番で、どのくらいずつ刺激を増やしたり、変化させるべきか、火加減、さじ加減を吟味するのが難儀でした。伝える側、受け取る側、ギバー、レシーバーのコミュニケーション、意思疎通能力が非常に要求されるものだったと思います。受け取る側の参加者の皆様の感性と想像力が鮮明に発揮された瞬間でした。
本来であれば、パーソナルレッスンのようにお一人、お一人に事細かく姿勢、アライメントをチェック、誘導して差し上げて、精度を高めたかったです。
しかし、講座終了後の多くの皆様からのご感想、ご反応、ご質問から私の想像以上の手ごたえ、感覚、気づきがあったことを大変嬉しく思いました。
アクアセラピーは一見、非効率で、ゆっくりで退屈な、ハエがとまりそうな平安朝と誤解されがちですが、実は、私達人間が持って生まれた素晴らしい能力です。特にアジアや、日本人はその能力に優れ、生活の至る所に、作法やたしなみ、奥義として脈々と受け継いできた世界屈指の芸術、技術、武術です。使わなければ、研ぎ澄まさなければ、簡単に衰え、劣化してしまう、貴重で、繊細な生ものです。
デリケートな味覚、高度な音色を聴き分ける聴覚のように、生活のすべての動作の中に触覚の宇宙を探す努力。これが水中(水宙)では更に崇高なクオリティに導いてくれる好環境となります。
5分、10分だけからで大丈夫ですから、一度全てを止め、高感度のセンサーをフル稼働する大切な時間を用意してみましょう。少しずつ習慣づけることが、必ず、全身に変化をもたらしてゆきます。
身体の使い方が変われば、考え方が、そして、生き方、人生そのものがより良く変化してゆきます。
最終的にこころと身体が喜ぶ豊かな日々が紡がれてゆくことでしょう。
また、素敵な笑顔の皆様と学びあえる日を楽しみに、努力精進して参ります。
どうぞ、お健やかに穏やかでこころ安らぐ日々を過ごされますように。
アクアダイナミックス研究所、今野先生を始め、全てをお支えくださいました、先生方、スタッフのお一人、お一人、事業者の皆様に心から深く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
筒井美恵 拝
中野 直子【Facebookより】
~リウマチ患者の水中運動~
「リウマチ患者に、もっとプールに来て欲しい!」
「水中お散歩クラブ」に参加される患者様がおっしゃいます。プールは「痛みを忘れる時間。
12/5~12/6に開催される≪AQUA TOP(セラピー部門)≫にお声がかかり、16年間継続してきたリウマチ患者の水中運動の実際を発表致します。今回の発表には、私たち運動指導者や家族が知っておきたい関節リウマチについて、リウマチ内科の福間クリニック院長先生が「リウマチ教室」の内容を惜しみなく提供してくださっています。また、「水中お散歩クラブ」に参加される患者の皆さまも「リウマチ患者が、もっと水中運動に来て欲しい!」との思いで協力してくださいました。
安全第一、そして効果がある水中運動を、まだまだ模索し続けています。現在行っている内容は、コンディショニングだけでなく、生きる為に必要な「歩行動作」を維持するための、筋肉や神経の促通、そして、家族にも分かってもらえない痛みに向き合ってきた仲間との楽しい時間「痛みを忘れる時間」づくりも大切にした内容です
AD研究所7月4-5日(土日)開催の『アクアトップ』の実施内容他を打ち合わせました。例年の国内総会では実施経験者まがりなのですが、今回は原則、内部スタッフで取り仕切ります。配置や手配その他の細々として手順を話し合いました。
|原 恵|高沼麻奈美|菊池恵理子|山本彩海|中山紀子|遠藤久恵|今野容子|
今年、本来ならアクアフィットネス国内総会の年です。が、長年、会場として施設を使わせて頂いてきた田園スイミングスクール様が立て替えで使用できません。そこで、こんな事したいネ…とスタッフで話し合ったのがこの企画。伝統&実績のあるAEAジャパンとATRIジャパン、それぞれトップ6人を招聘。居ながらにして今の日本でのアクア事情を学ぶ。そんな贅沢な一日です。皆さんと一緒に明日の未来を探しましょう。