■ IAFC(国際総会)今年はリアル&リモートへ 21/03/29
|日本人講師3名|3月21日|リモート・デモの撮影|終了|lショートデモでハイライトをピックアップ|
講師|原 恵|田沼栄一|大貫那知子|(敬称略/撮影順)
■ 二つのステップの意味 21/03/28
昨夜、WOWOW邦画『ステップ』を見ました。同名の小説(重松清著)の映画化。幼い娘を残され、妻に先立たれたシングルファーザーの物語。目頭が熱くなりました。
妻が先立ってから1年。1歳半の幼娘の美紀(田中里念)と再出発を決意した健一(山田孝之)。彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描いた感動作です。仕事と育児の両立に悩みながらも成長していく10年間。周りの人に支えられながら子に愛情をそそぐ「普通の毎日」。そこに共感。日常の何気ない場面で、家族の大切さを痛感しました。監督by飯塚健。
英語の“Step”には「順序」の意味の他に血縁でない親子など「疑似」の意味があります。この映画は二つの意味が込められているように感じました。主人公の妻の急死、10年後に離婚歴のある男女の出会い。先妻と娘との段階的な正しい受け入れの仕方。義父母との正しい付き合い方。決して急がず、ムリしない。大人として我慢の仕方。正しい絆と順序を学びました。
■ 南米チリの思い出 2つのパンの味 21/03/24
最近のゲノム研究によると人類がアフリカを出たのが20万年前。その後「アフリカ系統」と「ユーラシア系統」の2つに分かれたらしい。ユーラシア系統がアジア経由で新大陸へ。南米最南端のパタゴニアに到達したのは1.4万年前。何と長い旅だった事か…。マヤ文明は2000年栄え、滅んだ。滅んだ理由は諸説あるが、有力なのは気候変動らしい。マヤ文明最南端(チリ)のマプチェ族をスペイン人が亡ぼしたアラウコ戦争(1552年)。その後、スペインから独立したのは1818年。チリは国土が長いだけではない。スペインからの長い独立運動がある。今ではチリワインが世界的に有名ですが、関ヶ原で使われた火縄銃の火薬はチリ産だったことはあまり知られていません。
縁があり、チリに2度招かれた。思い出に残る食べ物はパン。首都サンチャゴには南米一のサンドウイッチ店がある。ふわふわでモチモチした生地。そして田舎料理「オンセ」。こちらは素朴な素焼きでちょっと固めなパン。天然トマトを石打でつぶした汁に付けて食べる。トマトに岩塩を加えただけ。トロトロになるまで長時間コネ上げる。噛めば噛むほど複雑な味がする。シンプルだが実に旨い。あの味が懐かしい。興味のある方は以下をお読みください。
南米チリ 3Wの国へ 2014.10.09
南米チリ パタゴニア他 アイチトレーナーズ講習会 2016.12.20
■ この人がいたから今がある日本を世界へ紹介 21/03/30
|日本人初のIAFC講師たち|勇気と実力が評判を上げた|感謝|
どの世界にも今があるのはあのヒトたちがいたからだ…と言える運命のヒトがいます。
生まれながらの運の良さ。物怖じしない度胸。そして何よりも国際レベルの実力。三拍子備わったヒト。アクアにもこの日本人3名がいた。1993~2000年頃です。
どこにでもあるフェースタオルを使い、フォークダンス的なアクアを広めた青木美樹さん。両手に持ったアクアシューズで複雑な水中ダンスを表現した若林叔子さん。そして。左右横方向へのストレッチ的なステップ動作をした矢野真弓さん。いずれも今では世界中に広まっています。コレは私のオリジナリティーだと自慢するヒトがいる。が、いずれもインチキ。この3名が本物の創案者です。豊かな思考と柔軟な頭の閃きがこの日本から世界へ発信されたのです。その後、毎年、次々と日本人プレゼンターが選ばれるようになりました。今があるのはこの3名の閃きがあったからです。
◎IAFC 日本の歩み 日本人プレゼンター