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facebook journal  2020年09月より  2020.09.30


■ AD研初のZOOM会議 withコロナ時代の各種養成の指針 20/09/27

今夜、AD研各種養成コースの教育担当者各位と初のZoom会議。コロナパンダミックスで今年の養成コースはほとんど延期か中止。さて来年からはどうするか。これまで通りとは行かない。どこをどう変えればイイのか。日々悩んでます。その一端を今夜、参加者に説明したいと思っています。
今夜、私が話す事は3つ。すなわち…
●コロナパンダミックスで世界は変わる。どう変わるのか。
●養成コース教育担当者(トレーナー)の本質。時代が変わろうとも本質は変わらない。そのワケは…。
●これからの日本。人生100年時代へ。二人に一人が50歳台へ。四人に一人が75歳台へ。
さて、アクアはどう変わる。これからのアクアを考えます。
初めてのZoom会議ホスト役。周囲のスタッフに助けられています。今夜、無事終了しますように…。

■ 泳ぎがダメならウォーキングへ 見坂鉄球の魔力 20/09/24

 
過日の術後検診。いつから泳げますか…とドクターへ訊いてみた。「プールですか…」「当分ムリですネ…」との返事。プール水は“雑菌”だらけ。感染したら一大事とのこと。「のんびりゆっくり散歩から始めてはどうですか」と提案された。確かに大腸の一部とは言え削除しているワケですから、その分、体バランスが微妙に崩れている。散歩から始めようと気持ちを切り替えました。
そして、ピーンッと来た。“美坂式鉄球”を使おう…と。実は、半世紀前、鬼才、故美坂駿文先生(元日大教授)が考案した大中小の3点セットの魔法の鉄球。これを多種多様に使った軽量運動振動法。当時、一世風靡した。最小の鉄球は0.5キロ。歩きながら両手を振り“お手玉”に似た振動を繰り返す。これがバランスを崩れを修正してくれる。泳ぎがダメならバランス歩行を日課にします。
さて、時代は米ソ冷戦時代。ドイツはベルリンの壁で東西分断されていた。“少数精鋭”の小国東ドイツは水泳王国。次々スーパースターが誕生。秘密主義で少年少女の育成法は“謎”。第1回世界水泳(1973年/ベオグラード大会)のオプションツアーに加わり、ベルリンの東側へ。初心者水泳指導員らと懇談。ランチタイムを中抜けして本屋へ。水泳指導教法を探し出しました。得意満面で帰国。。
その後『東ドイツ水泳強化の秘密」と題して連載寄稿。何と東ドイツの少年少女だちの陸トレはどこか美坂式軽量運動振動法に似ていたのです。次に超有名な日本才能教育協会から講演依頼。「頭のよくなる泳ぎ方」と題したスピーチしました。同協会理事にはヴァイオリン教育の鈴木 鎮一先生や心理学の多胡輝先生など蒼々たる面々。同協会メンバーの多くは子育て熱心なセレブの奥様たち。冷や汗タラタラ…。水泳を習うと乳幼児の頭が良くします…と力説しました。
あんな時代は二度とないでしょう。が、ドクターから泳げる許可を頂ける間、当時を思い出し、小鉄球で“頭の良くなる歩き方”をしてみます。勿論、この歳ですから“奇跡”が起きても決して頭が良くなる事はありえません。悪しからず…。

■ 日本のTVCM 15秒で解るGO To Japanのホンネ 20/09/21

 
何気なく見ているTVコマーシャル。10〜15分間隔でほぼ3分。1本15秒の尺。3分で計12本。15秒の中にオーナーの目的と期待が見える。日本の特徴は出演者が俳優など芸能人。海外の映画スターもいる。自国ではTVコマシャーには出演しない有名人もいる。金の力は恐ろし…。
一方、儒教文化の影響なのか…韓国とタイのTVコマシャーの中にはストーリー性のあるほのぼのとした15秒のドラマがよく見かける。広告はその国の文化そのもの。たった15秒の中にその会社なりオーナーの文化が見えて来ます。

■ アミューズメントパークのルーツが意味すること 20/09/17

 
米・ディズニー、従業員10万人解雇.。東京ディズニーはパート従業員4000人カット。大阪USJも数1000人のパード従業員を解雇。個人消費を直撃したコロナパンダミックス。経営影響が極端に悪化した。ホテルやテーマパークは個人消費(飲み・食い・買い・遊び・動く)の象徴です。が、一旦失った個人消費は容易には戻らない。世界規模で展開していた一大レジャー事業のトップたちは需要は容易に戻らい…。そう判断したのでしょう。
一方で今朝のCNNニュース。テーマパークのルーツともいえる米フロリダ「ブッシュガーデン」は回復の兆しが見えてきたと報じてます。フロリダ半島の中央部にある。多様なエンターテイメントに加えアフリカ系動物園と合体運営。アフリカ歴史文化の展示類が豊富。何と言っても一日で全て楽しめる手軽さ。「現実」の世界を楽しませるブッシュガーデン。「幻想」の世界を楽しませるディスニーランド。豪華絢爛で桁違いの規模を誇るディズニー。実はブッシュガーテンの創立者アンヘーザー・ブッシュは実業家。私財を投じて始めた。ディズニーランドの創立者ウォルト・ディズニーとは知り合い。グランドオプニングに招かれた彼はショックを受けた。ウソがホントか「コレはおいしいビジネスになる」と直感したとか…。目で見える現実の世界を追及したブッシュガーテンのコンセプト。一方、目に見えない幻想の世界を追及したディズニーランドのコンセプト。現実(文化)と幻想(ファンタジー)の違い。その後の事業展開が大きく異なった。手を広げず地味に「質」を追及したブッシュガーデン。世界中に手を広げ派手に「量」を追及したディスニーランド。
先が観えないWithコロナ時代。カルチェア(現実)かファンタジー(幻想)か。質か量か。悩ましい問題です。

■ 腐ったミンゴの意味 20/09/16

 
過日(9月8日)、FBで触れた大病院の看護婦さん。幼い頃(小学1~3年生)、私が当時勤務していたキンダークラブ鶴見の短期水泳教室のメンバーだった話し。その記事を読んだ当時の部下からデンワ。「あの頃、コンノさんもクレジーでしたが、短期担当のフジムラさんもそうとうクレジーでしたね」「この話を知ったら僕らの何倍も嬉しがったことでしょうね」と潤んだ声でした。
フジムラさんは曲がった事が大嫌い。一旦言い出すと中々変えない。強情で頑固モノ。責任感が人一倍強い。“メンドクサイ”と陰口を言う同僚もいましたが、上司として私は彼に頼りきっていました。キンダー名物、立位での朝礼。「水泳は安全だか気を抜くと大事故になる」「一人でも気を抜くと台無しだ。」「“腐ったリンゴ”になるな」が口癖でした。
リンゴ箱の中に腐ったリンゴが1個があると、箱全体が腐ってるイメージになる。新鮮が売りのリンゴの価値が下がる。自分だけなら”大丈夫”と気を抜くな。全体に影響する。そんな訓示を毎朝言いていました。
その藤村貢利さんは昨年12月14日他界。享年64歳。「キンダークラブはいいクラブだから…」と看護婦さんのお母さんの言っていた言葉。聞かせなかった。さぞ誇り高く思ったことでしょう。リンゴは1個も腐ってはいなかった証拠です。

実はグアムキャンプでのオープンウォーターでの遠泳。あの“赤ブン”は藤村さんのアイディアです。反対意見が多かったのですが、ガンとして許らず。押しとりました。泳ぐ距離は短ったのですが、事故なく、安全に万全の準備をしました。彼は高校時代、水球の選手でした。だから“赤フン”に拘ったのではないか…と思います。今となれば貴重な思い出です。

■ 学びを止めない ヤル気を削がない 20/09/12

 
前半の糖尿病改善のための「教育入院」。糖尿病とはどのような病気なのか。合併症へのプロセス。その恐ろしさなど…。平日午前中に病院関係者が日替わりにで講師となる。2時単位。生活習慣病を構成する4つのファクター。つまり、食事・睡眠・運動・ストレスの基礎知識。そして、最も重要な血糖コントロークの仕方などをスタンプラリー形式で行う。社会的距離を確保。日々、20人前後。両親か祖父母世代の人々(患者)を前に年若い世代(講師)が話すのですから上手下手がある。
環境や状況は違えども、私たちの世界(アクア)へ“置き換え”て考えてみる。勉強になりました。例えば、内容が良くても、相手に伝わるか否か。人々が知りない事は何か。実行してくれるか否か。など…。ややもすると話している自分自身や内容に“酔い”、相手の為ではなく自分の為の話しているのではないか。時に冷静に自分自信を見つめてみなければなりません。指導の5つのレベルを見直し、今、どの辺にあるのかを知る。例えば…。
 

|学習|思考|観察|感性|創造|

 
さて、毎日食べた“病院食”。一日三食で計1600キロカロリー。初めは糖分が頭に回らなずフラフラ。私の場合、大の甘党。日々、間食が主食のようなデタラメな食生活でしたから…。が、次第にバランスのとれた低カロリーの食生活に慣れていきました。ヒトの不思議さを感じます。ある時から急に食事が旨くなった。体が軽くなりました。イイ経験をしました。

■ 鶴見川はロンドン郊外テイムズ川と似ている 20-09-11

一夏過ごした大病院。済生会横浜東部病院。私の病室は7階西棟。眼下に鶴見川がよく見えます。川向こうには川崎駅と武蔵小杉駅の高層ビル群。そして、朝晩、河川敷をウォーキングするヒト。ジョギングするヒト。昼はロード車でサイクリングするヒト。そして、週末にはボート。一人乗り、二人乗り、四人乗り。優雅にボートを漕ぐヒト。鶴見川の風景も結構イイものです。英国ロンドン郊外のテイムズ川にどこか似ています。
起床時、三度の食事時、そして就寝時、日に5回、ガムを噛みながら病棟内をくまなく散歩。こうすることで腸の働きが格段に良くなるらしい。
さて、入院時は安倍総理の体調不良。辞任。一気に政局が動き出す。権力収奪戦。疑似的な野党の権力闘争は“茶番劇”。海外に目を向けると、押し迫った米国大統領選。根強い人気の“隠れ”トランプが優勢(?) 一方、IOC会長もWHO事務職長もいつの間にか“お役御免”で退陣辞。人事一新。東京オリンピック開催はもはや“幻”と化しています。延期&中止費用は誰が払うのか。責任の所在が未だ曖昧なまま、無言の幕引きが迫っています。S
この間、国内外がリーダーの顔ぶれが一新。Withコロナの時代、どう変わるのか。
鶴見川の流域は長い。全長42キロ。源流は東京都町田市。鶴見からだと往復84キロ。一日サイクリングの旅です。10年前までは2~3ヶ月に一度、源流まで行った。大きい握り飯2個。水筒2つ。途中、名物だんご屋に立ち寄るのが楽しみでした。鶴見川の流域は長い。全長42キロ。源流は東京都町田市。鶴見からだと往復84キロ。一日サイクリングの旅です。10年前までは2~3ヶ月に一度、源流まで行った。大きい握り飯2個。水筒2つ。途中、名物だんご屋に立ち寄るのが楽しみでした。

■ Withコロナ時代の3つのキーワード 20/09/09

毎晩、就寝までTV-NHK-BSを観ました。面白かったのは、国際的知識人へのロングインタビュー番組(再放送)。Withコロナ時代の展望やパンダミックで世界はどう変わるか…。彼らはどう見てるか…。
当然、彼らは語彙が豊富。が…、本音は言わない。抽象的な表現が多い。もしかして、彼らの知性を以てしても正直「未来までは解らない」のが本心なのかも知れません。私なりに感じた彼らの見方の共通性は3つ。つまり…
 

|単純(Simple)|質素(Frugality)|節制(Moderation)|

 
先が見えないWithコロナ時代、物事を複雑に考えない。身の丈で生きる。背伸びしない。そして、悩んだら良心に問う。そんな印象を得ました。
民放TV番組は詰まらない。先がないのでは…。危機的印象を強く受けました。コピー番組が多い。例えば、物知りタレントの雑学クイズ番組。“ヤバイ”と“チョウ~”を連呼するだけ食レポ。ローカルバスを乗り継ぐだけのスポットツア。どれも同じ、創造性なし。二流芸人の寄せ集め。ヤッツケ仕事。企画や予算など番組背景が透けて見えてきます。ある意味、今の日本を象徴しているように感じました。同質性の中から成長するエネルギーは決して生じない。

■ ちょっとイイ話 キンダークラブ鶴見 20/09/08 2

私が一夏過ごした大病院。病床数550。鶴見川沿線にある済生会横浜東部病院。今年で開設100周年とか。素晴らしい病院です。
そして嬉しい事がありました。担当してくれた外科病棟の看護師さんの一人。雑談の中で「コンノさんは元気ですね…日頃何がしているのですか?」と…。水泳が“日課”だと言うと、何と、小学低学年の時(下野谷小)、キンダークラブ鶴見(アクア鶴見→サバス鶴見)の夏季短期水泳教室に通っていた…と言うのです。ビックリ…。実は昔、私はキンダークラブのヘッドコーチとして15年勤務していました。世間は狭い…。
下野谷は鶴見駅東口です。キンダークラブは西口。中央に首都圏の大動脈JR京浜東北線がある。当時は名物“開かずの踏切”があった。幼い子供にとっては横断が大変だったことでしょう。東口にも別のスイミングスクールがあったが、「キンダーは“いいクラブ”だから…」と母が言っていたとか。彼女は母子家庭(看護師)で育ったらしい。自然に母の職業を目指したとか。嬉しかった。涙が出そうになりました。
起床6:00。朝食7:30→昼食12:30→夕食18:30。消灯22:00。午前中は談話室で新聞・雑誌類に目を通す。午後は読書。健康学と栄養学の中辞典を持参。手あたり次第に読みました。当然ですが、知っているつもりの知識は実はいい加減で、解釈が曖昧だったり、間違っていたり。痛感しました。

■人生の3つの基本ルール 20/09/08

「ガン告知」で始まった私のWithコロナの夏。大腸ガン。先ずは持病(糖尿病)の改善が最優先。血糖値が高いと外科手術はムリだからです。次に手術へ向け、様々な精密検査を経て、いよいよオペ。大腸の一部を切除。結構、時間を要したようです。が、術後は順調に回復しました。万事良好。昨日退院しました。元気です。
前半は糖尿病。後半は消化器外科。二度の入退院でお世話になった医療関係者の方々。自分の事のように親身になって心配してくれた友人知人たち。そして、事務所を懸命に守ってくれたAD研スタッフ。暖かく支えてくれた家人。皆さんへ心から感謝。ありがとうございました。
さて、大人になってから一夏丸々、病室でのんびり過ごしました。エアコン、シャワー、トイレ、TV(BS可)完備。ちょっとしたビジネスホテル並みの快適な個室。充実した日々でした。生涯二度とないでしょう。これもコロナパンダミックスがあったればこそ…。時に人生には想いもよらぬ出来事が起きるものです。
人生で起こる事は全て「必然」。偶然で起こる事ない。そして、人生で起こる事は全て「必要」。不必要な事は起こらない。そして、そして、全て「ベスト」のタイミングで起こる。人生の3つの基本ルール。何事も素直に受け入れる。否定なし。後悔なし。そうすれば「道」は必ず開ける。先人たちの教えです。
取り急ぎ、私のWithコロナの夏、無事終了です。これからも明るく、元気に、粘り強く、頑張って生きます。どうぞよろしく。


 



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