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2012~13年度国際セラピー総会(ATS)【終了】

講習会コード:ATS 2012

World’s Largest

Multidisciplinary Aquatic

Therapy Event!

アクアセラピーの世界一周 5日間の旅
人口高齢化と機能改善&予防のガイドラインがわかる

International Aquatic Therapy Symposium
2012  June 26-30, Ft.Myers, FL, USA

パンフレット(English)こちらへ

Sanibel Harbour Marriott Resort Ft.Myers, FL, USA

日本代表プレゼンター

筒井美恵(つつい・みえ)
■東京都
■フリー
語学力を活かして東京アメリカンクラブ他でグループ&パーソナルでアクア指導。特異なシニアー向けアクアファノロジーは国内外で高く評価されている。アクア指導歴16年。スイミング指導歴16年。ADI&ATRI/AEA/HYDRO認定指導者。ATS’08(Ft.Myers)日本代表講師。2回目。

Tuesday, June 26
Aging Fitness  by  Mie Tsutsui

 

田中義懸(たなか・よしけん)
■神奈川県 
■気功整体士/スポーツゴア支配人
スイミングスクール創成期から競泳コーチとして活躍。プロアスリートのリハビリ治療に貢献。独自の水陸兼用の気功体操を考案。アクア指導歴25年。スイミング指導歴30年。ADI&WATSU/HYDRO認定指導者。ATS’99/’01/’08/’10(Ft.Myers)日本代表講師。5回目

Thursday, June 28
Qi Gong  by  Yoshiken Tanaka

 

 
     
     

アクア コース概要

日 程 2012年6月25日~7月1日(5泊7日間) 会 場 Sanibel Harbour Marriott Resort
Ft.Myers, FL, USA
定 員 男性2名 女性3名 計5名 特 典 継続教育点数
[アクア]AEA 15.0  
[セラピー]ATRI 15.0  
[ワッツ]WATSU 15.0
共 催 Aquatic Therapy & Rehab Institute(ATRI)

すべて税込金額

ATRI/AEA認定者 ¥331,800   一般者 ¥339.150
※東海岸屈指の四つ星リゾート&スパホテル 4日間全12食付き(朝4/昼4/夕4食) 


[ コメント ]

  1. Aqua Dynamics Institute より:

    筒井さんのコメントを読み、感銘しました。

    闘病生活の日々、さぞ大変だったに違いない。そう思いつつも、今回のフロリダ、貴方は立派でした。たまたま同じテープルで食事をご一緒したShinzoさん(長野生まれですがアメリカで35年も暮らしているプロの指圧師)が貴方の一挙一動を観て、「日本にはまだ”大和撫子”がいるだネ」と一言。嬉しそうでした。その通り。同感です。貴方の凛とした立ち振る舞い。立派でした。日本人もまだまだ捨てたモンではない。

    何はともあれ、おめでとう。そして、これからも宜しく。

    今野 純

  2. member より:

    感謝と祈りをこめて…

    もう二度と来られない。夢のように、美しく懐かしむだけだったこの地に、こうして今、私はいるのだ。土砂降りの雨を降らせた真っ黒な雲間から、神々しい眩しい光が差し込み、あたりは言葉では言い表せない光景に生まれ変わりました。

    漢方薬を浸み込ませたガーゼで身体を覆い、ただひたすら熱と痛みに耐え、息をしているだけだった3年前、もう大好きなアクアは出来ないのかなぁ。あまりに急激に変化した体調、人間関係、環境にまったく思考がついていかず、体力ゼロ、記憶も失い、家族をはじめ、まわりのかたがたにすがるように支えて頂かなくては、立つこともままなりませんでした。

    多くの方々に温かな手をさしのべて頂き、少しずつ社会復帰を出来て参りましたが、代表のお話を頂いた時はまだ、大量の漢方薬を煎じ飲んでいる身、とても自信がありませんでした。
    しかし、喉から手が出るほど、行きたい、生きたかった、アクアの友たちの想いが私に力を与えてくれました。このアメリカの地を訪れ、どれだけ多くの指導者が学びたがっているか。私ただ一人の身体ではなく、私はその日本からの魂と想いと共に、日本の熱意と底力を伝えに行く、使命を授かったのだと気付きました。

    中国中医師の協力、今野先生、歴代代表の先生方、かけがえのないアクアファミリーの力強い激励とバックアップ、職場のスタッフ、メンバーの皆様、そして家族…数えきれない方々のお力で日本を旅立ちました。出発日までの連日、激励とお助け旅行グッズの品々には、みなさまのお気持ちが有り難く、涙が止まりませんでした。

    熱い激励を胸に降り立ったフロリダは、バケツをひっくりかえしたような凄まじい豪雨と突風。18
    時間後に発表の私は、嵐と雷の天気予報に”奇跡”を祈りました。
    朝食時に今野先生と中止の際の室内での発表方法を相談し、荒れ狂う海と飛び抜けそうなヤシの木見つめておりました。

    するとどうでしょう、一時間前から雨が止み、暗雲からきらきらと眩しいばかりの太陽があらわれたのです。直前に歓迎オリエンテーションをしていたルースさんも同じ時間にレッスンがあり、終わるや否や共に会場を飛びだしました!プールは暴風でめちゃめちゃでしたが、参加者の方々が寒さに歯をガチガチ言わせながら集まってくださいました。

    もう音楽がかかってしまえばこちらのもの。4年前にご参加下さったリピーターとの再会、今野先生、田中先生のエールも加わり、美恵ワールド、日本の底力爆発!!!です。

    正直なところジャンボジェット機のエンジンの前にいるような、立っていられない位の横風に踏ん張るのがやっとで、リラックスを最重要と言っている自分が、思いっきり歯を食いしばってアイチをしており、本題とは大きくズレ、お花の帽子は桜吹雪のごとく、そこらじゅうに散らばり、参加者の方々は濁流に飲まれそうになりながら必死に踊り、歌い、大爆笑してくださいました。原先生にお借りしたハッピに着替え、祭りが始まるころには、心もうちとけ、まるで嵐を鎮める祈祷のように、和太鼓がフロリダの空に響き渡りました。

    手をつなぎ、輪になり、目をつぶり、一つとなりました。どうかこれからの日々、この楽しんだひと時を思い出してください。温かな手を思い出してください。あなたは一人ではない。私達は一つです。と、うまく通じたか否かは謎ですが、コーラスラインの”one” にたどりつきました。

    歓喜とハグの嵐となりましたが、お互いに悪天候の中サバイバルをくぐり抜け無事に生還できた喜びに近い”絆”が生まれていました。

    まるでアドベンチャー映画のワンシーンのような“奇跡”でしたが、私は、日本からの大きな津波のような祈りがフロリダまで到着したのを身をもって体感いたしました。

    ほんとうに多くの方々に巨大なエネルギーを分け与えて頂いたからこそ、この場に立て、任務を遂行できました。
    こころから、熱く厚く感謝御礼申し上げます。

    ありがとうございました。

    二日目以降はフロリダらしい好天に恵まれ、田中先生は、絶大な人気と支持者に囲まれ、気合いと熱気に満ちた、素晴らしい講座を展開されました。

    不思議なことに、リハビリやヒーリングの講座の先生がたのお話から、聞けば聞くほど日本の伝統文化にたどりつくのです。
    基本的な考え方、間の取り方、物事の進め方、さまざまな事柄に、世界の方々が私たち日本人が置き忘れてきたものを、大切に取り込み、確立していらっしゃるのです。
    雅楽や武術、礼義作法、心の持ちよう、感謝、自然との対話、慈しみ、繊細な感性、深い洞察力と細部に渡るこだわり…それらはみな、私たち日本人が得意として、大事にしていたはずだったものばかりです。
    アクアの世界をもっと、もっと学びたい、そう願って来たはずが、たどりつく答えは、”日本”なのです。私はメーテルリンクの“青い鳥”を思わずにはいられませんでした。

    答えは、自分の中に…

    ルースさんと、今野先生直々に習えるアイチは大ベテランから初心者まで、いっぱいで崇めるように、食い入るように熱心に受講され、アイチの生まれた日本から来た私が引け目を感じてしまうほどです。

    一つ一つの動きを指示しながら、それを人生の困難や喜びと重ね合わせ、身体と心を調和させるだけでなく、より深い魂を揺り動かされる、ルースさんからの言葉の哲学の洗礼は、比べようもない困難を乗り越え辛酸をなめてきた、より高い次元で人々を導く立場の人物としての迫力と、強靭な精神力が、頭からつま先まで沁み渡ってゆく、恐いような感覚を覚えるほどでした。

    “日本にわたしは、何ができる?” 凛としたルースさんの眼からこぼれおちる涙と、絞り出したような投げかけに、息をのみました。

    11月の来日に懸ける並々ならぬ覚悟と意気込み、凄まじい信念が伝わり、背筋が凍るような気迫にルースさんの命がけの想いを感じました。

    アイチにはルースさんの愛と、今野先生の日本の血、気の勢いが混じり合って存在します。
    日本の血が流れる私たちひとりひとりには、世界が求めてやまない濃い大和のこころがドクドクと脈打っているのです。
    そっとこころの叫びに耳を傾け、こころの感ずるところを見ようとすれば、ひとりひとりの求めるこたえ、指針が授かるはずです。

    叶うはずがないと、諦めかけた夢が、未来が、奇跡が起こるのです。

    それは、遠く海を越えたところでなく、すぐ間近、日常のすぐ傍らに存在する、大事な大事な掛け替えのないぬくもりの中に、故郷にあると気づかされました。

    ルースさんが私たちを見たときに、喜んでいただけるような、日本であれねば!と
    こころを引き締めました。

    長くに生意気なことを申し上げましたが、
    深い感銘と、命の洗濯をさせ頂く機会を賜りましたことに
    厚く感謝御礼申し上げます。

    多くの方が再びシンポジウムにご参加になれますよう
    みなさまのご健康と穏やかな幸福を強く強くお祈り申し上げます。

    ありがとうございました。

    筒井美恵 拝

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